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昭和36年7月8日、豪雨災害の記憶

毎年、梅雨明けが近づくと、水害で何人もの犠牲者が出る。 災害で身内を亡くされた方の心情を思うと胸が痛む。  梅雨明けは、どこかの地域が犠牲にならないと終わらないの…

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1年前
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2022年7月8日、安倍元総理暗殺される。昭和36年7月8日、豪雨災害の記憶

 毎年梅雨明けが近づくと、水害で何人もの犠牲者が出るのが常だったが、今年は意外と大きな犠牲もなく終わるかなと思っていた。そんな中、驚きのニュースが報じられた。奈…

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2年前
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核抑止力で無く、核廃絶

「不確実性の時代」の著者でも有る経済学者ガルブレイス博士が1980年に行った演説の一部  「もし我々が核兵器競争の抑制に失敗すれば、我々がこの数日間議論してきた、他…

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2年前

煩悩

一般的には煩悩は無くす方が良いと思われている。初期の仏教、小乗経では灰身滅智(けしんめっち)といって様々な煩悩を無くす修行があった。しかし、煩悩を無くす事は突き…

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2年前

投資家目線で見る

 先日、ある大手MMという雑貨店で買い物をし外に置いてある家庭用の放水機を勝った時の事だ。外に置いてあるからだろうが、手に取ったらザラっとした。砂埃にまみれていた…

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3年前
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昭和36年7月8日、豪雨災害の記憶

 毎年梅雨明けが近づくと、水害で何人もの犠牲者が出る。 災害で身内を亡くされた方の心情を思うと胸が痛む。  梅雨明けは、どこかの地域が犠牲にならないと終わらないの…

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3年前
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叩いたら渡ってみよう石の橋

今、オーディブルで「失敗の本質ー日本軍の組織論的研究ー」と言うのを聞いている。 その中でミッドウェイ海戦の事が語られているので、今まで日本が作ったミッドウェイ海…

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3年前
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それぞれのステージ

現在は、凄まじい情報に溢れている。しかし、自分が今居るステージに合った情報でなければ役に立たない事も多い。ステージとは境涯、境遇というか、例えば知識で言うと、自…

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3年前
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変化に気づく感性

中学生の時、先生が、ある話をした。「傘が廊下に倒れていたとする、 ●片付ける人、 ●見て見ぬ振りをする人。 ●気づかない人がいる。  この中でもっとも悪いのは気付か…

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3年前
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慣れる

高校生の頃、交通安全教育の一環で事故などの映写会があった。この時の教頭先生の話が印象に残ったのを覚えている。映写の内容は、事故画面などが主で、目を背けたくなるよ…

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3年前
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運のいい人悪い人

レオスキャピタルの藤野英人さんの話に、運の研究をした学者の話がある。学者は、ラッキーな人100名と不運な人100名を集めて1週間テストをした。 1つは衝立の向こうに居る…

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3年前
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縁の下の力持ち

ある新聞に「今年は郵便制度ができて150年になる、郵便の父・前島密には『縁の下の力持ちになることを厭うな。人のためによかれと願う心を常に持てよ』という信条があった…

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3年前

「あわてない、あわてない」

老後2000万円問題で老後の経済問題が一時期騒ぎになった。経済力も含めて歳も70歳に近づいてくると後悔している事を思い出す。無駄遣いの後悔、挫折の後悔、やらなかった後…

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3年前
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カブキが来た

カブキ(ペット犬=フレンチトン) =フレンチブルドックとボストンテリアの混合種= 息子が引っ越しのため、ペットの犬を航空貨物で東京から福岡に送ってきた。本人たちは後か…

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3年前
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NFT というデジタルアイテム

Twitterの創業者ジャックドーシーの最初のTwitterが3億円で落札されたというネットニュースを見た。 当初はTwitterに3億円?思わず目を疑った。簡単にコピペできる物に3億…

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3年前
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締め切りを決める

昨日のニューズピクスの「デジタル敗戦」の動画で、『テレビのデジタル化がスムーズにいったのは何故かというと、まず具体的に締め切りのルールを決めたからだ。』と言って…

