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『未来』は子どもたちのためにある

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ボクとしては、熱いまなざしを持ってみてくれる子どもたちを信じたい。 未来は子どもたちのためにあると思います。  ――石ノ森章太郎
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2023年1月の記事一覧

「妊娠した子が通える高校」は【各論】にとどめるべきではない。

こんにちは!
お久しぶりです。新橋みゆです。
21年10月から22年3月頃まで政策提言の場でお話する機会をいただいて活動しておりました。
その中で妊娠した子が通える高校について言及したとき、「妊娠した子が通える高校は各論になってしまう」と言われてしまって割と悲しかったのですが、なぜ悲しいのか頭の中でもやもやしていたのでこの記事でテーマとして扱って整理していきたいと思います。

なお、章立てをしてお

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子どもの体験格差について思うこと

何がきっかけかはわからないが、格差という言葉がここ数年で使われるようになっている。格差とだけ抽象的に使われることもあれば、体験格差、収入格差、資産格差、など何かに限定した格差について述べられることが増えた。

例えば、先日こんな記事があった。

子どもの体験格差とは、家庭環境(親の仕事や収入、家族構成など)や住んでるエリアなどによって子ども時代に体験できることに差ができてしまい、それが将来の仕事や

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「やりたいことをやったほうがいい」という考えは主流じゃなくなるかも

今日Twitterに投稿したら、RTが1000を越えてたので、そのことについて話します。

内容としては「やりたいことをやったほうがいい」みたいなのはもう終わっていくのではないかなあ、という話です。といっても、10年とか20年の話ですね。

僕らは自分の生きている時代の社会と、常識が当たり前だと思ってしまうので、たとえば僕の周りの20〜50歳くらいの人は

人は身分とかに関わらず自由に生きるべきで

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ボクは国語が嫌いだった

ボクは国語が嫌いだった

毎月、読書感想文を書くと決めたのは良いけど、最後に書いたのはいつだろう。記憶に残っているのは、小学生まで遡らないと覚えていない。中学、高校でも書いたはずなのに、何も思い出せない。高2までのボクは、国語や現代文、古文がめちゃくちゃ苦手だった。登場人物が何を思っているか試験で問われたとき、『そんなん分かるわけないやん!』と思ったのがキッカケだ。

たとえば、こんなシチュエーションを想像して欲しい。

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質問に前提のない選択おバカ

質問に前提のない選択おバカ

「てめぇで選んでください」

何を選べばいいのか聞いてこないで。自分でちゃんと考えて自分の意思で選んでみてよ。自分で選ぶことなく「〇〇さんが言ったから」という責任転嫁しやすい逃げ道をつくらんで。

自分で決めてこなかった人は、そりゃ他人に選ばされた暮らしなわけだし、そこに手触り感があるわけないし、空虚だと思うのよ。また何か大事な選択を迫られたときも、自分がないから(自分の選択に自信がないから)どう

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もし私が宿題をリデザインするとしたら

宿題やらなくても何も言われないなら、やらなくていいんじゃないですかね。私は宿題の学習効果をほとんど信じていなくて。本人が嬉々として取り組む場合を例外として、イヤイヤ取り組むのは全くと言ってよいほど頭に残りません。この世から宿題が消えればいいのに、と思っています。

もし私が学校の教師なら、あらかじめ保護者には
「宿題はやらなくていいです。だから決して「宿題はやったの?」なんて聞かないようにしてくだ

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「入れる高校でいい」という台詞も聞きます。公立高校で定員割れが多く起きている時代ですが、入った学校で毎日の生活は全く違うものになります。校風になじみながら通学でき、しっかり卒業できる学校を選んで下さい。15歳から始まる高校生活を、親子でリアルに想像する時間を作りたいものです。