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むすこからのことばで感じた親の務め

人生がグッと楽しくなるコーチング カエです


先日、むすこから言われた言葉で、うれしかったし、意外だった言葉があります。大学3回生のむすこと、この先の進路、就職について話していました。そこでむすこが「ぼくの友だちは、みんな学生でいたいと言う。でもぼくは仕事したいんだ。自分なりにその理由を考えたら、お母さんが仕事するのが楽しそうだったから」と言ってくれました。このことばがうれしかった。でもそれ以上にすごく驚きました。
むすこの長期休暇中、わたしは職場へむすこを連れて行っていました。だからわたしが仕事している姿を垣間見ていました。だからその言葉をきいて、「わたし楽しかったのか?」と自問自答しました

むすこがそう思ってもらえるなら、わたしは母親としてというよりも、社会人として、ひとりの大人としてその背中をむすこに見せることができたのか、と思えてしてうれしかった。仕事だからたのしいことばかりじゃない。大変なこともたくさんある。でも、そんな中でたのしんでいる姿、がんばっている姿を子どもに見せて、自分もああなりたいと思わせることが、大人として最高のお手本を見せることなのでは?と感じました。
それは、わたしは子どもが巣立った後に親ができることだと思っていたんですが、たぶん違うんです。子どもの幼少期から、自分の人生を楽しんでいる姿を見せることが親の務めなんです。
わたしの人生のロールモデルとなるわたしの母は、年齢を重ねることや人生に対してたのしみを感じておらず、その影響でわたしも抵抗感を感じていました。でも自分のやりたいことをやると決心して、今のわたしはたのしみしかありあません。
この先の未来に子どもたちが不安ではなく、自分の生き方に希望をもてるように今、わたしたちが人生を楽しんでいる背中を子どもに見せることで、子どもたちは希望をもつことができます。子どもにとって親の影響は計り知れません。そして子どもは大人をよく観察して、子どもは親を見て育ちます。だから自分の人生を楽しんでいる姿を子どもに見せることが大人として、人生の先行く者としての務めです。

わたしのサラリーマン時代は八方塞がりに感じていましたが、実はそうじゃなかった。八方ふさがりの中で、今になってちゃんと光を放っていたことに気づきました。むすこは大学3回生で、これから社会に出ていきます。この先、すごい荒波が来るかもしれない。でもそんな中で、わたしの姿を思い出してくれたらうれしい。自分の人生を楽しんでいる姿を見せることが親の務め。だから、これからも人生をたのしんでいきたいと思いを新たにしました。自分の親を見ていても感じるのですが、やっぱり親が元気なことほど、子どもにとってありがたいものはないんですよね。わたしは自分の人生をたのしむ自信はあるので、好奇心と行動力全開で元気に後半生を全うしていきます。


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