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3年前

昭和36年7月8日、豪雨災害の記憶

毎年、梅雨明けが近づくと、水害で何人もの犠牲者が出る。
災害で身内を亡くされた方の心情を思うと胸が痛む。
 梅雨明けは、どこかの地域が犠牲にならないと終わらないのだろうか。
 各地の災害が起きるたびに、いつまでも消えない子供の頃の記憶が蘇る。
昭和36年7月8日早朝。今までに聞いたこともない激しい雨の音に目が覚めた。私は小学4年生だった。
 外に出て高台だった私の家から、下を通る道を見ると、それは

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2022年7月8日、安倍元総理暗殺される。昭和36年7月8日、豪雨災害の記憶

 毎年梅雨明けが近づくと、水害で何人もの犠牲者が出るのが常だったが、今年は意外と大きな犠牲もなく終わるかなと思っていた。そんな中、驚きのニュースが報じられた。奈良県で参院選の街頭演説の応援演説をしていた安倍元総理が銃撃に遭い心肺停止との事。容態が気になり一日中NHKを観ていた。夕方死亡の報道が有った。
 梅雨明けは、何かが犠牲にならないと終わらないのだろうか。今年の7月8日も、私の記憶から消えない

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核抑止力で無く、核廃絶

「不確実性の時代」の著者でも有る経済学者ガルブレイス博士が1980年に行った演説の一部  「もし我々が核兵器競争の抑制に失敗すれば、我々がこの数日間議論してきた、他の一切の問題は無意味となるでありましょう。
 公民権の問題もなくなるでしょう。公民権の恩恵を被る人間がいなくなるから。
 都市荒廃の問題もなくなるでしょう。わが国の都市は消え失せてしまうから」 
 「他の一切の問題については、意見が分れ

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煩悩

一般的には煩悩は無くす方が良いと思われている。初期の仏教、小乗経では灰身滅智(けしんめっち)といって様々な煩悩を無くす修行があった。しかし、煩悩を無くす事は突き詰めると心身ともに滅失してしまう事になる。
小乗経の次に出てきた大乗経では煩悩に覆われている凡夫であっても「煩悩即菩提」と言って、煩悩を燃やすことにより知恵が湧き悟りを得るとされる。確かに煩悩が有ったからこそ様々な事が発展してきた。発展しな

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投資家目線で見る

 先日、ある大手MMという雑貨店で買い物をし外に置いてある家庭用の放水機を勝った時の事だ。外に置いてあるからだろうが、手に取ったらザラっとした。砂埃にまみれていたのだ。まあ、レジでさっと拭いてくれるだろうと思い買うことにしてレジに持っていった。しかし、支払いを終え、そのまま渡された。
 よく考えたら、外に置いてあるからといって、ほんの数時間であんなにほこりまみれになるはずもない、おそらく数日間その

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昭和36年7月8日、豪雨災害の記憶

昭和36年7月8日、豪雨災害の記憶

 毎年梅雨明けが近づくと、水害で何人もの犠牲者が出る。
災害で身内を亡くされた方の心情を思うと胸が痛む。
 梅雨明けは、どこかの地域が犠牲にならないと終わらないのだろうか。
 各地の災害が起きるたびに、いつまでも消えない子供の頃の記憶が蘇る。
昭和36年7月8日早朝。今までに聞いたこともない激しい雨の音に目が覚めた。私は小学4年生だった。
 外に出て高台だった私の家から、下を通る道を見ると、それは

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叩いたら渡ってみよう石の橋

叩いたら渡ってみよう石の橋

今、オーディブルで「失敗の本質ー日本軍の組織論的研究ー」と言うのを聞いている。
その中でミッドウェイ海戦の事が語られているので、今まで日本が作ったミッドウェイ海戦の映画は映画はいくつか観た事が有るが、アメリカが作ったミッドウェイ海戦の映画は観たことが無かったので、最新のアメリカ作の「ミッドウェイ」のDVDを観た。
組織論や戦争に関することは、私にはよく分からないが、この映画の中で空母が敵機に攻撃を

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それぞれのステージ

それぞれのステージ

現在は、凄まじい情報に溢れている。しかし、自分が今居るステージに合った情報でなければ役に立たない事も多い。ステージとは境涯、境遇というか、例えば知識で言うと、自分のステージは幼稚園児、小学生、中学生、高校生のどれかと言った感じだろうか。

