Chaco

大学院生/フランス文学/漫才好き/HSPぎみ人間の日々の考え事

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記事一覧

ノースリーブと日常

昨日、数年ぶりにノースリーブを着た。 あまりにそれは心地が良くて、冬でも袖は要らないと思った。たぶん要るけど。 先日サンダルを履いた。つまり、靴下を履かずに家を…

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2日前
1

自分の幸せ=自分の幸せと、単純に思える人間でありたかったような、しかしやはりありたくないような。
自分が心地良くても他がそうでないならそちらが気になってしまう性分がいやになることが、この頃多い。

Chaco
4日前

風が吹いて、腹が立って、

今日はものすごく風が強かった。ものすごくだ。 夕方、私は自転車に乗ってアルバイト先へと向かう。 ワンピースの裾が捲れ上がらないよう抑えながら、必死に漕いだ。 抑え…

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11日前

人がチームで何かに取り組むときの能力差によるストレス

自分にできることがあって他者にできることがあって、その割合が8:2であるからといって相手を罵るのでは、結局自己嫌悪に陥る。 君は2やってね私が8やるからと受け入れる…

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13日前
2

駅に大勢が続々と集まってくるのを見るたび吐きそうになる、帰りたくなる。

Chaco
2週間前

少し前までは、友達のSNSを見てはみんなすごいな私も何もないと絶望していたけれど、
最近はたまに、みんなすごいな私も頑張ろうって思える。たまにね。

Chaco
2週間前

特別でかっこいい何かになるのも素敵だけれど、何でもない、いわゆる平凡な存在で、しかしその中で日々ささやかな幸せがある、そんな暮らしを想像してわくわくした、土曜の昼下がり。

Chaco
2週間前

パートナーのどこが好きかと聞かれるといつも難しい問いだなと思うのだけど、

他の誰かとLINEをしていて平仮名と漢字の量のバランスに違和感を抱いたり、

他の誰かと街を歩いていてどうしてそこを通るのだろうと違和感を抱いたり、

そういう時に、こういうところなんだろうな、と思う。

Chaco
3週間前

写真アプリが自動的に「あれから2年」とかいうアルバムを作ってくれる機能、最初はこんなこともあったなと顔が緩むけれど、3秒くらい経つ頃には、このときと何が変わったんだろう成長してないどうしようって焦る

Chaco
3週間前
1

きらいなこと、地下鉄の風に髪が吹かれて、どれだけ掻き分けても顔にまとわりついてくる現象

Chaco
1か月前

大学教務に電話して、女性が出たことに安心している自分に気づいた。

私は今、大学院一年目。 先日事務手続きに躓き、大学教務に電話をした。 なんらかの手数を掛けることは分かりきっていたので、恐縮な気持ちで。 書類には担当者の苗字し…

Chaco
1か月前
2

電車に乗る瞬間。なぜそんなにぐいぐい行けるの。

誰が自分より先にホームに立ってたかは、わかるはず。たとえきちんと列になってなくても。 けどドアが開いた瞬間、なりふり構わず、そんなん関係なくぐいぐい入ろうとする…

Chaco
2か月前
1

着るべき服が決められない

 外出前のパニックは、久々だった。  わたしは普段、ワンピースしか着ない。  服が決められないから。  しかし先日、慣れないフォーマル姿で外出せねばならないこと…

Chaco
5か月前
4

父のスケジュール帳

小学生の時、父が死んだ。 12歳、六年生の冬、ちょうど10年前の1月のこと。 父は突然、心臓発作で急死した。 けれどもずっと、あまり実感がなかった。 ここ1年くらいの…

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5か月前
3

きらい

饒舌に話をする自分が、本当に嫌い。 話すことが好き。 喋っているいるのが一番楽しい。 そうして喋る自分を、 楽しくなってどんどん饒舌になる自分を、 楽しそうにする…

Chaco
9か月前

のど自慢

今日、 お昼を食べつつなんとなく観てしまったのは、 某放送局の「のど自慢大会」。 泣けた。 みんな笑顔で、 緊張しながらも堂々と輝いていて、 客席で懸命に応援する…

Chaco
10か月前
3
ノースリーブと日常

ノースリーブと日常

昨日、数年ぶりにノースリーブを着た。

あまりにそれは心地が良くて、冬でも袖は要らないと思った。たぶん要るけど。

先日サンダルを履いた。つまり、靴下を履かずに家を出た。

それもあまりに心地良くて、靴下はできるだけ履かない方向で生きていくと、彼に宣言した。

日頃あたりまえにあるものを失ってみることで、案外なくても大丈夫なこと、ない方が快適なこと、これまで実はストレスを感じていたことに気づく。

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自分の幸せ=自分の幸せと、単純に思える人間でありたかったような、しかしやはりありたくないような。
自分が心地良くても他がそうでないならそちらが気になってしまう性分がいやになることが、この頃多い。

風が吹いて、腹が立って、

風が吹いて、腹が立って、

今日はものすごく風が強かった。ものすごくだ。

夕方、私は自転車に乗ってアルバイト先へと向かう。
ワンピースの裾が捲れ上がらないよう抑えながら、必死に漕いだ。
抑えても抑えても裾はひらひらと捲れつづけるし、髪は顔にくっつくし、息を切らして全身を使って漕いでいるのに全然進まないし、
腹が立った。苛々した。なぜこんなに風が強い??

