マガジンのカバー画像

現代社会 / Veile Creative

69
生々流転するテクノロジーに翻弄される現代社会を考察。
運営しているクリエイター

#日本

アジアの次に来る地域「アフリカ」

アジアの次に来る地域「アフリカ」

2018年から2022年の間に、最も経済成長した国はどこなのか、答えから言うと2015年にエクソンモービルが石油資源を発掘したガイアナ(南米)が1位となっている。ガイアナの名前を聞いたことがある人は少なくないかもしれないが、それがどこにあるのかまで知っている人は少ないのではないだろうか。そのうえで、ここ最近の経済成長著しい国はどこに多いのかもなんとなくしか知らない人が多いだろう。

すでにアジアの

もっとみる
マレーシアの税制、年金制度、社会保障は優れているのか?

マレーシアの税制、年金制度、社会保障は優れているのか?

東南アジアの優等生といわれたマレーシア、その赤道直下に位置する人口3300万の多民族国家における税制や年金制度、社会保障はいかなる様相を呈しているのかについて振り返っていくとします。なお、物価事情についても下記の記事で紹介しています。

税金普通の企業で働いて生活している場合、マレーシアでは所得税くらいしか課税されません。

所得税

タックスヘイブンといわれることもあるマレーシア(下記参照)です

もっとみる
いわゆる「成長センター」は今どこにあるのか?

いわゆる「成長センター」は今どこにあるのか?

急落する東アジアの出生率

日本はおろか、韓国や台湾、中国など東アジアの出生率の鈍化に歯止めがかからない。この状況は極めて特異といえるもので米国でもアジア系の出生率だけが突出して減っている。ヒスパニックや黒人、欧米系の人種に至ってはアジア系よりもはるかに高い出生率を保っている。

出生率の低下が招くことの一つとして挙げられるのが世界の成長センターの変遷である。人口が多ければ、なおかつ若い人が多けれ

もっとみる
米国経済コラム - 学生ローン問題を考える

米国経済コラム - 学生ローン問題を考える

学費が高すぎるアメリカ社会最近話題になっている問題の一つにアメリカの学費が高すぎる問題があります。日本とは異なり、高額な学費を要求されるアメリカですが、給与水準は高く、日本の二倍ほどあります。よくアメリカの物価といわれて思い出すのがその高さです。何を食べるにも飲むにも日本の数倍の料金を払わなければならないというイメージが根深いアメリカですが、現地在住の方の話を聞くと食費や居住費は抑えようとすれば抑

もっとみる
韓国学歴社会:SKYはまだ健在か?

韓国学歴社会:SKYはまだ健在か?

韓国の学歴社会っぷりは日本でも報道されるほどに過酷なものとなっています。このことは特段深堀しなくても想像はつくでしょう。韓国では、生まれた時から受験戦争が始まっており、どこの高校に入り、どこの大学を出たかで人生が決まるとまで言われています。

韓国の受験勉強については個人差があるのは当然ですが、その苛烈っぷりは個人の勉強時間だけではどうにもならないともいわれています。なぜなら、ここでいう勉強とは大

もっとみる
とあるマレーシア企業での〇〇な体験談

とあるマレーシア企業での〇〇な体験談

企業名はここでは伏せるものの、とあるマレーシアでの就職体験談について書いていく。もちろんこれは有料記事であり、購入した人しか読めないようにしている。具体的には、

等について述べていく。

どうやってマレーシアで現地就業するのか?

まずは、どうやって現地就業するのかだが、これは簡単である。例えば、Linked InやJob Streetなどのアプリで職を探して応募すればいい。そうこうしているうち

もっとみる
14年連続で移住したい国、その理由は確かだ

14年連続で移住したい国、その理由は確かだ

14年連続で住みたい国「マレーシア」私は来馬して少し経ちますが、マレーシア生活と日本での生活の違い、マレーシア生活の利点について書いていきます。また、後の章ではマレーシア生活をするにあたり注意すべきことについても述べていきます。

マレーシア生活において日本と比べた時に最も「いいな」と思ったことはいくつかあります。

それは一つに、気候の変化がないことです。日本だと1か月おきに徐々に気温が変わって

もっとみる
台頭するインド、没落する旧宗主国【時代変換】

台頭するインド、没落する旧宗主国【時代変換】

今から300年前、インドとイギリスは今とは全く違う関係性にあった。徐々にその勢いをつけるインドに対し、物価高や戦争で常に疲弊しているイギリスという構図はその時代には想像もできなかったはずである。

しかし、21世紀になってまったく想像もできなかった話が現実のものになろうとしている。こんな話をしても、イギリス人はインド人に何も思うことはないだろう。しかし、面白いと思わないだろうか?いままで完全に上位

もっとみる
ゼレンスキー氏の訪日、世界の行方はどこに行くのか?

ゼレンスキー氏の訪日、世界の行方はどこに行くのか?

ロシアのウクライナ侵攻後、ゼレンスキー大統領がアジアの国を訪問するのは初めてのことになります。このことが今後の世界情勢にどう響いてくるのか、投資家、労働者、すべての人々が注目すべき現代の問題について解説していきます。

ウクライナ大統領のヴォロディミル・ゼレンスキー氏は、日本で開催されるG7に出席する前に、一部のアラブ指導者がロシアによるウクライナへの侵攻に対して「見て見ぬふり」をしていることを非

もっとみる