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隠れ虐待サバイバー。

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自分のこれまでをまとめます。私は自分を隠れ虐待サバイバーの一人だと思っています。大きな事件にならなくても、誰にも気づかれなくても、自覚がなくても、実は自分も虐待を受けていたのだと…
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六.2人目の救世主あらわる。

私が倒れる前、2015年の秋頃だったと思う。その頃は、メンタルも体調もボロボロだったけど、そのことに気づかないふりをして無理ばかりしていた。このままでは自分はダメになると薄々感じていたが、何から始めたら良いか、何をすれば良いか検討もつかなかった。

何か始めたい、自分を変えたい、でも何をしたら良いかわからない。誰にも相談出来ない。悔しさや不安や、いら立ちの感情がごちゃごちゃになって、子どもの頃から

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五. 暗黒時代の自分に言いたい事。

母に「あんたなんか産むつもりなかった」と言われ、大学生だった私はそれまで以上に母を嫌いになった。そんなことを言う人間は、嫌われても仕方がないと思った。他人を傷つけても全く気にせず自分のことばかり大事にする母に完全に呆れた。

私は大学を卒業し1年バイトを続けながらお金を貯め、就職先を見つけて家を出た。もうこれ以上この家にはいられない、ここにいたら自分が壊れてしまうとずっと思っていた。早く1人になり

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四. 最悪な出来事の後に現れた救世主。

私が大学生だったある日、帰宅するといつものように些細なことから母と口論になった。その頃は毎日喧嘩ばかり。だけどその日は特別だった。口論の末、母からこんな事を言われたのだ。

「あんたなんか産むつもりなかったんだから!」

この言葉を聞いた瞬間、頭が真っ白になった。何も考えられなくなり、すぐに自分の部屋に籠った。最悪な気分だった。

何でこんなことを言われるんだろう。私が悪いんだろうか。どうすれば良

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三. インナーチャイルドで気づいた事実。

私は、とある田舎町で生まれた。両親と5歳上の兄の4人家族。私が物心つく頃には市の中心部に近い所へ引っ越していた。都会寄りではあったが、田んぼが広がり、まだ空き地などがあるほのぼのとした地域で育った。

私の子どもの頃の記憶はどれもどんよりしていた。悲しかったこと、悔しかったこと、イヤだったことばかり。あそこへ行って楽しかったなとか、あの人に会えて嬉しかったなとかの記憶が、いくら思い出そうとしても出

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二.私がずっと求めていたもの。

職場で倒れて数か月後、予定していた通り私は彼氏と入籍した。

結婚することは、子どもの頃からの私の夢だった。それはウエディングドレスや結婚式への憧れからではなく、「ペア」になりたかったから。

私はずっと、たった1人の、私だけの完全なる味方が欲しかった。私の味方になってくれるのは、親でもなく兄弟でもなく、友だちでもなくいつか出会うはずのパートナーだけなんだと、子どもの頃の私はなぜか信じて疑わなかっ

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一.体からのメッセージ。

朝、腰が痛くて目が覚めた。かなりの激痛だった。

「今日は誕生日なのに...」

その日は私の38回目の誕生日だった。38回も誕生日をやっていても、誕生日はやっぱり特別な日だ。

ベッドから起き上がるのも大変な位の痛みだったけど、仕事を休むわけにはいかなかった。その日は鍵当番で、会社の鍵を私が開けなければならなかった。

痛みを我慢しながら何とか服を着替え、壁づたいに歩きながら家を出て地下鉄に乗り

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