194.1998年6月、ルーヴル美術館で、レオナルド・ダ・ヴィンチの『モナリザ』をスルーした。人だかりが凄かったが、最初から観るつもりもなく、一瞥もくれてやらなかった。好きではない。『洗礼者ヨハネ』だけ見たが相変わらず気持ち悪い。なぜ胎児のパーツが散らばっているのか?なぞだ。
196.ダヴィンチの描き方は、スーラの点彩画法とも違う。徹底的に微細なドットなのだ。色が付いている。油絵の描き方じゃない。余程、確信がないと人力で、ドット絵なんか描かない。ダヴィンチは未来のデジタル表現を知っていたとしか思えない。技術を未来視できたのだろう。相当特異な霊能力だ。
195.ダヴィンチの『モナリザ』は大きくないが、かなり時間をかけて制作されている。描き方に特徴があり、細筆の先に色を付けて、ちょんちょんと描いた事である。デジタルの先取りでドット絵みたいにして描いた。恐ろしく労力がかかる。だから彼の絵画は細密度が高く情報量が多い。天才は天才か。
すげえ。レオナルド・ダ・ヴィ〇チさんは、500年後がどうなるか、わかっていた。マジすげえ。