締め切りを決める

昨日のニューズピクスの「デジタル敗戦」の動画で、『テレビのデジタル化がスムーズにいったのは何故かというと、まず具体的に締め切りのルールを決めたからだ。』と言っていた。
テレビのデジタル化移行の途中には政権交代も有ったが、その間も、ちゃんと進んだ。だから法律・ルール化する事が必要という事だ。
締め切り、終わりを具体的に決めることによって計画が進むというのは、普段の生活でもいえる。
よくドラマなどで、病気で余命一年と告げられた主人公が必死で頑張り目的を遂げる。というのが有るが、終着点を具体的に決めることがいかに大事かという事だろう。
ところが、日差しの暖かさに巣を作る事を忘れる雪山の寒苦鳥の様に、なかなか具体的な行動を起こせないものだ。その前に、具体的は締切や目標を決める事をしない。

「目標を決めるには勇気が要る」
と、ある人が言っていた。
色々考えると具体的な目標や締切は決められない。特に完璧主義の日本人はそうなのかもしれない。
だから「えいやっ」と気合で決めてやり始めるしか無いだろう。
無謀なのか勇気なのかは分からないが何しろ決めてスタートする事だと思う。

動画の最後に落合陽一さんが、終末思想の話をしていたが、日蓮の遺文に「臨終只今にあり」とある。終末や臨終と言うと暗い話の様になるが、臨終を決める事で、今が生き生きとしてくる事だから明るい話だと言える。

私も「えいやっ」と色々な締切・目標を決めて楽しく取り組んでいこう。途中修正もいいし、失敗してもやり直せばいい。


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