『シェラ・デ・コブレの幽霊』
建築家と心霊調査員のふたつの顔をもつネルソン・オライオンのもとに亡くなった母親から電話がくるという謎の依頼が舞い込む。ヴィヴィアという資産家の妻からの依頼である。調査のため、ヴィヴィアとともにヴィヴィアの母親の眠る納骨堂にいくと棺は開き、そばには古いダイヤル式の電話おいてあった。その時、めちゃくちゃ恐ろしい女の幽霊が現れてそのショックのあまりヴィヴィアは気絶してしまうのである。その後、資産家の家に運ばれて、家のなかで目覚めたヴィヴィアは家の壁に教会の絵が飾られていることに気がつく。その教会の名はかつて「シェラ・デ・コブレ」と呼ばれていた。異様な雰囲気の家政婦ポリーナが今回の電話事件の解決は無理だ、とオライオンに言い放つ。実はポリーナは「シェラ・デ・コブレ」の出身であったのである。ポリーナも幽霊を見てしまい、恐怖におののくことになる。その後、ポリーナは幽霊の仕業で車の中に閉じ込められて、死にそうになる。そのあと、ヴィヴィア見ている目の前で幽霊の仕業によってナイフで自殺においやられてしまう。ヴィヴィアもポリーナの死体を車に運んだあと、幽霊の仕業によって車に閉じ込められ、その車ごと海へと落とされ亡くなってしまう。
感想
かなり怖かったです。モノクロ作品なのにここまで現代人を恐怖に陥れるとは、おもいもよらなかったです。ホーンデットマンションのモノクロ版ここにあり!というかんじでしたね。今、Amazonプライム・ビデオでしかこの作品が配信されていないので配信が終了する前に是非ご覧ください!
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