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ノヴェンバー・ステップス
武満徹さんが作曲したオーケストラに尺八と琵琶がでてくるノヴェンバー・ステップス
という曲を聴いた。音と沈黙が同じ重みで測られているような今まで聴いたことのない
ような前衛的な曲であった。高い緊張感をこちらの聴衆にここまで強いられる曲も珍し
いのではなかろうか。自然の竹藪にすーっと風が入ってくるような音や尺八のかすんだ音までもみごとに表現しているので腰を抜かしておどろいた。
油断していると次
ユナイデット・オブ・ザ・シー
ホテルにとまった 簡素なホテルだ
名前はカタカナでユナイデット・オブ・ザ・シー
窓からは大きな海が見える 一面の青だ
私は昨日「あなたはカリスマね」と言われた
しかし、私はカリスマの意味を知らなかった
どんな言葉なのだろう 言葉には極めて疎いのだ
昔の恩師が須賀敦子みたいなエッセイを書きたいと言っていた
詩のようで直線なロジカルな詩を書く人らしい
恩師にはまた吉行淳之介を読むように
アイドルをプロデュース
漱石というアイドルを私はプロデュースする
彼女は一流の小説家だった
溢れんばかりの若さが輝く17歳
誰もが彼女の虜だった
筆圧の重みと同じだけの眼光の重み
つらい、きついの弱音も吐かずに
踊りを振り付けまで完璧に覚えていった
キャッチフレーズは永遠の17歳
小説を書くことが彼女の趣味だった
シナリオもかけちゃうマルチタレント
そう、ソレが漱石だった
テオ・アンゲロプロス監督作品にハマる
最近、図書館でDVD作品を借りる機会が多くなった。
なかでもギリシャの巨匠テオ・アンゲロプロス作品を借りて家で観ることがおおい。
テオ・アンゲロプロス監督作品にはきまりがある。
それはワンシーンワンカットの長まわしを多用することである。
時間の流れがものすごく遅いのだ。
だから、現代人にとっては苦痛な時間を強いられるかもしれない。
昔のテオ・アンゲロプロスのインタビューをYouTube
とことんハマろう
ハマることで世界が見えてくる。これは堀江貴文著の『やりきる力』に書かれた言葉だ。
『シェラ・デ・コブレの幽霊』
建築家と心霊調査員のふたつの顔をもつネルソン・オライオンのもとに亡くなった母親から電話がくるという謎の依頼が舞い込む。ヴィヴィアという資産家の妻からの依頼である。調査のため、ヴィヴィアとともにヴィヴィアの母親の眠る納骨堂にいくと棺は開き、そばには古いダイヤル式の電話おいてあった。その時、めちゃくちゃ恐ろしい女の幽霊が現れてそのショックのあまりヴィヴィアは気絶してしまうのである。その後、資産家の家に
もっとみるぶつぶつ唱える言葉の学び
私は新しい言語を学ぶ際には、口でひたすらぶつぶつ唱えるようにしている。これにはコツがあって毎日、継続して同じ文法書をはじめから唱えることがコツである。発音や変化表などはからだで覚えてしまおうという魂胆である。古典ギリシア語やラテン語などの古典語は身につくまでに10年スパンで時間がかかるから注意しなくてはならない。CDががついている言語の語学書は一日に10課くらいまでぶつぶつ唱えて必要な単語と文法事
もっとみるエセーを読んで感じたこと
入院中にモンテーニュの『エセー』全6冊を読んで感じたことはモンテーニュが現代に甦ったら名ブロガーだなあと思いました。引用の仕方も抜群でラテン語にひいでておりなんでも器用にこなせるあたりがブログを書くうえで重要なことだと思いました。
ドストエフスキーについて
私はドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』を中学生から高校生にかけて読了した思い出があるが、内容がかなりおぼろげなため今、もう一度精読している。すると不思議なものでドストエフスキーの他の作品も読みたくなり、『悪霊』も読み込んでいる。ドストエフスキーはロシアの作家であるが世界文学を見渡してみると評価が高い作家でもある。しかし、ドストエフスキーが好きな人々は同じロシアの作家であるトルストイを敬遠す
もっとみるプログレッシブ・ロックのアルバム『恐怖の頭脳改革』について
エマーソン・レイク&パーマー手がけるアルバム『恐怖の頭脳改革』は私が最も強いアルバムであろうと思っている。
とりあえずメンバー紹介をすると。
リードギター、グレグ・レイク。
オルガン、ピアノ、キース・エマーソン。
ドラムス、カール・パーマー。
作詞、ピート・シンフィールド。
となっている。
既成のロックの概念を軽々と越えるようなサウンドにこのアルバムはなっている。彼らの音楽は古典から現代音楽
クリーピーナッツについて
日本を代表するヒップホップアーティストの一つである。
歌詞が哲学で私は大好きである。毎日聴いている。
「のびしろ」や「よふかしのうた」が大好きな曲である。
最近、Blu-rayプレイヤーを買ったので、横浜アリーナのLIVEが
収録されているBlu-rayで観ているがRー指定さんの熱量がはんぱない。
いつか生でLIVEにいってみたいアーティストである。
読者のみなさんもクリーピーナッツが好きな人がい