Kたろう

海沿い在住。酒バイク本的な属性の遠距離通勤メーカー社員。コロナ禍にてほぼテレワーク中。…

Kたろう

海沿い在住。酒バイク本的な属性の遠距離通勤メーカー社員。コロナ禍にてほぼテレワーク中。塩漬けの古いblog 等見直していて、最近noteで読むものが多いなと登録。仕事的に音楽制作、機器や音楽配信サービスの運営、オーディオ機器など少し詳しいです。

記事一覧

ミニイーゼルがとても丁度よかった話。

テレワーク用にモニタを探していて、狭い机なので中華製の15.6inchのモバイルディスプレイを3月に導入。軽い、薄い、絵もキレイ、狭い机でもカバー折り返し直置きで邪魔に…

Kたろう
3年前
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事業会社を始めて、そして閉めた話(最終回)

 テレワークに入ってからこの方、これまでの仕事をちょっと振り返って書き残して置こうと書き連ね、20本目になりました。漸く最終回です。  前回は、事業会社の時系列…

Kたろう
3年前
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事業会社を始めて、そして閉めた話(その19)事業会社の頃を今振り返る。

 しばらく間が空いてしまいました。  ようやく、週一のペースで通勤をしています。入出国の様な検温装置やエレベータの乗員制限、出社率の厳密な事前調査などありますが…

Kたろう
3年前
3

営業や、相手との信頼関係について。

 これまで書いてきた中で、色々と思い出す事がありまして、特に営業的なコミュニケーションとそれに関わる信頼について思うところがありました。 (下書きに近いまま上げ…

Kたろう
4年前

事業会社を始めて、そして閉めた話(その18)自分を守ったポリシーを一旦捨てる。

「我」のもう一つは、仕事は”成立第一”、草薙素子風に言えば、”実効制圧力(笑)第一”である、という自分のポリシーです。何故それが駄目なのか。ちょいと長めに4000字…

Kたろう
4年前
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事業会社を始めて、そして閉めた話(その17)そして自身の問題へ。

 仕事への評価を、社内の人々に若干妬ましく見られて、それは、会社が欲している戦略に即したKPIだから、と思った際に、過去の事業会社の頃の自分を思い出したという所ま…

Kたろう
4年前
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事業会社を始めて、そして閉めた話(その16)戦略への貢献、会社とは何か。

 水平分業の内勤社員の集合では、大型船運行の計器数値の維持、という体のKPIに関わることが多いけど、比較して、今回の仕事は、艦橋のマネジメント達が、航海で新たな計…

Kたろう
4年前
3

テレワークがワークする前提。

何度か、中年サラリーマンがテレワークに慣れていく過程を書いたのですが、一つ大変大きな事を書いていなかった。 やはり余裕がないと、自分の事ばかりで気づかない事が多…

Kたろう
4年前
1

事業会社を始めて、そして閉めた話(その15)KPIの必然性と評価の隙間。

 前後の仕事での評価の違い、これが最初は飲み込めなかったという所からですね。 ヒラリーマン的センスで言えば、「所詮会社の評価なんて水物だよねえ〜。ごくたまにいい…

Kたろう
4年前
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事業会社を始めて、そして閉めた話(その14)大きな会社での仕事の評価。

そのままのタイトルで継続する事にいたしました(笑 会社をクローズして、出向元に戻ってからの経験や視点の変化で、その13まで書き連ねてきた経験の見え方が変わってき…

Kたろう
4年前
3

テレワークは目に優しい環境構築が大事であった。

 ほぼテレワークのみで来週で3ヶ月経とうとしております。最近は、とにかく忙しいです。 自分のみならず、会社全体が慣れてきて、スケジュール進捗も殆ど通常モード。自…

Kたろう
4年前
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事業会社を始めて、そして閉めた話(その13)後日談。

写真は昨日の浜。良い天気だった。 1回に付き1000~2500文字前後で書く様にしているんですが、ここまで12回もかかってしまいました。漸くオフィス締める所まで書き終える…

Kたろう
4年前
3

事業会社を初めて、そして閉めた話(その12)オフィス最後の日。

闇から脱して、事業収束の日まで。 写真はリビングのパキラ。上げた理由は最後の方に書きます。 各人次の会社の面談などが進み、途中で離脱する人を送り出す。少しづつ人…

