株式会社fin経営チーム

日本人の健康寿命を伸ばすプロジェクトを勝手にチームで進めています。高齢者フィットネスの…

株式会社fin経営チーム

日本人の健康寿命を伸ばすプロジェクトを勝手にチームで進めています。高齢者フィットネスの未来実装中。経営チームの知見が、長期目線で大きな成長を生むかもしれない。そのための社内note。

記事一覧

終活(ライフエンディング)市場を調べてみた

私は普段、エイジテック分野の商品を開発していることもあり、終活市場に興味を持ちました。今回は、終活市場について自分なりに調べたことをnoteに書きたいと思います。 …

シニアとオンラインフィットネスの親和性

こんにちは。 今回は、シニアとオンラインフィットネスの親和性について書きたいとおもいます。 一般的には、シニアはデジタルに弱い人が多いため、あまり相性が良くない…

シニア向けオンラインフィットネスの海外事例

注目が集まるシニア向けフィットネスサービス 今、海外ではシニア向けのフィットネスサービスが注目されています。それを象徴する2つの例を紹介します。 一つ目は、日本で…

巨大な社会課題であるシニアの孤独

今回は、シニアの孤独について書きたいと思います。 正直なところ、私は色々調べるまで、シニアの孤独問題はこれほどまでに大きな社会問題だとは思っていませんでした。 …

「介護予防」という言葉の危険性

介護予防という言葉は使ってはいけないかも 現在、私たちは65歳〜80歳にフォーカスした運動プログラムを作っています。高齢者の運動といえば、すぐに介護予防という言葉が…

オンラインフィットネスの海外事例

私は現在、デジタルを活用して健康寿命を伸ばす活動を行っている。そこで、オンラインフィットネスの海外事例をまとめたい。 売上が大きいスタートアップをリサーチすると…

カルチャーセンターも改革の余地がありそうな件

高齢者のウェルビーイングを考える上で、カルチャーセンターを避けては通らないと思う。私は、この事業を開始してはじめてカルチャーセンターについて知った。 カルチャー…

この領域は成長マーケットなのか

私たちは、リタイアした人がライブ形式で運動や学習をでき、日本人の健康寿命を伸ばす活動をしています。しかし、スタートアップとして、しっかり利益が出るようにしなけれ…

このプロジェクトのインパクトを妄想してみた

私たちは、このプロジェクトが社会に与えられるインパクトは物凄いことになると思っています。それを心理的側面と社会的側面に分けて考えていきたいと思います。 個人に与…

ライブ形式にこだわる理由

現在、私たちが開発しているのは、リタイアした人がライブ形式で運動や学習をできるサービスです。そこで、私が重視しているのが、「ライブ形式」というところです。 ライ…

オンラインシニアヨガに70代が参加している事実を考える

オンラインヨガに70代が参加している 私のチームでは、55歳以上のリタイアされた方がライブで運動や学習をできるサービスを開発していますが、今日オンラインミーティング…

自分がnoteを書く理由

noteを書く理由 自分がnoteを書いている理由は、主に3つあります。 1. インプットの質を上げたいから 2. 自分の考えや性格を先に表明しておきたいから 3. シンプルに楽し…

AIと比較した人間の本質について

このテーマを考える重要性 よく論じられるテーマではありますが、このテーマについて考えることは、若い人ほど重要だと考えています。何故なら、AIがやがてスマホのように…

老人会加入者が減っている背景

記事の目的 現在進めているプロジェクトのターゲットを理解する上で、「老人会加入者の減少」という変化を捉えることが重要だと思った。そのため、その事実と背景について…

最近、著名人の本で時々見かける「価値主義」とは

※あんまり誰も読まないと思い、超殴り書きです。ごめんなさい。 価値主義的な思想が色んな本で出てくるので、考えてみた 数ヶ月前、メタップス創業者の佐藤さんの「お金…

終活(ライフエンディング)市場を調べてみた

終活(ライフエンディング)市場を調べてみた

私は普段、エイジテック分野の商品を開発していることもあり、終活市場に興味を持ちました。今回は、終活市場について自分なりに調べたことをnoteに書きたいと思います。

そもそも終活とは?

