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今尾拓真インタビュー《work with #10(清須市はるひ美術館 空調設備)》
現在開催中の企画展「今尾拓真 work with #10 (清須市はるひ美術館 空調設備)」。美術館に既存の空調設備を使い、建物全体をサウンド・インスタレーション作品として…
今尾拓真インタビュー《work with #10(清須市はるひ美術館 空調設備)》
現在開催中の企画展「今尾拓真 work with #10 (清須市はるひ美術館 空調設備)」。美術館に既存の空調設備を使い、建物全体をサウンド・インスタレーション作品として構成した今尾拓真さんに、インタビューをおこないました。
――まず「work with」シリーズを制作し始めたきっかけについて教えてください。
芸術大学で彫刻を学んでいるなかで、制作行為と、素材調達や展覧会で他者に共有する行
アーティストシリーズVol.103 内田涼「クロストーク 内田涼×鷲田めるろ」
公募展「清須市はるひ絵画トリエンナーレ」の受賞者を個展形式で紹介する「アーティストシリーズ」。第103回目は「清須市第10回はるひ絵画トリエンナーレ」で審査員賞[鷲田めるろ]を受賞した内田涼さんの展覧会です。今回のブログでは、2月4日に開催した内田さんと鷲田めるろさんによるクロストークの様子を一部ご紹介します。
内田 涼(うちだ りょう)
1989年 静岡県生まれ。2015年武蔵野美術大学油絵学
髙田裕大 アーティストトーク(12/16)
公募展「清須市はるひ絵画トリエンナーレ」の受賞者を個展形式で紹介する「アーティストシリーズ」。第102回目は、2021年に開催した「清須市第10回はるひ絵画トリエンナーレ」で審査員賞[杉戸洋]を受賞した髙田裕大さんの展覧会です。
今回のブログでは、12/16に開催した髙田裕大アーティストトークの様子を一部ご紹介します。
・話し手:髙田裕大(本展出品作家)
・聞き手:加藤恵(清須市はるひ美術館 学
栗木義夫アーティストトーク(4/30)
今回は4/30に開催したアーティストトークの様子をご紹介します。
当日は大変多くの方にお越しいただきました。
ご参加の皆さま、ありがとうございました!
・話し手:栗木義夫(本展出品作家)
・聞き手:加藤恵(清須市はるひ美術館 学芸員)
※以下、撮影:谷澤陽佑
加藤:本日はたくさんの方にお越しいただきありがとうございます。
まずは、展覧会が無事オープンして、ご自身で展示をご覧になっていかがでし
彫刻家の造形論「栗木義夫 CULTIVATION-耕す彫刻」
現在、当館では企画展「栗木義夫 CULTIVATION-耕す彫刻」を開催中です。
本展では鉄や陶の立体から、油彩、ドローイングと言われる絵画まで、栗木義夫が手掛けてきた作品を幅広くご紹介しています。
特に栗木さんが30~40代の頃に制作した鉄の大型作品は圧巻!エントランスに展示しているこちらの作品はなんと重さが1トンあり、搬入設営の時は無事に展示ができるのかとてもヒヤヒヤしました。。。
今回の栗
【後編】アーティストシリーズVol.101古橋香「クロストーク 古橋香×鷲田めるろ」
前回に引き続き、「アーティストシリーズVol.101古橋香」関連イベント「クロストーク 古橋香×鷲田めるろ」の様子をご紹介します。
後半は、古橋さんの絵具へのこだわりや、油彩と水彩ドローイングの関係についてのお話、さらに来場者の方々のご質問に古橋さんがお答えする場面もありました。
絵具について
鷲田:ここからは絵具についてお聞きしたいと思います。
古橋さんの作品を実際に拝見すると、写真では分か
【前編】アーティストシリーズVol.101古橋香「クロストーク 古橋香×鷲田めるろ」
公募展「清須市はるひ絵画トリエンナーレ」の受賞者を個展形式で紹介する「アーティストシリーズ」。第101回目は「清須市第10回はるひ絵画トリエンナーレ」で準大賞を受賞した古橋香さんの展覧会です。
今回のブログでは、展覧会初日の2/11に開催した古橋さんと鷲田めるろさん(十和田市現代美術館館長・当公募展審査員)によるクロストークの様子をご紹介します。
古橋 香(ふるはし かおり)
1982年東京都生
文谷有佳里ワークショップ「見えないドローイング」
特別展「ON―ものと身体、接点から」の関連イベント。
参加作家の文谷有佳里さんによるワークショップを行いました。
文谷さんの作品を参考に、はがきサイズの紙にカーボン紙を重ねていろいろなもので擦ってあとをつける(描く)ワークショップです。
カーボン紙を擦る道具は固い素材のものならなんでもOK。
鍵やキーホルダー、硬貨など、カバンやお財布に入っているようなものも使えます。
文谷さんいわく、あえて描き
ON―ものと身体、接点から
6月25日から始まった展覧会「ON―ものと身体、接点から」。
早いもので会期が残り2週間となりました。本当に早い💦
この展覧会では、ものにふれて何かをつくることや、そのさまざまな状態に注目することで、今改めて「つくること」について考えることができるのではないだろうか、という問いかけのもと、4名の現代作家の作品を紹介しています。
さて、この「ON」というメインタイトル。
とってもシンプルですが
清須アートサポーター アートスポットめぐり「北名古屋市アートエリアロード」
いつも館の活動を支えてくださるアートサポーターのみなさんとの恒例お出かけ企画。
名古屋市営地下鉄壁画めぐり、尾張旭市城山公園、朝日遺跡ミュージアムに続き、今年度は「北名古屋市アートエリアロード」を探訪しました。
感染対策を取りつつ、屋外での見学です。
清須市のお隣、北名古屋市には、道路沿いにたくさんの野外彫刻が展示されているのをご存じでしょうか?
県道名古屋豊山西春線や江南線沿いをはじめ、50点
アーティストシリーズVol.96 藤森哲 アーティストトーク②
(①からつづく)
――抽象形体と仏像モチーフの過渡期にあたるのが《tableau 2020-04(FLORENCE)》あたりの作品ですが、これについてはいかがですか?
タイトルに“FLORENCE”とあるように、こちらはイタリアのフィレンツェがイメージソースとなっています。現地を訪れた際に、街中のいたるところにある彫刻作品をバシャバシャ写真で撮っていたんですが、そのときは自分の作品の資料に使お
アーティストシリーズVol.96 藤森哲 アーティストトーク①
平面作品の公募展「清須市はるひ絵画トリエンナーレ」の受賞者のなかから個展形式でご紹介する企画、「アーティストシリーズ」。
開館当初から継続して、100名近いアーティストの方々にご参加いただいてきました。
2021年度に出品していただくのは、藤森哲さん(第10回展準大賞)、MITOSさん(第10回展審査員賞〈加須屋明子〉)、福嶋さくらさん(第10回展大賞)の3名。
今回は、藤森哲さんの個展に際し20