Kたろう
4年前
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事業会社を始めて、そして閉めた話(その11)闇から逃げる。

S課長より、私の人事が、お辞儀部長から変わった新部長に上がって面談が行われるその隙間、と言う微妙な狭いタイミングで、その先輩から突然メールが来た。 嫌だなあと思…

Kたろう
4年前
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事業会社を始めて、そして閉めた話(その10)闇を垣間見る。

シビアな時期にはこんな事も起こる、と言う話です。 次の職場を探す中で、自分の部下から、二つ聞こえて来た。 まず一つ。 出向先のコンテンツ系の女性。自分でも就職先…

Kたろう
4年前

事業会社を始めて、そして閉めた話(その9)こんな時の意思、運など。

※現状につながる事も多いので、サラリーマン的にはハッキリかけない事も多いです。読みにくいかと思いますが、悪しからずご容赦ください。 続きです。 職探し中に、天か…

Kたろう
4年前
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ミニイーゼルがとても丁度よかった話。

ミニイーゼルがとても丁度よかった話。

テレワーク用にモニタを探していて、狭い机なので中華製の15.6inchのモバイルディスプレイを3月に導入。軽い、薄い、絵もキレイ、狭い机でもカバー折り返し直置きで邪魔にならず。素晴らしいC/Pに大いに満足して使っています。

最近手首疲れない様にPCの後ろにちょっと本を咬ませてキーボードを立たせているんですが、そうすると、ちょっとだけモニタも高さ欲しいなとなった訳です。

背面に規格のネジが切られ

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事業会社を始めて、そして閉めた話(最終回)

事業会社を始めて、そして閉めた話(最終回)

 テレワークに入ってからこの方、これまでの仕事をちょっと振り返って書き残して置こうと書き連ね、20本目になりました。漸く最終回です。

 前回は、事業会社の時系列の状況を整理し、やった事とすべき事を比較し、ブレの多い、夜郎自大な自分の過去の姿を、深く反省したというあたりまででした。

◆ ◆ ◆

株主の目論見が破綻しかけてからの、アセットライト、受託で黒転など、ああそうですかってなもんです。

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事業会社を始めて、そして閉めた話(その19)事業会社の頃を今振り返る。

事業会社を始めて、そして閉めた話(その19)事業会社の頃を今振り返る。

 しばらく間が空いてしまいました。

 ようやく、週一のペースで通勤をしています。入出国の様な検温装置やエレベータの乗員制限、出社率の厳密な事前調査などありますが、何とか回っています。通勤費も定期ではなく、実費清算となった。

「オフィスいらない論」は結構出ていますし、ある程度そうも思って来ましたが、1点改めて良いと思ったのは、仕事”のみ”に集中できる事。「仕事場」ってことですね。5%くらいに出社

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営業や、相手との信頼関係について。

営業や、相手との信頼関係について。

 これまで書いてきた中で、色々と思い出す事がありまして、特に営業的なコミュニケーションとそれに関わる信頼について思うところがありました。

(下書きに近いまま上げてしまい、修正しました。やはり見直さないと駄目ですね。。。)

例えば業界同士の握りがあったり、世の中や官製アジェンダになっている様な案件は取り合いになるものですが、皆拾わない、無理筋の命令、自分で解決、飛び込みに近いという様な3K案件が

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事業会社を始めて、そして閉めた話(その18)自分を守ったポリシーを一旦捨てる。

事業会社を始めて、そして閉めた話(その18)自分を守ったポリシーを一旦捨てる。

「我」のもう一つは、仕事は”成立第一”、草薙素子風に言えば、”実効制圧力(笑)第一”である、という自分のポリシーです。何故それが駄目なのか。ちょいと長めに4000字一気に行きます。

●渡り鳥的なキャリア

 大きくはプロフィールに書いてあるような領域で、3~4年のサイクルでオーバーラップしながら、様々なキャリアを歩んできました。

異動も多かったけど、時々の「事」に応じての異動なので当たり前、感

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事業会社を始めて、そして閉めた話(その17)そして自身の問題へ。

事業会社を始めて、そして閉めた話(その17)そして自身の問題へ。

 仕事への評価を、社内の人々に若干妬ましく見られて、それは、会社が欲している戦略に即したKPIだから、と思った際に、過去の事業会社の頃の自分を思い出したという所まででした。

