箱根駅伝のCM見てて闇を感じた話

こんにちは、ごっちんです。

モノごとは表側だけしか見れないと「仕掛ける側」に簡単に流されてしまいます。

駅伝フリークなんで、ニューイヤー駅伝→箱根駅伝が恒例になってます。

箱根駅伝が終わって、もう一年が終わってしまった感すらありますw

TV中継ではいろんな会社のCMが流れてました。

その中ですごく違和感のあるCMがありました。

競馬のCMです。

芸能人を起用して、曲もみんなが知ってる歌姫の名曲を使ってます。

めちゃくちゃクリーンなイメージです。

クリーンなイメージな競馬の「還元率」って75%です。

還元率って簡単にいうと、そのレースに客が1億円入れたら、7500万分しか客に還元されないという意味です。

残りの25%は人件費とか運営費に充てられていきます。

僕は、75%ってめちゃくちゃシブいと思ってしまいます。

僕が昔没頭してたパチスロ、クリーンとは程遠い業界ですが、これの還元率はどんなに低く見積もっても90%ぐらいです。

パチスロには機械割というものがあって、これは機種ごとに決められてますが、どんなに低くても90%代の前半です。

たとえば機械割が95％の台

1日休憩なしで打ち続けて10000回転させるのにメダル30000枚が必要です

1枚20円なので60万円分のメダルを投入します。

95％なら、30000枚×0.95＝28500枚が戻ってくる、と言う計算です。(あくまで確率上なので10000回転じゃ偏りがあります)

もし機械割が110%の台なら、33000枚が戻るので、差分の3000枚＝6万円が利益です。

パチスロガチ勢は、どうやったら機械割が高い台に座れるかの勝負をしている、というわけです。（もちろん外側からは判別できないです）

もちろん競馬もいろんな攻略法があるだろうし、ガチ勢からしたら機械割150%とかの世界も見えてるんでしょうけども、いかんせんベースの世界が低すぎるわけです。

そして、1日に約1億掛けられるから実質上限もなく、パチスロは世界で1番運がない負け方したとて、1日20万負けが限界の世界線です。

競馬のほうがよっぽど危険な遊びだし、ギャンブルだと思います。

ベースのリターンも少なく、投資上限も無いに等しい。

だけど、めちゃくちゃクリーンなイメージで、視聴率30％ぐらいのTV中継に広告打ってるわけです。

よっぽどギャンブル性の低いパチスロが世間的には底辺of底辺の扱いを受けてます。（どっかの国に資金援助してるウワサとかはいったん置いておきますね）

表側のイメージとか大衆の行動に流されると、あっさり本当のことを見失います。

大衆を自分たちの都合の良い方向にコントロールしていくのが、メディアだったり広告の狙いであり、役割だったりします。

ビジネスをやっていると、こういう仕掛ける側の狙いが見えるようになってきます。

そういうちょっとひん曲がった視点を持つことが良い人生なのかは、個人が判断すればいいのですが、僕は裏側・仕掛ける側の視点を持てるようになってからのほうが、無駄な時間やお金を浪費しないで済むようになりました。

お金を落とさせようとする罠が、あちらこちらに張り巡らされてます。

流されないようにするには、インプットする情報の質を高めていけば、裏側の世界も少しずつ覗けるようになってきます。

この記事にも書いたんですが、インプットの質で収入が変わるという研究結果もあるので、触れるコンテンツを変えるのがいいです。

・音声
・テキスト
・普通の動画
・ショート動画

できるだけ上のコンテンツに触れて、下のコンテンツを避けるようにするといいですね。

CM＝広告なので、お金を出せば打てるものです。

広告を出せる＝儲かってる、もしくはその商品とかサービスでは利益が出てなくても、そのあとの裏の仕組みでガッツリ儲けてます。

裏側まで意識して、仕掛ける側の視点で広告とかCMを見ると、世界が少し広がります。

個人のスモールビジネスでも、いろんな広告を使えます。

集客だけじゃなくて広告＝ブランディングになる戦術もあります。

こんなマニアックな話を、メルマガ内で話したりもしてますので、興味があったら↓の記事から覗いてみてください。