終活の定義
調べたところ、以下のような定義のようです。

「人生の終わりに向けて、前向きに準備することで、今をより良く生きる活動のこと」

私は、もう少しネガティブなイメージがありましたが、思ったよりもポジティブ

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シニアとオンラインフィットネスの親和性

シニアとオンラインフィットネスの親和性

こんにちは。

今回は、シニアとオンラインフィットネスの親和性について書きたいとおもいます。

一般的には、シニアはデジタルに弱い人が多いため、あまり相性が良くないと思われる方が多いと思います。しかし、シニアだからこそのメリットもあると考えています。

若者とシニアは運動の目的が異なる

私がシニアがオンラインフィットネスに向いていると考える理由を、シニアと若者それぞれの運動の目的から考えていきた

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シニア向けオンラインフィットネスの海外事例

シニア向けオンラインフィットネスの海外事例

注目が集まるシニア向けフィットネスサービス
今、海外ではシニア向けのフィットネスサービスが注目されています。それを象徴する2つの例を紹介します。

一つ目は、日本でも有名なピーター・ティール率いるfounders fundがシニアにフォーカスしたライブ・オンデマンドのフィットネスクラスを提供するbalancedにシードで投資したことです。

二つ目は、a16zがシニアの転倒予防に特化したオンライン

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巨大な社会課題であるシニアの孤独

巨大な社会課題であるシニアの孤独

今回は、シニアの孤独について書きたいと思います。

正直なところ、私は色々調べるまで、シニアの孤独問題はこれほどまでに大きな社会問題だとは思っていませんでした。

しかし、他の課題よりも解決方法はシンプルだとも感じましたので、今回noteで書きたいと思いました。

シニアが孤立化する経緯
まず大前提として、人間は社会的な生き物だと思います。

「人と関わりたい」という動機が、本能的に備わっているの

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「介護予防」という言葉の危険性

「介護予防」という言葉の危険性

介護予防という言葉は使ってはいけないかも

現在、私たちは65歳〜80歳にフォーカスした運動プログラムを作っています。高齢者の運動といえば、すぐに介護予防という言葉が出てくるし、介護状態になることを予防するというコンセプトはとても良いものだと思います。

しかし私は、介護予防関係のサービス(行政も含む)を広める上では、「介護予防」は使うべきではないのではないかと考えています。

※まだ、サービスを

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オンラインフィットネスの海外事例

オンラインフィットネスの海外事例

私は現在、デジタルを活用して健康寿命を伸ばす活動を行っている。そこで、オンラインフィットネスの海外事例をまとめたい。

売上が大きいスタートアップをリサーチすると、中国のKeepとアメリカのPelotonが目立つ。

Keep

Keepは中国を代表するオンラインフィットネススタートアップだ。中国では、健康意識がここ数年で大きく高まっている。フィットネスジムも数年前に比べて出店数が大幅に増えている

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カルチャーセンターも改革の余地がありそうな件

カルチャーセンターも改革の余地がありそうな件

高齢者のウェルビーイングを考える上で、カルチャーセンターを避けては通らないと思う。私は、この事業を開始してはじめてカルチャーセンターについて知った。

カルチャーセンターとは

カルチャーセンターとは、社会人のために教育の機会を提供する民間の教養講座のことだ。有名どころで言えば、NHK文化センターや読売文化センターが挙げられる。最近、社会人のための教育として、リカレント教育やリスキリングに注目が集

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この領域は成長マーケットなのか

この領域は成長マーケットなのか

私たちは、リタイアした人がライブ形式で運動や学習をでき、日本人の健康寿命を伸ばす活動をしています。しかし、スタートアップとして、しっかり利益が出るようにしなければ持続性がないため、楽しく活動すると言えど利益もちゃんと出さなければなりません。

