やまほら

やまほら

最近の記事

タイ・ベトナム旅行記(7)BTSゴールドラインに乗る

第3日 2023年8月15日(火)その3■BTSシーロム線からゴールドラインへ  フアランポーン駅構内を散策中に8時の国歌を聴いた(ちゃんと気を付けして止まりましたよ)ので、いいかげん朝食を採らねばならない。ということで駅前の店へ。コロナ禍前は外国人で賑わっていたはずだが、すっかり閑散としている。それでもあった洋朝食を選択。  再びMRTブルーラインに乗る。書き忘れていたが、MRTはクレジットカードのタッチ決済が自動改札で使えるようになっているので便利。ラクソンLak

    • タイ・ベトナム旅行記(6)フアランポーン駅

      第3日 2023年8月15日(火)その2■フアランポーン駅へ  バンコクMRTブルーラインの「のの字」の端点ラクソンLAK SONG駅。ここからフアランポーンHua Lamphongまで行けば、前回までに開業していた区間につながり、ブルーライン完乗となる。ついでに、「バンコク中央駅」でなくなったフアランポーン駅を観察することもできるじゃないか。ということに気付き、通勤通学客で混雑するブルーラインに再び乗り込む。  実はこの時まで、バンコク発の列車はすべてクルンテープ=ア

      • 横綱審議委員会稽古総見

         両国国技館で行われた、横綱審議委員会の稽古総見が一般公開されたので行ってきた。主たる目的は、その後に行われる元横綱北勝海(八角親方)の還暦土俵入りである。  公開は7時から行われていたが、稽古を3時間以上見るのもなあ…と家でだらだらしていたので、国技館に着いたのは10時頃。稽古の時間は30分しか残っていなかった。 ■横綱審議委員会稽古総見 ■横綱北勝海還暦土俵入り  還暦土俵入りをするためには、60歳まで存命なのは当然として、協会に残っていなければならないと思われる

        • タイ・ベトナム旅行記(5)バンコク到着

          第3日 2023年8月15日(火)■バンコク新駅到着  アユタヤあたりで目が覚める。それまでも何度か覚めてるけど。ランシットからは電化され、「レッドライン」という近郊電車が走っている。高架になって、ドンムアン。ここまでの駅では、ホームのない通過線を通っていたが、この駅は停車。ここから快走し、終点クルンテープ=アピワットKrung Thep Aphiwatに、5時36分到着。定刻は5時10分着なので、26分遅れだった。 ■MRTブルーラインでラクソンへ  さてどこへ行こ

        タイ・ベトナム旅行記(7)BTSゴールドラインに乗る

          タイ・ベトナム旅行記(4)チェンマイから夜行列車

          第2日 2023年8月14日(月) 承前■52列車 急行 クルンテープアピワット行き  駅構内を歩き回っている間に、車掌が車両ごとのエアコンスイッチを入れて回っていた。そろそろ車内も冷えてきた頃だろうから、乗り込むことにする。  まずは列車編成(丸数字は号車番号。4・8号車は欠車)。 5229   機関車 BFV1112 荷物車 BNS1049 2等寝台車(空調なし) ①ANS1079 2等寝台車(空調あり) ②ANS1033 2等寝台車(空調あり) ③ANS???? 2

          タイ・ベトナム旅行記(4)チェンマイから夜行列車

          タイ・ベトナム旅行記(3)チェンマイ2日目

          第2日 2023年8月14日(月)■朝食  まずは朝食。 ■カオソーイ  食後は部屋でゴロゴロ過ごしてから、チェックアウトを済ませて、荷物を預けて外出。  カオソーイはチェンマイ名物で、カレーラーメンの上に揚げた麺が載っている。食べているうちに、揚げた麺がだんだんへにゃへにゃになって、いろんな感触が楽しめる。初めてチェンマイのフードコートで食べた時にはうまいと思わなかったが、いつのまにか好物になった。この店のものは、あまり辛くないのもよい。  この後は足マッサージを

          タイ・ベトナム旅行記(3)チェンマイ2日目

          タイ・ベトナム旅行記(2)チェンマイ1日目

          2023年8月13日(日)  チェンマイは1994年に始めて来てから4回目ぐらいだが、市内の交通機関に乏しい所である。10年前(もっと前?)に空港と市内を結ぶバスが走り始めたが、コロナ禍で運休。現在は復活に向けて運転士募集中の状態らしいことを、空港の待合室でネット検索。  じゃあタクシーを使うしかない。国内線側のターミナル出口のところの女性に声を掛け、すぐに支持された車に乗る。これが当たり。運転士はお爺さんだが、日本語が話せる。しかも、簡単な会話であればかなりうまい。確か名

          タイ・ベトナム旅行記(2)チェンマイ1日目

          タイ・ベトナム旅行記(1)バンコク経由チェンマイへ

           未完続きだが、新しい記事に進む。8月12日(土)から8月20日(日)までタイとベトナムに行ってきたので、その旅行記。  12日(土)は羽田空港に移動したのみで、13日(日)00時45分発(所定)の日本航空33便でバンコク経由チェンマイへ向かう。ほぼ定刻に出発。 待合室は子供でにぎやかだったので、機内はどうかと思っていたが、さすがにすぐに休んだようだ。私も寝る。  スワンナプーム国際空港には、定刻より19分早く4時41分に到着。日本時間だと6時41分です。  預けた荷物は

