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タイ・ベトナム旅行記(6)フアランポーン駅


第3日 2023年8月15日(火)その2

■フアランポーン駅へ

 バンコクMRTブルーラインの「のの字」の端点ラクソンLAK SONG駅。ここからフアランポーンHua Lamphongまで行けば、前回までに開業していた区間につながり、ブルーライン完乗となる。ついでに、「バンコク中央駅」でなくなったフアランポーン駅を観察することもできるじゃないか。ということに気付き、通勤通学客で混雑するブルーラインに再び乗り込む。

 実はこの時まで、バンコク発の列車はすべてクルンテープ=アピワットKrung Thep Apiwat(バンス―Bang Sue中央)駅に移転したと思い込んでいた。が、歩きなれたMRTからの地下通路を通って駅構内の地上に上がると、ちゃんと発車する列車がある。実は、クルンテープ=アピワットに移ったのは長距離列車のみで、近郊の普通列車はフアランポーン駅発のままなのだった。

■保存機関車

 そして、フアランポーン駅の特徴であるドームの部分は、機関車の静態展示場になっていた。保存されているのは蒸気機関車5両とディーゼル機関車2両。
 どの機関車もきれいに整備されており、横に諸元表もあるのだが、これがタイ文字のみ。数字からある程度推測できるが、技術用語でもありグーグル翻訳でもわからない部分も多かった。

Aクラス61。1910年イギリス製。
Aクラス54。1911年ドイツ(ヘンシェル?)製。
Eクラス165。1913年イギリス(ノースブリティッシュ)製。
336。1926年スイスロコモティブ製。
278。1928年ドイツ・ハノマーグ製。
500形537。1952年アメリカ(キャベンボート?)製。
500形518。1952年アメリカ(キャベンボート?)製。

■その他の車輌達

 奥の方に歩いていくと、以前と変わらずいろんな車輛が停まっている。

左から展望車、2等寝台車、旧国鉄24系寝台車。
展望車は旧国鉄12系客車の改造と思われる。
展望車を含む「SRT PRESIGE」は、すべて旧国鉄12系客車らしい 。「日本国有鉄道」「新潟鉄工所 昭和46年」の銘版がきれいに塗られている。
珍しいエアコン付き3等座席車。1度だけ乗ったことがあります。

■駅構内いろいろ

こんな電光掲示板あったかな?発車するのは「普通」と「近郊」のみ。
なんと、自動券売機がありました。
ちょっといじってみたが、なんだかめんどくさそう。
閑散。店も少しになりました。

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