#日記
どんなふうに、大切な人とやりとりしている?──君のいまがより良くなるように。
11:20 [PM]
「拓郎くんと全然コミュニケーションとれてないね」
突然の彼女からの連絡に、共感した。
チャットツールを使ったコミュニケーションはこれまでと変わらないくらいしているにもかかわらず、どうして不足感があるのだろう…。
正直に言うと、今のままでもこの関係に変化はないと思うが、「別居婚」をはじめてお互いが物理的に離れたことで、むしろ彼女のさらなるおもしろい一面を見られたら……と
安定しない書き文字と、ホルモンバランス
女性の心とからだというのは、本当にうつろいやすい。
気圧の高い低いとか
季節がスライドしていくその隙間とか
生理が近づいているかその最中か
などなどのいろいろで感情もゆさぶられるから
「世界よ、いますぐ爆発しろ」と身の回りの全てを破壊したくなる衝動にかられたり
「世界よ、優しさをありがとう」と感謝のあまり天を仰ぎたくなったり、とかく忙しい。
外的要因やからだの変化によって、気分のアップダウ
それでも、分かり合えないあなたと生きていく
ここ数年、ずっとずっと。
わたしのなかで繰り返し、声にも出すし、言葉として書き留めていることがある。
それは「人と人とは分かり合えない」という、現実。
初めて、こう思い知ったのは、一人で海外をふらふら旅していた、5年前。
動物的な分類で言えば同じ生き物だとしても、もう人間の力ではどうしようもできない、湿度や雨の頻度や日照時間、植物の種類や空の広さで以って、
何億年もかけて培われた細胞の影
「死ぬのが楽しみ」と言えるその日まで
夏休みの宿題をやり始めるのは、だいたい始業式のあと。
貯金0円で会社を辞め、リボ払いに手を出したこともある。
頑張れば金曜日に終わる仕事を、つい土日に持ち越してしまう。
そんな計画性ゼロの私が、将来のプランとして一つだけ決めていることがある。
両親や兄妹はもちろん、仲のいい友達、夫。特別に大切な人よりも、後に死にたい。
RADWIMPSの「25個目の染色体」という歌の中で、
あなたが死
ささやかだけれど、意味のあるもの
みーさん(夫)は、食べたものを毎日日記につけている。
「10月25日 夜:ごはん、鱈の幽庵焼き、豚汁、きゅうりの浅漬け」みたいに、食べたものを淡々とメモしている。
それをときどき一緒に見返して、「この日は映画見に行ったね」とか、「これは出張から帰ってきた日だね」とか、「この日はすごく寒かったね」とか、思い出しながら話したりする。
ごはんの記憶をたぐり寄せると、不思議とそのときに考えていたこと
コンセプトが可変する場
とあるお仕事で物件開発のプロジェクトが進んでいる。まだ時期は早いが今までにない開発プロセスを持ち込みたいと悶々と考えていた。
従来の施設は名前も用途も空気すらも設計された状態でテナントや居住者を集める。それに少し違和感を感じていた。「この感じ好きならどうぞ」っていう距離を感じたりしていた。
このあらかじめ設計されたものを選ぶのって本当に入居者にとって楽しいことなのか。なんなら人が入る前に作られ
安心安全の場所を確保せよ
サードプレイスという場所は、あったほうがいい。家と会社を往復するばかりのわたしに、それ以外の場所ができた。
いろんな年代、職種、想いをもった人と触れ合うことで、自分にとっての当たり前って、みんなもそうとは限らないんだなと実感した。
ある程度の高さで括られた箱庭は、なんだかとても居心地がよくて、そこでの語らいはわたしにとってのひだまりになった。安心安全な場所では、なにを語らっても大丈夫という空気がわ