マガジンのカバー画像

美しいもの、愛でるもの アート、音楽、本

79
小説大好き☘️毎週博物館か美術館に行く☘️コンサート・バレエも愛してる💖 美しいもの、楽しいもの、おもしろいもの、ドキドキするもの、もしよかったらご一緒に💖
運営しているクリエイター

#美術館

ライフワークのひとつとして着物でメトロポリタン美術館展へ行く

ライフワークのひとつとして着物でメトロポリタン美術館展へ行く

着物で美術館に行く。
優雅に聞こえますね。

でもこれ、私のライフワークなんです。
と、今年決めました(まだ短い!)

なぜか。

着物は、日本の伝統文化の粋を集めたもの。
まとうアート、です。

もっと多くの人に着てほしいし、その美しさを知ってほしい。

着ること、知ることでその伝統文化を守っていく一助になります。
今、着物の職人さんがどんどん廃業しています。
とてもつらいし、残念。

着物は多

もっとみる
私の目と私じゃない人の目で、絵を見てみたい

私の目と私じゃない人の目で、絵を見てみたい

「ママ、だっこ」
と手を伸ばす息子。
2歳くらいのとき、ベビーカーに乗せて美術館へ行った。

はじめはもの珍しそうに見ていたが、2,3分後にあきて、抱っこをせがむ。
仕方ないよね、と思いながら抱っこする。

片手でベビーカーを押しながら、進む。

不自由だったけれど、そうしないとどこにも行けなかったから。
どこへでもベビーカーを押し、抱っこ紐を持ち、出かけた。

動物好きだったので、動物の絵を見せ

もっとみる
心惹かれて、見て、楽しんで、感じたい『美術館は一人で行く派展』

心惹かれて、見て、楽しんで、感じたい『美術館は一人で行く派展』

美術館や美術展に行くのは好き。

だけど美大出でもないし、勉強をしていないから、見方は我流でいい加減。
好きだから、時どきnoteにも書くけれど、自信はまったくなくて。

ヒヤリ、ドキリとしながら書いている。

お料理だって、資格はもちろんないし、お料理学校に通ったこともないので、自信はない。

コンプレックスだらけだ。

勉強は大事。
そう思う。

一方で見ながら、考えながら、感じながら・・・と

もっとみる
美術館をもっと身近に感じる~原田マハ

美術館をもっと身近に感じる~原田マハ

「やあ、また会いに来たよ」と初老の男性があいさつする。
少しくすんだ青い服を着た女性に。
女性の名はマダム・セザンヌ。

印象派の画家・セザンヌの妻の肖像画だ。

そんな美術館とのつきあい方がとても素敵で。

『デトロイト美術館の奇跡』美術館には一生足を踏み入れないだろう、自分には縁がない存在だ。
そんな風に思っていた労働者が、妻の誘いで美術館に行く。そして足蹴く通うようになる。ある小説の始まりだ

もっとみる
博物館で時代を超えた旅をする

博物館で時代を超えた旅をする

着物がすてき、器を使ってみたい・・・うっとりしながら見るけれど、家に持ち帰ろうとは思いません。
1月2日から31日まで上野の東京国立博物館で「博物館に初もうで」というイベントをやっています。私は着物を着て3日に参りました。
縄文時代から現代まで、旅ができます。そこは奥の深い、小さな町です。

ヘッダーの写真はなつかしきドラマ・半沢直樹の東京中央銀行の大階段。

さて、気分はお大尽で楽しみましょう。

もっとみる
東京国立博物館で半沢直樹になぁる!!

東京国立博物館で半沢直樹になぁる!!

大理石の堂々たる階段。見覚えのある方、ドラマ「半沢直樹」を見ていませんか?

そう、こここそ、今日は「ドラマ 半沢直樹」で金融庁を迎え入れた東京中央銀行の階段。
もう皆様ご存じとは思いますが、実は東京国立博物館の本館・入り口すぐの中央階段。

今回はこの建物のごく一部だけど、ご紹介。

なるほど、歴史ある大銀行の社屋にふさわしいというか、それを超えた美しい作り。

まずは上野公園から歩いていくと、

もっとみる
オラファー・エリアソン展ー自然と手をつなぐ

オラファー・エリアソン展ー自然と手をつなぐ

恋人と川べりを歩く気持ちになった。癒されるし、ドキドキもする。東京都現代美術館で開催中の「オラファー・エリアソン ときに川は橋となる」を見終わったあと、とても疲れて、とても幸せになった。

オラファー・エリアソンはデンマーク生まれのアーティストで、絵画、写真、建築、そのほか多彩な表現をしている。たとえばニューヨークに巨大な滝を出現させたことなどでも有名。

今回も多面的なアートで楽しめる。見るだけ

もっとみる