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ごみ“まで”買わない世の中を。お祭りからリユース食器を広げる「ecotone」
今回は、特定非営利活動法人 地域環境デザイン研究所ecotone(エコトーン)の代表理事 太田 航平(おおたこうへい)さんに、大量生産・大量消費・大量廃棄から転換する取組や今後の展望についてお伺いしました。
活動の原点は、目の当たりにしたごみの山ーー地域環境デザイン研究所 ecotone(エコトーン)(以下、ecotone)について教えてください。
ecotoneは、2001年に設立した特定非
農業体験から考える地球にやさしい生活。野菜の地産地消でCO2を削減する「中嶋農園」
今回ご紹介するのは、株式会社中嶋農園の中嶋直己(なかじま なおき)さん。小さな子どもから大人まで気軽に農業を体験できる「いもほり体験会」や、田んぼのオーナーになって自分が食べるお米を自分で作る「わたしの田んぼプロジェクト」(以下「田んぼプロジェクト」)などに取り組んでいます。
さまざまな取組を実施する中嶋さんですが、その背景にはどのようなビジョンがあるのか、今後の展望などをお伺いしました。
京
生ごみからはじめる持続可能な暮らし地域の中で「生産」と「消費」の循環をつくる「ごみカフェKYOTO」
今回は、「株式会社夢びと」の代表取締役 中田俊(なかだ しゅん)さんに、脱炭素に向けた取り組み「ごみカフェKYOTO」を実施することになった背景や、今後の展望などについてお伺いしました。
「ごみカフェKYOTO」とは?
ーー「ごみカフェKYOTO」について、教えてください。
「ごみカフェKYOTO」は、バッグ型のコンポスト「LFCコンポスト」を使って、家庭で出る生ごみを堆肥化し、ごみの移動・
“5GOOD”で未来につなぐ心地よいものを生活に取り入れる提案「GOOD NATURE STATION」
買い物客や観光客でにぎわう四条河原町からほど近い場所にある「GOOD NATURE STATION」。自然にやさしく、体にいいものを揃えたマーケットやレストラン、ホテルからなる複合型商業施設です。ヨガや瞑想、お茶会などのイベントやオーガニックな商品が集まるマルシェも行われており、訪れるだけで楽しく、地球にやさしくなれそうだと感じる場所です。今回は、株式会社ビオスタイル マーケット事業部シニアマネー
もっとみるファッション業界の環境負荷を減らす。社会問題に関心を持つ人を育てる「ヒューマンフォーラム」
あなたは、お気に入りの洋服に穴が開いてしまったらどうしますか?
ゴミとして捨ててしまいますか。それとも、もう一度穴を縫って直しますか。
実は今、日本では年間48万トンの洋服が廃棄(※)されています。これは、毎日大型トラック約130台分の服が焼却・埋立されている計算になるそうです。その事実に向き合い、環境への負荷を減らそうと取り組んでいるのが、「株式会社ヒューマンフォーラム(以下、ヒューマンフォ
廃棄されるモノに価値を。地域の課題を解決して、小さい経済を生み出す「マガザンキョウト」
今回は、「マガザンキョウト(MAGASINN KYOTO)」のオーナー兼編集長である岩崎達也(いわさき たつや)さんに、「中書町(ちゅうしょちょう)青果店」や「お買い物袋広告」を実施することになった背景、今後の展望などについてお伺いしました。
要らなくなった買い物袋に“価値”を乗せる
ーーマガザンキョウトが取り組んでいる事業について教えてください。
「マガザンキョウト」は、2016年にできた
過去と未来をモノづくりでつなぐ。めざすのは人と自然の大きな輪「堤淺吉漆店」
仏光寺のほど近く、昔ながらの商店が立ち並ぶ間之町通りの一角に「堤淺吉漆店」があります。工房には漆の入った樽がずらりと並んでおり、漆を攪拌(かくはん)する機械のリズミカルな音が響いています。
明治42年に創業し、100年以上にわたり漆の精製と販売を行ってきた「堤淺吉漆店」。今回は四代目の堤卓也(つつみ たくや)さんに、漆工芸と環境の繋がりについてお話を伺いました。
次世代に、天然素材の漆をつない
再生可能エネルギーで、地域に循環経済を生み出す「たんたんエナジー」
今回は、たんたんエナジー株式会社の代表取締役 木原浩貴(きはらひろたか)さんに、再生可能エネルギーに関する取組や、今後の展望などについてお伺いしました。
再生可能エネルギーで地産地消の実現を目指す「たんたんエナジー」
ーー現在、たんたんエナジーで行っている取組について教えてください。
たんたんエナジーは、丹波・丹後とつながり、地域を元気にするエネルギー事業を目指して電気を販売しており、ほとん