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坂崎かおる 『嘘つき姫』 : 女性的な繊細さの二者関係
書評:坂崎かおる『嘘つき姫』(河出書房新社)
先程たまたまテレビニュースを視ていたら、次の「芥川賞・直木賞候補作」(2024年前期)が発表されていた。
そこに「坂崎かおる」という名前を見つけて「見たことのある名前だなあ」と思い、次の瞬間、つい最近に読んだ小説本の著者であることを思い出した。読了したのは一週間前。普通の厚さの短編集なので、すぐに読めた。
つい一週間前に読んだ小説本の作者名を覚えて
りゅうちぇるさんが死んだ原因の因果関係について。
りゅうちぇるさんのご冥福をお祈りしますと、ともに、先に述べておくのは、見えている情報からの因果関係についての考察であって、それ以上でもそれ以下でもないです。
彼の死因の一つと言われるネットでの誹謗中傷ですが……。
これ、元々、どういう経緯で人がそこまでの悪い関心を寄せるまでになったのかの説明をしておくことにしようかな……と。
実は、りゅうちぇるさんが死ぬレベルまで叩かれるようになった大元と思わ
「文章力も編集力も上げたい」と思った書籍編集者が読んで役に立ったnote50選
編集者をはじめて30年近くになります。いい意味でいえばベテラン、悪くいえば老害(>_<)と呼ばれる年齢になりました。そこでもう一度編集と執筆を学び直してアップデートし、ついでにnoteの運用法を勉強しようと思ってまとめてみたのが、このnoteです。
記事の選択にあたっては、この3年間に投稿された「note」「編集者」「ライティング」ジャンルの記事を中心に、勉強になったnoteを読み込み、迷いに迷
肉親でも霊感はそれぞれ
うちの母は見える人でしたが、3人の姉たち(正確にいえば2人の姉)も霊感はあるようで、それぞれ特徴が違います。
では、ざっくりですが、我が家の女性陣はどのようになっているのか紹介しましょう。
母(故人):人魂や幽霊が見える。離れた場所を見ることができる。
長女:患部や生命力がない(死期が近い?)人は透けて見える。ただし、見えるのは身内限定。
次女:本人曰く霊感はゼロ。異常な怖がり。
三女:離
実話怪談 #48 「ときどき本当に」
これは十代後半の女性、川瀬さんの談である。
現在の川瀬さんは高校生だが、当時は小学校高学年だったという。
近所に評判のよくない三十代後半の男性が住んでいた。酒に酔ってしょっちゅう暴れまわり、ギャンブルによる膨大な借金を負っており、複数の女性に結婚詐欺じみたことを行っている。
そういう悪評の立っている男性だった。
嘘か実かがはっきりとしない話だったが、男性に騙された女性が自殺を図ったとい