手編みの作品を制作、販売しているe.p.o…笑歩です。 記事を読んで頂き有難うございます。 noteでは日々の繰り返しの中で感じたことを書いているのですが、その中にある「…
雲の合間に 覗く月 手を伸ばし 指の先で ベールを払えば 綺麗な輪が 顔を出す 優しい微笑み 辺りは ピンクに染まり ほっと和む 丸い心 繰り返され 積み重なり …
ユリの花のオレンジがとても綺麗。 光に当たって透けて見える花弁から、優しさと元気をもらった。月に1回届く小さなブーケの中に入っていた、自分では選ばないタイプの花。…
葉っぱの小舟にゆられ 大きく迫る夜空と向き合う ぼくは ちっとも こわくなんかないさ どこに流れ着くのかなんて しらないけど どこかでひっくり返るかも しれないけど…
体調を崩してベッドの上で布団をかぶり過ごしている時間。色々と予定が変わってしまい焦りを感じる。静かな部屋では、普段はあまり気に留めることのない音が聞こえてくる。…
水面に映る月は なにを隠すのか 冷たい水は 触れるのもためらう おぼろげな記憶の中 大きく吸った息が広がる 夜の空で 泡になる ぷくぷく ぷくぷく 広がって 月を包…
雨が続いた後、久しぶりに陽の光を浴びた。 寒いと感じる日はあるけれど、降り注ぐ陽射しはもう春のもの。少しの時間でも、陽だまりで本を読んでいると気持ちよく集中でき…
季節の移ろいを抱きしめ 月へと向かう このまま この形のまま 預かってほしいと願う 月は青い笑みを浮かべる 月の光に誘われ 歩き始める 行く先は 白いベールの向こ…
冬の空を見上げた。 両隣の高い建物に囲まれた場所から見上げた狭い空は、灰色がかった薄い青空。狭さと冷たい空気が相まって寂しくも、薄青の空が見えていることになんだ…
暗い巣穴から 月を覗く 真っ黒いビーズの瞳に 小さく月が浮かぶ 穴から顔を出した りす 眩しい月明かりに 目を閉じる あっちに隠した木の実 そっちに隠した木の実 大…
遠くに聞こえる 優しい色は 猫のひげを伝って ぽとんと落ちた しづくみたいに 広がる輪 5本の線の上で 小さく跳ねる 淡い色のリズム 心地いい眠りに 誘われる 幼い…
水玉模様のキリン 長い首で月を見上げる つぶらな瞳は 月に吸い込まれ 優しい心は 月に掴まれ 素直な気持ちでつぶやいた 「本当はピンク色が好き」 「ピンク色の水玉模…
海で生まれた kulala 月と重なる 海月 空と海の間を漂う 日々の繰り返しに 思いがけず巡り合った 幸せのサイン 色とりどりの四季 感じる心を大切に kulalaに乗せて …
小さな女の子が ノートにりんごを半分 真ん中にハート型を描いたら 月に誘われ 夜の砂浜へ降り立った 砂浜にりんごが一つ 何処から来たのか 月に照らされ 不思議な光…
鮮やかな花々が咲き乱れ 黄金色の大きな滝が どすん と迫ってくる夏の夜空 華やかな宴の向こう 月に逢いたい たまらず 大粒の「花涙」を散らせ 空へ届けた 遠い昔 …
e.p.o...笑歩
2024年2月7日 17:33
手編みの作品を制作、販売しているe.p.o…笑歩です。記事を読んで頂き有難うございます。noteでは日々の繰り返しの中で感じたことを書いているのですが、その中にある「ピンクの月」の世界を手編みのプルオーバーで表現しました。糸選びやモチーフの組み合わせなど、手を動かしながら月を想いながら、自由にしなやかに制作した遊び心を備えた大人のセーターです。
2024年4月30日 20:42
雲の合間に 覗く月手を伸ばし 指の先で ベールを払えば綺麗な輪が 顔を出す優しい微笑み 辺りは ピンクに染まりほっと和む 丸い心繰り返され 積み重なりいつしか 月日を忘れ長い時をかけ 折を合わせ指先の爪を ピンクに染め月の微笑みと 共に歩むと 決めた夜
2024年4月29日 23:53
ユリの花のオレンジがとても綺麗。光に当たって透けて見える花弁から、優しさと元気をもらった。月に1回届く小さなブーケの中に入っていた、自分では選ばないタイプの花。日に日に大きく開く姿を眺めていると嬉しくなる。ささやかな気付きや自然の姿にちょこちょこ支えられて過ごしていると、ずっと昔のことを思い出す機会が増えるみたいだ。そのおかげで思いも寄らない変化が自分の中で起こっている。一年を通じてお世話
2024年3月31日 21:23
葉っぱの小舟にゆられ大きく迫る夜空と向き合う ぼくはちっとも こわくなんかないさどこに流れ着くのかなんて しらないけどどこかでひっくり返るかも しれないけど空と海のつながるとこを目指す ぼくはとっても わくわくしてる月がね さっきからずっと笑ってるんだ ぼくのことずっと追っかけてくるんだあっひときわ眩しい月光柱に 吞み込まれほんの一瞬で すとんと落ちた「おやすみ
2024年3月30日 21:40
