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最近、著名人の本で時々見かける「価値主義」とは

※あんまり誰も読まないと思い、超殴り書きです。ごめんなさい。

価値主義的な思想が色んな本で出てくるので、考えてみた

数ヶ月前、メタップス創業者の佐藤さんの「お金2.0」を読んだ。その時、価値主義という言葉が出てきた。詳しくは覚えていないが、「お金の価値が相対的に下がり、価値が重視される世の中になってきている。」という主張だった覚えがある。

この主張を見た時、何を言っているのか深く理解できなかった。しかし、今度は別の本でも似たような主張がある。「purpose 意義化する経済とその先」という本だ。そこでも、「社会課題の解決が戦略の中心になる」という主張がなされている。

まだこの本はあまり読んでいないが、スタートアップを始めたばかりの自分にとっては、価値主義について考える気がしたので、少し考えてみた。

価値主義とは、「社会人の大学生化」

いくら本を読んでも、実感がなければなかなか理解できないので、今までの経験をもとに考えてみた。

最近の若者は、社会人になった時に「なんでこれをやらないといけないんですか?」という感じで、上司に噛み付くイメージがある。最近の若者といいつつ、自分が完全にこのタイプなので、よくわかる。自分の友人や兄弟を見ても、常識を弁えているので、いちいち上司に噛み付くほどではないが、この節はあると思う。こういうタイプは、自分が意味があると思うことしかやりたくない。例えお金をたくさん貰っても、やりたくないことはやりたくない。

自分が思うに、価値主義とは、このような人たちの影響力が高まることを言うのではないかと思った。

大学生や仕事を辞めた高齢者は、時間的にも経済的にも余裕がある。余裕があるからこそ、ボランティアに参加してみたり、NPOに参加してカンボジアに行って事前活動をしたりする。

恐らく、上に書いたような「最近の若者」は、こういう事前活動や自らの活動に積極的だ。やれと言われたことはやりたくないけど、自分で意義を感じたことを楽しくやりたい。そんな思考なのではないだろうか。

社会人の大学生化というのは、自分がわかりやすい言葉にしただけだが、「やれと言われたことをひたすら真面目に働く」という社会人像は既に正しくなくて、「大学生のようにちょっとだけ夢みがちな社会人」というのが正しくなるのでないかと思う。

ピーターパン症候群という言葉が教科書にのっているが、その言葉に近い傾向を小さくみんな持ってしまう時代になるのだと感じる。

価値主義は思ったより重要かも
上に書いているようなことを理解しても、あまり意味ないと感じてしまうかもしれないが、自分は思ったよりも大事に考えだと思う。

そんな人たちが、増えればどんな影響があるだろうか。

「採用の時に有利」とか「チームの生産性が上がる」とかもあると思うし、そういう具体的な事柄以外でも、多分大きいメリットがある。

良く一流企業の代表が、超抽象的な「カルチャー」という言葉を使う。アカツキ創業者の塩田さんやDeNA南場さんがいうカルチャーの重要性が全く分かっていなかったが、この「価値主義」と大きく繋がっていると思う。

直感的に「ここで活動したいな」と思えるチームにするには、自分の働く姿勢も変わってくる。代表がただの義務感で活動していても、あんまり一緒にやりたいとは思えない。みんなが楽しそうな雰囲気が出ている方が、出社する時もワクワクする。それが顧客にそのまま伝わる。結果的に業績も良くなると思う。

本気で活動している大学生サークルみたいな企業が、今後強くなるかもしれない。

とはいえ、まだ完全に理解していそうにないので、もうちょっと調べてみる。

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