今日は(今日も)天気用法を見る暇もなく家を出たのだった。

しかしふ

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人がチームで何かに取り組むときの能力差によるストレス

自分にできることがあって他者にできることがあって、その割合が8:2であるからといって相手を罵るのでは、結局自己嫌悪に陥る。

君は2やってね私が8やるからと受け入れるか(その代わりやりたいようにやる)、2のレベルの人が5できるように体制を整えてやるしかない。

そして重要なのは、2の人が自分が2と自覚すること。自覚して、褒めるなり感謝するなりすること。まあ自覚する力がないから2なんやろけど。

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駅に大勢が続々と集まってくるのを見るたび吐きそうになる、帰りたくなる。

少し前までは、友達のSNSを見てはみんなすごいな私も何もないと絶望していたけれど、
最近はたまに、みんなすごいな私も頑張ろうって思える。たまにね。

特別でかっこいい何かになるのも素敵だけれど、何でもない、いわゆる平凡な存在で、しかしその中で日々ささやかな幸せがある、そんな暮らしを想像してわくわくした、土曜の昼下がり。

パートナーのどこが好きかと聞かれるといつも難しい問いだなと思うのだけど、

他の誰かとLINEをしていて平仮名と漢字の量のバランスに違和感を抱いたり、

他の誰かと街を歩いていてどうしてそこを通るのだろうと違和感を抱いたり、

そういう時に、こういうところなんだろうな、と思う。

写真アプリが自動的に「あれから2年」とかいうアルバムを作ってくれる機能、最初はこんなこともあったなと顔が緩むけれど、3秒くらい経つ頃には、このときと何が変わったんだろう成長してないどうしようって焦る

きらいなこと、地下鉄の風に髪が吹かれて、どれだけ掻き分けても顔にまとわりついてくる現象

大学教務に電話して、女性が出たことに安心している自分に気づいた。

大学教務に電話して、女性が出たことに安心している自分に気づいた。

私は今、大学院一年目。
先日事務手続きに躓き、大学教務に電話をした。

なんらかの手数を掛けることは分かりきっていたので、恐縮な気持ちで。

書類には担当者の苗字しか書かれていなくて、しかし何となく、おじさまを想像していた。

電話に出た声は、女性だった。

その瞬間、胸のあたりがじわっと広がる感じがして、視界がやわらぎ、目の前がきちんと見えるようになった。それまで私の身体は固まり、目は泳いでいた

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電車に乗る瞬間。なぜそんなにぐいぐい行けるの。

電車に乗る瞬間。なぜそんなにぐいぐい行けるの。

誰が自分より先にホームに立ってたかは、わかるはず。たとえきちんと列になってなくても。

けどドアが開いた瞬間、なりふり構わず、そんなん関係なくぐいぐい入ろうとする人、結構おる。

先に待ってた人に先に入ってもらおう、って思わんねや?っていつも不思議。

人を押したりぶつかったりまでして先に入っても、もしそれで座れたとしても、申し訳なさと恥ずかしさで逆にしんどくなる、そんな私が変なんやろか。

ch

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着るべき服が決められない

 外出前のパニックは、久々だった。

 わたしは普段、ワンピースしか着ない。
 服が決められないから。

 しかし先日、慣れないフォーマル姿で外出せねばならないことがあった。
 
  シャツまたはブラウスと、
  パンツまたはスカートと、
  パンプスなどの革靴、
  カーディガンなんかを着てもいい。

 組み合わせが多すぎる…。
 シャツはこれでいいかな、パンツでいいか、パンプスは?ローファーの

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父のスケジュール帳

父のスケジュール帳

小学生の時、父が死んだ。

12歳、六年生の冬、ちょうど10年前の1月のこと。
父は突然、心臓発作で急死した。

けれどもずっと、あまり実感がなかった。

ここ1年くらいの間、自分の中で整理がようやくついてきたのか、受け入れられるようになってきたのか、分からないが、父の死の前後の記憶が鮮明になりつつあった。

その分、思い出せてしまう分、涙する機会も増えたし、誰かを大切だと思ったり幸せな思い出を作

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きらい

饒舌に話をする自分が、本当に嫌い。

話すことが好き。
喋っているいるのが一番楽しい。

そうして喋る自分を、
楽しくなってどんどん饒舌になる自分を、

楽しそうにする自分を、

その後度々思い返して、
何度も何度も嫌悪する。

話し相手のところに行って、私と話したその記憶を抹消したい。

嫌い。

のど自慢

今日、
お昼を食べつつなんとなく観てしまったのは、
某放送局の「のど自慢大会」。

泣けた。

みんな笑顔で、
緊張しながらも堂々と輝いていて、

客席で懸命に応援するご家族と
全力で手を振り合ったりして、

泣けた。

昨日は、とある中学校の吹奏楽部の演奏会に行った。
3年生は、昨日の演奏会で引退らしい。

舞台上で引退式があった。

泣けた。

わたしは彼らの誰とも話したことはない。
対面した

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