釈迦は法を解き始めた時、始めに高度な法を説いて、民衆の気根を測った上で、当時の民衆の気根にあった法から解き始めたという。

私が本を読み、様々な専門家の話を聞く

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変化に気づく感性

変化に気づく感性

中学生の時、先生が、ある話をした。「傘が廊下に倒れていたとする、
●片付ける人、
●見て見ぬ振りをする人。
●気づかない人がいる。 
この中でもっとも悪いのは気付かない人だ。」と言った。私は、当時それはおかしいだろう、見て見ぬふりをする奴が一番悪いと思った。
しかし大人になって、先生の言っていたことが少しは理解できた。
会社などの組織にいると、
●おかしな事があった時にそれを正そうと発言する人がい

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慣れる

高校生の頃、交通安全教育の一環で事故などの映写会があった。この時の教頭先生の話が印象に残ったのを覚えている。映写の内容は、事故画面などが主で、目を背けたくなるような場面も多かった。
事故の恐怖を見せる事で交通安全への意識を高めたかったのだろうと思う。
映写が終わった後の教頭先生の言葉を今も記憶している。「このような映像を観て、交通安全の大切さを知る事は大事ですが、人は慣れてしまうものです。目を覆う

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運のいい人悪い人

レオスキャピタルの藤野英人さんの話に、運の研究をした学者の話がある。学者は、ラッキーな人100名と不運な人100名を集めて1週間テストをした。
1つは衝立の向こうに居るのは男か女かというテスト。これは双方とも50%の正解率。
2つ目はコインを投げて表裏を当てるテスト。これも50%の正解率。その他いくつかのテストをしたが、双方とも全く差は付かなかった。
ところが、1つだけ劇的な差がついた。それは双方

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縁の下の力持ち

ある新聞に「今年は郵便制度ができて150年になる、郵便の父・前島密には『縁の下の力持ちになることを厭うな。人のためによかれと願う心を常に持てよ』という信条があったとされています。」
とあった。

「縁の下の力持ち」と言っても、若い世代にはピンと来ないと思うが、自分が恩恵を受けている物事は、人目につかない陰の力のおかげだという事だろう。

実を言うと私は、長い間「情けは人のためならず」と言う言葉は、

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「あわてない、あわてない」

老後2000万円問題で老後の経済問題が一時期騒ぎになった。経済力も含めて歳も70歳に近づいてくると後悔している事を思い出す。無駄遣いの後悔、挫折の後悔、やらなかった後悔など様々だ。
しかし、時は戻らない「光陰矢の如し」という言葉が矢の如く胸に突き刺さる。しかし、まだまだやりたい事は色々有る。歳だなどと言っておられない。
よく、計画を立てて始めた物事の締め切り日が近づくと、あわてて失敗する事が有る。

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カブキが来た

カブキが来た

カブキ(ペット犬=フレンチトン)
=フレンチブルドックとボストンテリアの混合種=
息子が引っ越しのため、ペットの犬を航空貨物で東京から福岡に送ってきた。本人たちは後からくる事になってるので、息子たちの代わりに引き取りに行く事になった。
到着したら空港から電話がかかるとのこと。
しかし、空港に到着し、待っていたが、到着頃になっても一向にかかってこない。飛行機が到着しても、かかってこない。
予定時刻は

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NFT というデジタルアイテム

Twitterの創業者ジャックドーシーの最初のTwitterが3億円で落札されたというネットニュースを見た。
当初はTwitterに3億円?思わず目を疑った。簡単にコピペできる物に3億円とはと。
詳しくは知らないが、NFTというのが有るらしい。デジタルアートなどをNFTで証明する事で複製品との差別化が出来、オークションで売買されているとのこと。
朝の経済番組でデジタルアーティストの『せきぐちあいみ

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締め切りを決める

昨日のニューズピクスの「デジタル敗戦」の動画で、『テレビのデジタル化がスムーズにいったのは何故かというと、まず具体的に締め切りのルールを決めたからだ。』と言っていた。
テレビのデジタル化移行の途中には政権交代も有ったが、その間も、ちゃんと進んだ。だから法律・ルール化する事が必要という事だ。
締め切り、終わりを具体的に決めることによって計画が進むというのは、普段の生活でもいえる。
よくドラマなどで、

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