第11回成人発達障害支援学会 大阪大会
2日目 寝坊して午前のシンポジウムの最後から。。
これからの地域の支援ネットワークづくりはリゾーム型水平連携!
by大久保先生
いいですねー。発達障害の自助グループのネットワークなんてもとからリゾーム型ですし(≧∇≦)
そして、発達障害者支援はトラウマインフォームドでなければならない。と。
そうなんです。大人は特に、心も体ももうボロボロって感じで受診します。過剰適応でそう見えなくても。
私たちの本来の特性に合わない社会システムや社会環境が、不適応や障害状態をつくり出しているのです。
また、東京都発達障害者支援センター(おとなTOSKA)を受託する公益財団法人神経研究所では、今後すべての精神科医は神経発達症を診られるようになるべきという考え方で、発達障害専門外来は役目を終え、すでになくなっているそうです。衝撃。
最後の加藤先生のお話でも、精神科では従来、発達障害といえば自閉症を診るということだったのが、最近は「生きづらさ」を診るというふうに変わってきていると。
新しくできる病院では、福祉と連携して社会生活をサポートできる仕組みづくりに取り組んでおられるとのことでした。
疾患を治す医学モデルから、人間をサポートする社会モデルへのパラダイムシフト。いい感じで進んでいくとよいなと思います。
ちょっと未来が明るくみえた2日間でした。
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NPO法人DDAC(発達障害をもつ大人の会)は、ADHD、LD、ASDなどの神経発達症をもつ大人の当事者のための、当事者によって運営されているNPO法人です。すべての人の凸凹が生かされる社会、誰もとりのこさない社会、SDGsへ。あなたのサポートで社会が変わります。