肉親でも霊感はそれぞれ
うちの母は見える人でしたが、3人の姉たち(正確にいえば2人の姉)も霊感はあるようで、それぞれ特徴が違います。
では、ざっくりですが、我が家の女性陣はどのようになっているのか紹介しましょう。
母(故人):人魂や幽霊が見える。離れた場所を見ることができる。
長女:患部や生命力がない(死期が近い?)人は透けて見える。ただし、見えるのは身内限定。
次女:本人曰く霊感はゼロ。異常な怖がり。
三女:離れた人の行動がその場で見える(自分に感情を向けている人限定)。念が強く、無防備な人をコントロールできる。
四女(私):声や音はたまに聞こえるが幽霊は見えないw。悪い気を吸うとむせてしまい、吐き出せる。夢で相手の行動や気持ちを察知できる(最近は夢の中での解決も可能になってきた)。
次女は、本人曰く「全然わからない」そうですが、母の介護中など実家に一人で泊まるのを嫌がっていたことがあります。理由は
「誰か布団のところにいることがあるのよ。怖いわ〜〜><」
だそうで
「それ見えているよね」
と突っ込みたくなります。本人が認めたくないだけで軽くあるのだと思います。ちなみに、この発言をしていた姉です↓
さて、私が羨ましいなあと感じていたのは母。幽霊が見えるのは遠慮したいですが、離れた場所のことを察知したり見えたりするのは羨ましいです。
亡くなる3年ほど前から介護生活になり(それまでは頑固に自力で動いていたので)、入院も何度かしました。
ショートステイや入院中は、失くさないよう兄が指輪を外しておいたのですが、あるとき病院で私にこんなことを言っていました。
「金婚式に(父に)買ってもらった指輪を外されちゃってた」
「どこにあるのか見てみたら、家の引き出しに入ってたんだよ」
(あれ?いつ帰ったんだろう?)
と思って聞いていましたが、母、実は遠隔で見えていたんです・・。兄に聞いたら母が言った場所に仕舞ってありました。
他にも、自分が留守がちになってから家の様子を見ることがあったようで
「私がいないのをいいことに黒い人が入ってる」
「子供から大人から、知らない人がいっぱい入り込んでるんだよ。居間に」
と腹立たしそうにしていることもありました。
「ベッドに猫が入ってくるんだよ^^」
などと言っていたことも・・・。
黒い人や猫、居間に居座ってる人は
(ボケてきたのかな?)
と心配になりましたが、その後私も黒い人を見たことがあり、本当なのだと思いました。
実際、母が弱るにつれて我が家には暗雲が立ち込めはじめましたし、死後はトラブルが起こって仲のよい兄弟姉妹の関係は一時壊されてしまったのでした。
父はお守りであり、母は強力な結界だったのです。
でも、ここでいろいろな方の不思議な体験を読んでいるうち、こういうのって特に珍しいことではないのだなと感じるようになってきました。
ところで、長女と次女の間に兄も一人いますが、まったく霊感はありません。影響を受けることもほぼなく、何処に行っても呑気に過ごしています。これもある意味羨ましいw
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