運のいい人悪い人

レオスキャピタルの藤野英人さんの話に、運の研究をした学者の話がある。学者は、ラッキーな人100名と不運な人100名を集めて1週間テストをした。
1つは衝立の向こうに居るのは男か女かというテスト。これは双方とも50%の正解率。
2つ目はコインを投げて表裏を当てるテスト。これも50%の正解率。その他いくつかのテストをしたが、双方とも全く差は付かなかった。
ところが、1つだけ劇的な差がついた。それは双方に新聞を読んでもらい、新聞の中に何枚の写真が有ったかを2分以内に当ててもらうテストだった。
運のいい人のグループの正解率は運の悪い人のグループより大幅に高かった。
なぜかというと、読んでもらった新聞には2ページ目に大きな文字で「この新聞には35枚の写真が掲載されています」と書いてあった。
運のいいグループの人はそれを見つけた。しかし、運の悪い人のグループは写真の数を数える事に夢中で、それを見落としていた。
この事で言えるのは、運のいい人は、いつも何かチャンスが有ると思ってアンテナをはっているからこの記事に気が付いた。
逆に運の悪い人は、そんな好都合(チャンス)な事はないと思い込んで見ているから気付かなかった。
運は平等に有るがキャッチする心構えがあるか無いかの差が出たと言える。
人生も、チャンスがいっぱいだと思って楽しく生きている人と、人生は不運でチャンスなんか無いと思って生きている人のメンタルの差で運の良し悪しが決まってくるという事だろう。
世の中には才能が有りながら運に恵まれない人がいる。かと思うと
才能が無いのに運がいい人がいる。
しかし実は、才能が無いと思っていた人は、人生はチャンスに満ち溢れていると思っていて、チャンスがあった時にパッとつかまえているのかも知れない。

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