そこで重要だとされる指標が、参入するマーケットがどのくらいの成長市場なのかということです。

そこで今日は、どのくらいの成長市場に向き合っているかを書いてい

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このプロジェクトのインパクトを妄想してみた

このプロジェクトのインパクトを妄想してみた

私たちは、このプロジェクトが社会に与えられるインパクトは物凄いことになると思っています。それを心理的側面と社会的側面に分けて考えていきたいと思います。

個人に与えるインパクト
健康寿命を平均1年伸ばせたとします。
数字で1年と言われても想像はつきにくいですが、1年は物凄く長いです。直感的な説明すぎて笑えますが、「1時間何もせず待て」と言われたら、割と長く感じるはずです。1日は24時間なので、1年

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ライブ形式にこだわる理由

ライブ形式にこだわる理由

現在、私たちが開発しているのは、リタイアした人がライブ形式で運動や学習をできるサービスです。そこで、私が重視しているのが、「ライブ形式」というところです。

ライブの魅力

ライブは、YouTube等オンデマンドのコンテンツと比較して多くの魅力があります。私なりに考えたところ、「イベント性」という言葉にまとまると思っています。ライブは、その時間にしか体験できないため、見逃すという概念があります。ま

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オンラインシニアヨガに70代が参加している事実を考える

オンラインシニアヨガに70代が参加している事実を考える

オンラインヨガに70代が参加している
私のチームでは、55歳以上のリタイアされた方がライブで運動や学習をできるサービスを開発していますが、今日オンラインミーティングをさせて頂いた方からとても良い情報をもらいました。

その方は、シニアヨガで健康寿命を伸ばす事をビジョンに掲げた団体の理事を務められており、そこではオンラインで講座を開くことも多いそうです。お話して驚いたことが、そのオンライン講座には多

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自分がnoteを書く理由

自分がnoteを書く理由

noteを書く理由

自分がnoteを書いている理由は、主に3つあります。

1. インプットの質を上げたいから
2. 自分の考えや性格を先に表明しておきたいから
3. シンプルに楽しいから

この3つを下で深掘りしていきます。

インプットの質を上げたいから
日頃からTwitterを見たり、人と話したりする中でインプットする機会は結構多くあります。本を読むこともあるのですが、アウトプットの機会が

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AIと比較した人間の本質について

AIと比較した人間の本質について

このテーマを考える重要性

よく論じられるテーマではありますが、このテーマについて考えることは、若い人ほど重要だと考えています。何故なら、AIがやがてスマホのように普及した場合、AIと同じ強みを持っていても、希少価値がなくなってしまうからです。chatGPT等の言語系AIや stable diffusionの流れを見ると、誰でも使えるようなツールになることが想像できるので、ここのスキルを磨いてもコ

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老人会加入者が減っている背景

老人会加入者が減っている背景

記事の目的
現在進めているプロジェクトのターゲットを理解する上で、「老人会加入者の減少」という変化を捉えることが重要だと思った。そのため、その事実と背景について自分なりにまとめたい。

老人会への加入率が減っている

上の図から分かる通り、平成22年から27年までの5年間でクラブ数・会員数共に半数ほどになっている。しっかり調べていないが、この減少傾向は令和5年でもずっと続いていると予想される。

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最近、著名人の本で時々見かける「価値主義」とは

最近、著名人の本で時々見かける「価値主義」とは

※あんまり誰も読まないと思い、超殴り書きです。ごめんなさい。

価値主義的な思想が色んな本で出てくるので、考えてみた

数ヶ月前、メタップス創業者の佐藤さんの「お金2.0」を読んだ。その時、価値主義という言葉が出てきた。詳しくは覚えていないが、「お金の価値が相対的に下がり、価値が重視される世の中になってきている。」という主張だった覚えがある。

この主張を見た時、何を言っているのか深く理解できなか

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