投資家目線で見る

 先日、ある大手MMという雑貨店で買い物をし外に置いてある家庭用の放水機を勝った時の事だ。外に置いてあるからだろうが、手に取ったらザラっとした。砂埃にまみれていたのだ。まあ、レジでさっと拭いてくれるだろうと思い買うことにしてレジに持っていった。しかし、支払いを終え、そのまま渡された。
 よく考えたら、外に置いてあるからといって、ほんの数時間であんなにほこりまみれになるはずもない、おそらく数日間そのまま置いてあったのだろう。
 忙しいだろうから仕方ないとは思う。しかし、もし私がレジに立っていたら、簡単に拭き取ってから渡すだろう。
 こんな時、私は、ささやかな投資家としての目線で見てしまうクセがある。「ここの株は買わないな」と。

 昨日は、予約していた中華料理店Hに家族数人で行った。電話予約の際「何かコースを指定しないといけませんか」と言ったが「ご来店されてから決められてもいいです」との事だった。
 店に行って注文する時に、バイキング形式で様々に注文できるメニューがあったので注文しようとしたら「それは、予約の際に申し込んでいただかないと当日注文は受付ていません」との事。
「予約する時は一言も、そんな事言われませんでしたよ」と言うと「ホームページにも書いてあります」との対応だった。少し苦情を言ったが数人で来ていたので、あっさり引き下がったものの、「こんな店の運営会社の株は買わないな」と思った。
 こんな事を書くと、現場で働いている人にはクレーマーと思われそうだが、私が見た限り、先の雑貨屋にしても昨日の中華料理店にしても、お客様目線の想像力が全く無いと思う。「こんな会社の株は買わない」と思う。
 ささやかながら株投資をしていると、買い物、食事ひとつにしても、いつのまにか投資家目線になっている自分に気づく。

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