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土橋 悠宇(dobashi yuma)
2020年5月30日 12:05
「蝉」初めて聴くのに懐かしい。こんな感覚ってないだろうか。この曲なんかに似てない?でもこれだってのは思い浮かばない…僕は好きな音楽にはだいたいこういう感覚を覚える。きっと前世の記憶だろうとか、そういう非科学的な片付け方をしてしまうのだけど。いつの時代に聴いても古くも感じないし新しくも感じない。でも、シンプルに、いい曲だなぁ。っていう曲づくりがしたいと常々思っている。そ
2020年5月31日 12:19
「たんす」あの手紙、どこへやったかな。僕は昔から今も変わらず手紙は大事に取っておくというか、もらうのも好きな方だ。(なんならとっ散らかってしまって意味わからなくなって伝わらないよねごめん、みたいな熱量のある長文が好きだ。)高校のときに付き合っていた子が、当時まだ何者にもなろうとしていなかった僕に、"本当に孤独を感じたときにはじめて読んでね"とフェルト生地の手作りお守りに忍ばせてくれた手
2020年6月1日 11:42
「五月雨」別れってものにひどく臆病なんだ。出逢いは素晴らしいものだけど、形は異なれど必ず別れがくるでしょう?あれが耐えがたいんだ。だからいっそのこと出逢わなければよかったなんて思ってしまう。もちろんそれは100%の本音ではないよ。でも半分くらいは本気で思ったりするな。命は生まれ変わるなんてことがあるとしてもし今世で別れても、また来世で逢えるのだろうか。もしかしたら前世でも
2020年6月3日 22:06
「僕の命はそこにある」あの鳴き声はなに?夜の散歩中に聞かれた。あれはホトトギスだよ。初夏になるとどこからともなく聴こえてくる。姿は見えないし気配はないけど、いるんだね。草むらを歩けば、足元には、無数の虫たちがいる。小さくて見えないだけでね。踏んづけてる?たまたま踏んづけられてしまう命もあるだろうね。笑いながら歩いたあの道でも、踏んづけてたのかな。そういうこと
2020年6月6日 12:30
「Sain'o O」波の音がする。聴き覚えのない言語で何か話している声が聴こえる。妙に心地いい。砂…じゃない。土の感触を背中に感じる。まだまだぼーっとした頭で、ようやく目を開けると太陽の光が穏やかに、脳を覚醒させていく。声の主たちは思いの外近くにいるようだ。その声には、どこからともなく聴こえてくる歌のような心地よさと、耳元で語られる絵本のような温もりを感じた。身体をよ
2020年6月10日 12:07
「ikusa」戦わずして勝つ。戦わないのだったら勝ちも負けもないのではないか、とも思うが、戦いにも色々ある。自分との戦い、恋敵との戦い、競合との戦い…また何を勝ちとするかも価値観によって違う。かつて、真田家が、井伊家が苦慮の上実行したように、ときに、真っ向から立ち向かわないことで守るべきものを守る、という"勝ち"がある。それらは孫子"兵法"の教えの中核でさえあるように思う。
2020年8月28日 23:26
「YeLLow」ロックンロールってものが一体なんなのかなんてわかったものじゃない大人になるとやりたいなにかをするのに特になかったはずの理由をつけたり説明をすることができるようになるそれはただの衝動であったはずなのに理屈を述べることができるようになる必要とあらば、目指すべきところをこしらえることができるようになる刹那的に衝動に従うというシンプルなことが幼稚なのでは