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桜街スピカ
2024年6月16日 15:22
日が照りつけるカフェテラス徒然なる休日にふと思い出した過去の記憶あの日のことドーナツみたいに空いた風穴瞬間呼吸が途切れてくあの日のこと傷つくことをただ恐れロッカーにしまった自分の中に浮かぶ感情既に終わったことなれどそれでも思うことがある時は過ぎるそれに伴い傷も癒えるけれどいずれ過去を忘れても
2024年6月12日 19:44
インプット蓄えてアウトプット命のままにありきたりはあきあきのサイン進めば二つ積み重ね逃げれば一つ臨機応変に私達は時を運ぶレールなんて最初からない踏み外した旅の末路先人達も向かう前人未到最後を担うのは私ではない繋がれていく文献と物語ただ一つの行動指針血の滲むバトンを離さないで何処に行っても
2024年6月10日 12:37
吐いた言葉飲み込めない他者の言葉で揺らぐ心吐いた言葉は真実か社会に満ちたこの気持ち倫理を研いでも分からない貴方のことも知らないよ心の中の静かな空虚埋める手段はどこにある満たされなくて分からなくなってただ真空の中で息をした嘘と空虚吐いた言葉は飲み込めない他者の言葉で揺らいでく込めたはずの感情の
2024年6月4日 19:59
旅の終わり録画を終え映写機にかざすフィルム録り溜めた思い出の数々振り返れば終わりを思い出せる揺れる感性終点駅から乗り継いで繋ぎ合わせたトランジション別れの挨拶をしよう心に雨が降ったなら扉が閉まったなら再起の合図だ旅の終わり動きを止めて辿り着いた最果ての駅何もない荒野に青空一つ背中を押すように
2024年6月1日 19:16
赤色に輝くハイヒール社交場に出向く黒の革靴現実で見ることはなくてゆめうつつそこにはきっと美しい所有者がいる私とは相容れないだろう艶やかな足元が目に映る踏みつける音すらタップダンス空想の中のワルツにひとつ合図をして美しい貴方は何故か私の手を取っている据え膳食わぬは男の恥手を取ったそんな
2024年5月30日 23:35
緩やかに揺れる徐行電車緩めない手に夢を掲げて目には見えない真実をいずれ形にしてみせる緩やかに行こうゆっくりでいい一歩ずつ確実に前進して首にかけた銀色が揺れる好きを大切にして心が青く輝けば少しずつ装いも変わってく緩やかに成長しよう命を灰にしてしまうなら少しずつ燃やしていこう少しだけ
2024年5月28日 20:57
心臓に一突きドロリと不快気分の悪い心情の理由生きていけるさどれだけの傷を抱いてもこの心臓がまだ動くなら貴方が手を出した振り払うと不安や怒りが渦巻いた心臓に一突き致命的なほど気分の悪い感情の羅列終わらせない心臓がまだ鳴っているからサラリと流してさよならを顔もみたくない人間がいる分かり合いたい分か
2024年5月26日 17:40
夕暮れ時の既読スルーブロックしたのは誰からだっけかもう忘れてしまえればもう過去のこと流してしまいましょうサイダーみたいにいなくなってもその人の価値なんて分からないいつ頃だったか未読スルーテキトーな言い訳なんてしないでブロックしたのは誰からだっけさよならだけのエレジーを三億年前からの静かな亀裂あの日私は
2024年5月23日 19:31
暗がりに満ちる光私はただこの瞬間切り取った一瞬がどうしても愛おしくて死を思えばいつか終わる寂しいけれど輝いている歩を進め橋を渡り川を越え彼岸花の向こう側例え遠くに行ったとしてもいっぱいの気持ちを語らおう生きていたいからだるまさんたちは転がってひとりひとり消えていく最後に残るのは私だけ
2024年5月19日 20:56
ふわりふわり宙に浮く綿毛のレターは旅立って 息をするように手紙を書く綴った言葉は散っていくふわりふわりいつか芽吹くその日まで誰かの心に宿るまで無意味だとしても生きていたから風を感じていた光が満ちていた思い返す過去にさよならを諦感が満ちたから飛んでいけ夢想する未来へ希望で満ちたからふわりふわり言葉を飛ばし
2024年5月17日 23:32
今日は何をしようか爛々と駅前に降りる心に抱く夢が輝く夢を仕事に稼ぐためじゃないありきたりじゃない道のりだ陽の目を浴びない日陰にて実るのはほんの一握りどれだけ立派に芽吹いても誰にも知られず花を散らすけれどそこには自由があるどこまでも輝く青空の下で追い続けるだけ絶望すらも昇華されていくさぁ明日は
2024年5月14日 19:40
薄く線を引いた他人と私の境界線誰もここまでは薄く膜を張った他人と私の境界線白線のその先で笑う伝えたいことはあんまりなくて他人への関心が薄れていく長きに渡り完成した精神の鉛これからの日々で壊れることはないだろう心残りがあるとするなら線を引けるほど強くなってしまったこと弱くなってしまったこと
2024年5月11日 19:36
変わる未来とモヤモヤ幕が開ければ語り部はいつも全てを知っているフリをする不定形な役者達セットされた舞台の裏で溜め込んだ感情が破裂した決められた言葉を裏切って台本通りの日々にさようなら先は見えないノープランで生きている何が起こるかも知らないで未だ雲行きは怪しくてでも確かなのは未来には倒れた私がいる
2024年5月8日 22:44
1.かみさまはんてんするらくえんのくらいくらいちかしつでめがみさまにたすけてもらったあなたはわたしのすべてになったあなたといるだけでみたされるこころどんなしごとでもたえられるくらいほかにはなにもいらなくてただただいっしょにいたかったそれだけなんだ2.回顧録というべきものあれから時は経って私は彼女と離別した彼