体調を崩してベッドの上で布団をかぶり過ごしている時間。色々と予定が変わってしまい焦りを感じる。静かな部屋では、普段はあまり気に留めることのない音が聞こえてくる。鳥の声がピチクパチクピチクパチクと早口言葉みたいに流れていく。結構な数の群れなのかな?喉が渇かないのかな?ずいぶん長い間鳴き続けているので、単調な音に慣れてくる頃には眠ってしまった。こういう自然の中の流れるような音っていいなと思
2024年2月29日 22:40
水面に映る月は なにを隠すのか冷たい水は 触れるのもためらうおぼろげな記憶の中大きく吸った息が広がる 夜の空で泡になるぷくぷく ぷくぷく 広がって月を包み込む水面は 静かに透き通るどこまでも 見渡せるように暗闇の中で 透き通る月の大きなため息にぱちん ぱちん 消えゆく泡鏡に映る我が姿を 遥か彼方から眺め「本当のことは ひとつだけ」と月に焦がれる人が ここにいる
2024年2月26日 21:45
雨が続いた後、久しぶりに陽の光を浴びた。寒いと感じる日はあるけれど、降り注ぐ陽射しはもう春のもの。少しの時間でも、陽だまりで本を読んでいると気持ちよく集中できる。数日前に買った本は、サラッと読める内容だったのですぐに読み終えた。今から10年前に刊行されて以降ずいぶん話題になり、あちこちでこの本の内容についての記事を目にする機会も多く、何が書いてあるのかおおよその想像がついているし、図書館で
2024年1月31日 20:20
季節の移ろいを抱きしめ 月へと向かうこのまま この形のまま預かってほしいと願う月は青い笑みを浮かべる月の光に誘われ 歩き始める行く先は 白いベールの向こう振り向いた先は 眩しくて見えない変わらないもの 変わりゆくもの青い月は 少しも揺れず静かに雲に隠れた
2024年1月29日 19:36
冬の空を見上げた。両隣の高い建物に囲まれた場所から見上げた狭い空は、灰色がかった薄い青空。狭さと冷たい空気が相まって寂しくも、薄青の空が見えていることになんだか安心感を覚えた。冬の海を眺める。冬晴れの日の空と海の青は、スーッとしてとても爽やか。自然の寛大さと相まって、日々の細々したつまずき事なんて胡麻の一粒くらい小さく思えてくる。あおい目のこねこ。小学生の頃に読んだ「あおい目のこねこ
2023年12月31日 23:43
暗い巣穴から 月を覗く真っ黒いビーズの瞳に 小さく月が浮かぶ穴から顔を出した りす眩しい月明かりに 目を閉じるあっちに隠した木の実 そっちに隠した木の実大事な木の実が心配で 眠れないいっぱいの木の実は りすの心も大きくしてくれる月は りすだけを見つめる「木の実は 明日も集めに行ける」「その巣穴より大きい自分は いない」りすは ぱちっと目を開けて月へ にっこり微笑んだ
2023年12月18日 12:39
すっかり茶色くなってしまったミニトマト細くて折れそうな枝を、そーっと飾って最後です。美味しいトマトをありがとう!
2023年11月30日 23:02
遠くに聞こえる 優しい色は猫のひげを伝って ぽとんと落ちたしづくみたいに 広がる輪5本の線の上で 小さく跳ねる 淡い色のリズム心地いい眠りに 誘われる幼い頃 満月の夜 ピンクの月を求めたささやくような 月の息吹は大人になっても 「たいせつなもの」遠くに聞こえる 優しい色はどこか懐かしいまま 時を越えて 跳ねつづける眠りの中で 感じる幸せ
2023年10月31日 18:11
水玉模様のキリン 長い首で月を見上げるつぶらな瞳は 月に吸い込まれ優しい心は 月に掴まれ素直な気持ちでつぶやいた「本当はピンク色が好き」「ピンク色の水玉模様になりたい」月はにっこり笑うキリンを見つめて 楽しそうに笑い続ける遠くから 楽しげな音が聞こえてくる辺りが少しずつ明るく 賑やかな風が流れ始めたいつの間にか 軽やかにステップを踏みくるくる回るキリンピンク色の水玉
2023年9月29日 18:50
海で生まれた kulala月と重なる 海月空と海の間を漂う 日々の繰り返しに思いがけず巡り合った 幸せのサイン色とりどりの四季 感じる心を大切にkulalaに乗せて夜空に浮かぶ満月 人々が焦がれるその姿を その光を 真ん中をkulalaに乗せて一目一目 編み綴る
2023年8月31日 19:39
小さな女の子が ノートにりんごを半分真ん中にハート型を描いたら月に誘われ 夜の砂浜へ降り立った砂浜にりんごが一つ何処から来たのか 月に照らされ 不思議な光を放つ赤く染まるまでの 季節の移ろいいっぱい吸い込んで ここへ来た時間の経過と共に 照らし出された りんごの真ん中凛として 優しく 美しい光景に女の子は 心が透き通るほど 幸せだった四季の喜怒哀楽を蓄えた りんごの真ん中
2023年7月31日 22:05
鮮やかな花々が咲き乱れ黄金色の大きな滝が どすん と迫ってくる夏の夜空華やかな宴の向こう 月に逢いたいたまらず 大粒の「花涙」を散らせ 空へ届けた遠い昔 あの場所へ戻り一つ一つ 丁寧に 心を巡る旅の途中「涙は 枯れるまで続く」とわかった時澄んだ月明かりに包まれ ほっとしたあの時から「あふれる涙は花涙 月へ届けと夜空へ散らす」とためらわず 涙する白い煙が雲のように流れ 色も音