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人と組織をつくる哲学 ―マネジメントと教育の「共通解」―

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マネジメント=管理とは「兵站(生産・物流・調達部門)を通じて限りある資源(ヒト・モノ・カネ・トキ)を把握・分配し、適時適切に適所で活かす」ことである。古来より兵站を軽んじ、人材や…
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2023年5月の記事一覧

あなたの「言語化」で部下が自ら動き出す「紙1枚!」マネジメント で「言語化」が重要と再認識したお話。

あなたの「言語化」で部下が自ら動き出す「紙1枚!」マネジメント で「言語化」が重要と再認識したお話。

Q?:要するにマネジメントってどうすればいいのか?
A?:自分が相手の環境になればいい!

あなたの「言語化」で部下が自ら動き出す「紙1枚!」マネジメント
浅田すぐる
を読みました。

私の学習の師である浅田すぐる先生。
その最新著作です。

最新作が最高傑作である
という先生の言葉通りの内容となっています。

マネジャーでなくても、〇〇長、リーダーといった
責任を取る立場
にある人には必読の書で

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「親が背中で見せる」のは、親が子どもに認めてほしいから?

(「親が背中で見せる」ことが大切、という意見に対し)
うーん、そうですねえ・・・でも、「親が背中で見せる」って話、実のところ、親が子どもに「すごいな」って驚いてほしい、認めてほしい、っていう承認欲求の表れの一つのような気がするんですよ。私は、自分が子どもにどう見えるかよりも、子どもを観てほしいと願っています。

親の振る舞いを云々するのは、結局、親が自分の承認欲求を捨てられていない気がします。私は

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親は見本とならねばならない?・・・トンビがタカを生む方法

(親が立派な見本を見せなければ、という意見に対し)
大変立派なお考えだと思うのですが、それだと親の劣化コピーにしかならないと思います。親が見本を見せなければ子どもは真似しようとしないのなら、どれだけきれいにコピーができても、コピーはコピー。原本よりも見劣りのするものになってしまいます。

私は若い頃から、「トンビがタカを生むにはどうしたらいいのだろう?」と考えてきました。その結果、たどり着いたのは

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「べき・ねば」人間

(「べき・ねば」で自分を向上させていくべきだ、という意見に対し)
私は「べき」と「ねば」は、YouMeさんと出逢ってから「しんどい、つまんない」と思うようになりました。「べき・ねば」は、常に自分をマイナス評価する傾向があるんですよね。理想からマイナス何点、って。それが習性の人はいいかもしれませんが、その習性持ってる人は他人にもそれを強いる傾向。

そして他人に「べき・ねば」を強いると、その人はやる

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「驚き屋」先生

あさりしめじきむちさんのツイート(https://twitter.com/rapmoni912/status/1661514335276109825?t=5L-G224vojPUsx_48JNwuw&s=19)で登場する先生がもう、素晴らし過ぎて!大好き!こんな先生、増えて!お願い!
子どもに驚く「驚き屋」が増えたら最高!

・・・・・
ずっと学校行き渋りだった息子、今の担任の先生になってから毎日

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「親の背中」考

「親の背中」は「見る」ものであって「見せる」ものではないと思う。
大人は自分のカッコよいところを見せて「親の背中を見て育てよ、オレみたいになりたいと思えよ」と考えるかもしれないけど、子どもはきちんと無理に背伸びしてエエカッコしいなのを見抜いてる。

見せたい「背中」は見ずに、見せたくない「背中」に子どもは気づいている。まだ子どもが小さい時は「お父さんお母さんはそのことを知られたくないみたいだから黙

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人員配置替えのデザイン

人員配置替えのデザイン

 いわゆる新年度が始まってひと月が経ちましたね。この春に転居されたという方もいらっしゃることでしょう。一年で最も引っ越しが多い時期が過ぎました。
 入学や初就職を機に、という事例が真っ先に思い浮かびますが、それ以外にありがちな「季節的」の事例は、被雇用先での『異動』でしょうか。それをテーマにして記事を書き始めると膨大な内容となってしまいますので、今回は出来るだけ簡潔に表面の要件のみを、と思っていま

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