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#写真
【28日目】澄み渡る命に触れた誰よりも強くなければいけなかった日々
わたしが愛情を知っているのは、あの子達に出会えたからだ。
わたしは末っ子だ。
4つ上の兄がいて、わたしがいる。
母方のいとこはみんな新潟にいるため、年に一度会うこともない。
思えば、もう10年ぐらいあってないだろう。
父方のいとこも関東とフランスにいるから、会うことはない。
関東の方とは反りが合わず、若干険悪な関係だ。
フランスのいとこは、去年とても久しぶりに日本に来た。
何度か遊んだけれど、
【27日目】攫われていく異界はひややりとすぐそこにあって帰れない青
わたしは、お盆の時期になると「川に足をつけに行きたい」という衝動に駆られる。
浅い川の石の上に足を置く。
川上からどこかの海に向かって流れていく、
ゆるくて冷たい水がわたしの罪も攫ってくれそうで、
鱗のような空の反射色を眺めている。
その記憶がどこかにあって、わたしの心はそれを求めてしまう。
海ではなく、
川でなければいけない。
緑の匂いがする中で、木漏れ日にチラチラする目で本当の太陽の色
【24日目】空を見て憂鬱になれる権利あるそんな日々を死守したいだけ
2025年7月に世界に異変が起こる。
そんな噂が回っている。
オカルト界隈ではもう当たり前のように言われている。
それは、ノスタルダムの大予言と同じように言い伝えられている。
だから、きっと起きっこない。
所詮は、噂。都市伝説、オカルト。
怪異が大好きだからこそ、それらをよく聞くし、仕組みも理解している。
恐怖心とは、信じることで募るし、警戒心にもつながる。
わたしは、正直オカルトは好き
【21日目】刑場は運動場でいくつものわたしの首が転がり腐る
みなさんは、『全体遊び』を好きでしたか?
わたしは、大嫌いでした。
きっと、多くの人がそうでしょう。
わたしは、あの苦痛を忘れない。
わたしが通っていた小学校では、昼休みである25分休みで
班ごとで遊ぶ『班遊び』とクラス全員で遊ぶ『全体遊び』があった。
平日の5日間は交互にそれを繰り返す。
給食を食べ終わったら、みんなで校庭に出る。
ご飯が食べ終わらない子はぐちぐちと文句を言われる。
確か
【文学フリマ東京36】に出店します!
青春はもうすぐ終わる。
だから、少しでも多くの人に出会いたい。
文学フリマ東京36に出店いたします。
5/21(日) 12:00〜開催 (入場無料!)
東京流通センター 第一展示場
ブース: Q-25〜26
イベント詳細: https://bunfree.net/event/tokyo36/
お隣は、カラータイツ写真集の撮影編集をしてくれた華辻りかちゃんがいます。
共同でポスターも掲載す