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物書き(仮)でも喋りたい

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作品の感想文。急に思い付いた日記にする程ではない駄文。そんな物が見れます。
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#自分

温度差【読書感想文:朝井リョウ 少女は卒業しない⑶】

温度差【読書感想文:朝井リョウ 少女は卒業しない⑶】

前回の投稿はこちら↓

本を一冊読み終えた。
『少女は卒業しない』という短編集だ。今回は三作目、「在校生代表」の感想文を書こうと思う。

私の速読は、母方の祖父に似たのだと母が言った。
パラパラッとめくるだけで読めるような速読能力は無いが、自分の中ですっ飛ばして良いと判断した一、二文字は読み終わった文章と同等の扱いにした。

この作品は、そんな私の速読をさらに加速させる書き方だった。

前回前々回

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誰かの凸凹【読書感想文:朝井リョウ 少女は卒業しない⑵】

誰かの凸凹【読書感想文:朝井リョウ 少女は卒業しない⑵】

前回の投稿はこちら↓

本を一冊読み終えた。
『少女は卒業しない』という短編集だ。今回は二作目、「屋上は青」の感想文を書こうと思う。

「メイク崩したくないなあ」そう思った。

私の母は、自分が異端であることや人と変わっていることを自負している人間だ。
誰の目も気にせず、好きなことややりたいこと、大切な人の為に必死に動くことが出来ている。
だから、私がどんな選択をしようと、どんな物が好きだろうと、

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二十二歳

二十二歳

こんにちは、今日くらりです。

私は現在二十二歳。
約九時間後には二十三歳になる、社会人です。

今回は、二十二歳の一年について話そうと思います。

二十二歳は自分にとって、色々なものが大きく動いた年。
人間関係、仕事、環境、などなど、自分のことをよく知って、人とどう向き合うか考えさせられる年でした。

特に考えたのが、人間関係。
二十二歳を迎えたくらい。今日みたいな暑さが過ぎ、如何にも秋が始まり

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いつまで生きて、いつになったら死ぬのか

いつまで生きて、いつになったら死ぬのか

こんにちはこんばんは。今日くらりです。

最近脚本の応募に力を注ぎ過ぎて、noteの投稿が出来ていないのですが、日々思ったことは常にメモしています。

社会人になって早二ヶ月。
ふと思ったことがあります。

人はどれくらい生きて、どれくらいで死ぬのかな。

別に死にたいわけでも無いし、特段病んでるわけではないし、病んでるアピールでも無くて、シンプルな疑問なんです。

通勤してる時、
「今って死ぬた

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物語は否定から始まる

物語は否定から始まる

こんにちはこんばんは、今日くらりです。
脚本家になるべく、noteに脚本やらなんやら投稿しています。他の作品もぜひご覧下さい。

最新作はこちら↓

小さい頃から日本のドラマが大好きで、小中学生の時はドラマの時間帯や曜日を軸に生活していました。
今は脚本の勉強のためにも、一話は必ず観るようにしています。

そんな中気付いたことがあって。

物語を思いもよらぬ方向に転換させるには、『否定』が必要。

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諦めが早い

諦めが早い

こんにちはこんばんは。今日くらりです。

プロの脚本家になるべく、noteにちょこちょこ脚本を書いています。

私は諦めがとっても早い。
もういっかって思うことがたくさんあります。

諦めが早いって良い意味でも悪い意味でも使いますよね。

良い意味だと、
切り替えが早い、すぐ違うことに目を向けられる。
悪い意味だと、
忍耐力がない、飽き性。
など。

当人の私にとっては、悪い意味では捉えられるのは

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上を見るか、下を見るか

上を見るか、下を見るか

自分の目標に到達する時、人は人と比べることがある。あなたはどっち?

目標の遥か先まで走っている、自分より優れている人を見る。
自分が設定した目標なんて小さいもので、その人にとってはただの通過点でしかないと考えてる人を見る。

そうして、「自分も頑張らなければ」と目標を眺める。

目標どころか現在の自分にも到達しない、自分より劣っている人を見る。
目標までまだまだ追い付けない、むしろ追いつく気もな

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後悔しないけど

後悔しないけど

私が選んだ道

朝早くに起きて、
眠い目をこすりながら準備して、
電車に揺られて、
眠って、
バスを待って、
頭が働かないうちに仕事を始めて。

これは私の人生なのか
誰かの人生を私が歩んでるだけじゃないのか

そのうち、いつかは、はいつ来るのか
想像している自分の未来はいつ来るのか

何事もタイミング。
22年生きてきて、何となく分かってきた。
自分がタイミング良く、運良く上手くいったことだって

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