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老人会加入者が減っている背景

記事の目的
現在進めているプロジェクトのターゲットを理解する上で、「老人会加入者の減少」という変化を捉えることが重要だと思った。そのため、その事実と背景について自分なりにまとめたい。

老人会への加入率が減っている

https://news.yahoo.co.jp/byline/torusaito/20160512-00057597より引用

上の図から分かる通り、平成22年から27年までの5年間でクラブ数・会員数共に半数ほどになっている。しっかり調べていないが、この減少傾向は令和5年でもずっと続いていると予想される。

https://news.yahoo.co.jp/byline/torusaito/20160512-00057597より引用

このデータを見ると、富山は50%近くの人が参加しているものの、神奈川は5%しか参加していない。都市の方が参加率が低い傾向にあるように見える。


問題は老人会の「古そうなイメージ」
この原因に挙げられるのが、老人会に対するイメージである。確かによく考えてみると、今の老人会は70,80代が多く、60歳の人から見ると、自分の親くらいの世代の人もいる。内容も、カラオケ,囲碁将棋,健康体操,ゲートボールと今の60代から見ると少し古いイメージがあるようだ。

また、都市の方が参加率が低いのは、都市の方が老人会に代替されるフィットネスクラブや趣味教室が多いのも影響しているようだ。確かにしっかりお金を払うような都市にあるサービスの方が若いイメージがある。

自分たちが意識したい点
自分は今、チームで高齢者向けのライブ学習and運動サービスを作っており、協力してくれる人も多い。そのくらい高齢者のスマホ所有率は、ここ直近で爆上がりしている。

高齢者というと、65歳以上という感じで一括りにされるが、85歳と60歳では25歳も離れており、特に団塊世代とその前の世代では、価値観が全く異なる。戦後の高度経済成長で一気に社会が変わった時期というのも大きいのかもしれない。

自分たちは、改めて以下のようなターゲットにフォーカスするべきだと思った。

・老人会に入りたくないけど、時間は余っている
・スマホを持っていて、YouTubeやラインを使っている

上のようなターゲットにアプローチするには、コンテンツもしっかり選ばないといけないし、マーケも考えないといけない。試行錯誤しないといけないが、期待できるサービスだと思う。

今後も、整理✖️発信のためにnoteを使っていくのもありかもと思っている。ありがとうございました。

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