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後悔しないけど

私が選んだ道

朝早くに起きて、
眠い目をこすりながら準備して、
電車に揺られて、
眠って、
バスを待って、
頭が働かないうちに仕事を始めて。

これは私の人生なのか
誰かの人生を私が歩んでるだけじゃないのか

そのうち、いつかは、はいつ来るのか
想像している自分の未来はいつ来るのか

何事もタイミング。
22年生きてきて、何となく分かってきた。
自分がタイミング良く、運良く上手くいったことだって何度もある。

でもタイミングというのは酷である。

いつ来るか分からない。
来たとしても気付けるか分からない。
来たとしても応えられるか分からない。
それを待てる人が、本当の努力家なんだろう。

私にそれが出来るかな

私は反省しない。後悔しない。

提出物、時間、勉強、何やったってダメな私。
親からはよく反省しなさい、
あとから後悔するよって言われるけど、

全然ダメだ〜ってなっても数時間。
寝たら忘れるし。

でも、
「なんでそんなに脚本家になりたいのに大学に行ったの?」って言われた時に
初めて後悔が頭をよぎった。

でも私は表はスーパーポジティブ。

いつでも自分を守れるように常にプラス思考が身に付いていて、
「大学まで通わなかったら、脚本家になりたいと思っていなかったかもしれないから」と告げた。

でも本当は違うと思う。
「好きなものを好きだと言えるようになった時が今だったから」だと思う。

私は、今でこそ初対面でも馬鹿みたいに話すけど、人見知りの引っ込み思案、人間があまり好きではなかった。

そんな私は、好きなものを好きだと言えずに過ごした。好きなものを好きだと言うことに自信が持てなかった。「好き」にも上には上がいると思ったら、声をあげられなかった。

それが、
脚本が好き、ドラマが好き、推しはこの人で、こういう系統が好き、と話せるようになったのはここ数年だ。
私をこんな風にしてくれたのは、大学生活があったからだ。きっと。

そう思わないと、進路を選択した過去の私が可哀想じゃないか。
これがきっと最善策だと思って選んだ進路を、未来の私が否定する訳にはいかない。

私は、過去の私も肯定して生きていきたい。
間違ってないよ、あなたがいるから、今の私があるよ。

そう思いながら、私はお仕事をしながらタイミングを待つ。

いつか来る、後悔したくなる日まで。

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