いつの間にか丸くなって。
それは、オーディオのセッティングをいじっている時のこと。
不意に「こうしてケーブルなんかを変えたり、ちょっとスピーカーの向きを変えたりして、一喜一憂しているうちに人生が終わるのも悪くない」とふと考えていた。
実際の音の良し悪しではなく、過程が楽しめるようになった。
以前は、「いい音」が聞きたいというような、何か理想があったりしたのだけど、そうでなく行動そのものが楽しくなった。
一事が万事その調子で、その他にも植物に水やりしてたり、車の壊れたところを変えたりだとか、そういう