          タイ・ベトナム旅行記(1)バンコク経由チェンマイへ

          オーストラリア旅行記(6)ケアンズ空港から市内へ

          4月3日(月) 承前 ケアンズ空港でも、後ろ側のタラップから降りた。天気が良く暑い。  ケアンズは南緯17度。明日訪ねる予定の「世界最古の熱帯雨林」キュランダ最寄りの都市なぐらいだから、熱帯雨林気候に属している。ちなみに、かつての南北ベトナムの境界が北緯17度だった。  他の国内線でもそうだったが、最後に横幅1人分の細い通路を抜けると、荷物の受け取り場になる。日本の空港とは違って、空港出口との仕切りはなく、出迎えの人も入ってくることができる。  荷物はまだ出てこないので、

          オーストラリア旅行記(6)ケアンズ空港から市内へ

          オーストラリア旅行記(5)大堡礁の彼方に

          4月3日(月) 承前 ブリスベンBrisbane 09時05分発のカンタス航空QF708便は無事に離陸。しばらくすると軽食が配布される。鶏肉・チーズ・玉葱のパニーニだった。  そして窓からはグレートバリアリーフ。オーストラリア大陸をごく簡略化して長方形だとすると、右上がこれから向かうケアンズCairns、右辺の中央あたりがブリスベン。この間が飛行機で2時間25分もかかるのだが、ほとんどがグレートバリアリーフ海洋公園に含まれる。日本語では大堡礁(だいほしょう)と言うらしい。

          オーストラリア旅行記(5)大堡礁の彼方に

          オーストラリア旅行記(4)ブリスベンからケアンズへ

          4月3日(月) 承前 まずは両替だ。できる時に現地通貨を手にしておかなければ、この後困ることになるかもしれない(夜遅く着いたクアラルンプールでの苦い経験がある)。目に付いたATMでキャッシング。なんとか英語を読み解きながら操作するが、最後にエラー。何度かやってもエラー。カードを変えてもエラー。スマートフォンでやり方を検索して、それに従ってやってもエラー。  仕方がないので、両替窓口へ行くと、「あそこにATMがあるから」みたいなことを言われる。うーん、諦めた。両替はケアンズでや

          オーストラリア旅行記(4)ブリスベンからケアンズへ

          オーストラリア旅行記(3)ブリスベン到着

          4月3日(月) オーストラリア東部と日本には1時間の時差があり、乗っているカンタス航空QF62便のブリスベンBrisbane到着予定時刻7時05分は、日本時間では6時05分である。到着の1時間30分ほど前、日本時間では4時30分頃に朝食。 オレンジジュース ブルーベリーデニッシュ 鶏肉の照り焼きと卵、豆腐、椎茸 白飯と香の物を添えて  豆腐はがんもどき、香の物は梅干しのことだろうか。選択は「チーズとマッシュルームのオムレツにハッシュブラウン、ベーコン、ほうれん草、グリ

          オーストラリア旅行記(3)ブリスベン到着

          オーストラリア旅行記(2)羽田からブリスベンへ

          4月2日(日) 羽田21時05分発のカンタス航空(QF)62便でブリスベンBrisbaneへ向かう。  海外旅行は2016年に壱岐・対馬経由で韓国に渡り、東海から境港まで船で戻って以来7年ぶり。2017年に更新した今のパスポートは、初めて使うことになる(身分証明のために使ったことはあるが)。  家にいても落ち着かないので、18時過ぎには羽田に着き、WiFiルータを借り、荷物を預け(チェックインはオンライン)、夕食を取り、出国手続きを済ませる。7年経つといろんなことが変わっ

          オーストラリア旅行記(2)羽田からブリスベンへ

          オーストラリア旅行記(1) 概要

           4月2日(日)から14日(金)までオーストラリアへ行ってきたので、旅行記を書きたいと思う。  まずは全体の行程から。 4月2日(日)羽田夜発の飛行機に搭乗。 4月3日(月)ブリスベン着。国内線に乗り換えケアンズへ。ケアンズ泊。 4月4日(火)キュランダ鉄道乗車。ケアンズ泊。 4月5日(水)「スピリットオブクイーンズランド」号でブリスベンへ。 4月6日(木)ブリスベン着。 4月7日(金)ラグビー観戦。ブリスベン泊。 4月8日(土)シドニーへ。友人宅泊。 4月9日(日)友人

          オーストラリア旅行記(1) 概要

          2022年に読んだ本②―伊東潤・山田風太郎

           1回で終わらせるつもりが、葉室麟だけで1回費やしてしまった。 第2位 伊東潤 2022年第2位は伊東潤の6冊。実は大晦日に読了した「決戦!忠臣蔵」(講談社文庫)に葉室麟「鬼の影」が含まれており、0.14(=1/7)冊を加えて、単独1位になったのだった。  伊東潤も、文庫化されると欠かさず読んでいる作家。6冊のうちでは「潮待ちの宿」(文春文庫)がよかった。幕末の笠岡(岡山県)を舞台に、宿屋で働く1人の少女の成長を描いた作品。伊東潤の小説の登場人物は男性中心だが、やや押しが

          2022年に読んだ本②―伊東潤・山田風太郎

          2022年に読んだ本―葉室麟

           2022年は103冊の本を読んだ。冊数を追わないようにはしているが、3年連続の100冊越えだった。  一番読んだのは葉室麟で6.14冊(7人共著が1冊)。5年連続の1位だが、出版された単行本はほぼ文庫化されている(小説はすべてのはず)ので、今年はそれほど読むことはないだろう。  初めて読んだのは2009年の「乾山晩愁」(角川文庫)。縄田一男の書評を見て、買ったんだったかなあ。それほど印象には残らず、次に買った「銀漢の賦」(文春文庫)も放置していたようだ。  ところが20

          2022年に読んだ本―葉室麟