ここから2回くらいはちょっと自分語りです。自己紹介せずにnote書き始めてしまったので、丁度良いかもしれません。

◆ ◆ ◆

会社は経営戦略に基づいて事業戦略を立ててそれの遂行で株主にリターンをするもの。当時この事は言葉

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事業会社を始めて、そして閉めた話(その16)戦略への貢献、会社とは何か。

事業会社を始めて、そして閉めた話(その16)戦略への貢献、会社とは何か。

 水平分業の内勤社員の集合では、大型船運行の計器数値の維持、という体のKPIに関わることが多いけど、比較して、今回の仕事は、艦橋のマネジメント達が、航海で新たな計器を必要としていて、それを実現するというような、少し大きい粒度だった事に気づいた、というあたりから。

◆ ◆ ◆

つまり、艦橋のみなさんが考えている戦略への貢献度という事に改めて気づいたんですね。戦術の施策へのそれでなく。

事業会社

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テレワークがワークする前提。

テレワークがワークする前提。

何度か、中年サラリーマンがテレワークに慣れていく過程を書いたのですが、一つ大変大きな事を書いていなかった。

やはり余裕がないと、自分の事ばかりで気づかない事が多いです。反省。

私サラリーマンとしてはそろそろ老兵の部類に入るんですね。だからオッサンなりに慣れるとテレワークはバリバリに行けるんです。むしろ社外とはSNSで日常連絡も取っていたけど、自宅だと社内の人目を気にせずに、自由に仕事が出来る。

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事業会社を始めて、そして閉めた話(その15)KPIの必然性と評価の隙間。

事業会社を始めて、そして閉めた話(その15)KPIの必然性と評価の隙間。

 前後の仕事での評価の違い、これが最初は飲み込めなかったという所からですね。

ヒラリーマン的センスで言えば、「所詮会社の評価なんて水物だよねえ〜。ごくたまにいい事あるから押し頂いて、今日はちょっといいお酒飲もうかな」的に流す(笑)訳ですけども。

◆ ◆ ◆

 違いの一つは、自分が提案者、並びにプロジェクトの代表として、設定されたKPIを達成した。社内は上から下まで誰にとってもこれはKたろうの

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事業会社を始めて、そして閉めた話(その14)大きな会社での仕事の評価。

事業会社を始めて、そして閉めた話(その14)大きな会社での仕事の評価。

そのままのタイトルで継続する事にいたしました(笑

会社をクローズして、出向元に戻ってからの経験や視点の変化で、その13まで書き連ねてきた経験の見え方が変わってきました。それを後少しだけ書いていこう思います。

◆ ◆ ◆

出向元に戻って、仕事を1つやりあげた後の事を前回までに書きました。大した評価ももらえなかったけど、海外展開や業界とのプロモーションシンクに頑張っていた。ところが晴天の霹靂。突

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テレワークは目に優しい環境構築が大事であった。

テレワークは目に優しい環境構築が大事であった。

 ほぼテレワークのみで来週で3ヶ月経とうとしております。最近は、とにかく忙しいです。

自分のみならず、会社全体が慣れてきて、スケジュール進捗も殆ど通常モード。自分の場合、むしろ最近どっと案件が集中し以前よりタスク増えた印象です。リアルオフィスで存在したKYの余地がないからかもしれません。出来ない出来るの判断、振る等もスピーディーになった。

先週は、ほとんどホームオフィス部屋を出ずの8:30から

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事業会社を始めて、そして閉めた話(その13)後日談。

事業会社を始めて、そして閉めた話(その13)後日談。

写真は昨日の浜。良い天気だった。

1回に付き1000~2500文字前後で書く様にしているんですが、ここまで12回もかかってしまいました。漸くオフィス締める所まで書き終える事ができました。

後日談です。

●サービス終了の状況。

閉塞日当日、有料会員は臨株で事業終了を決めた時点から20%程度の減。CS閉塞までの間、初めて気づいた方のクレームは1本も入らなかった。

閉塞プランの目論見通りで、告

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事業会社を初めて、そして閉めた話(その12)オフィス最後の日。

事業会社を初めて、そして閉めた話(その12)オフィス最後の日。

闇から脱して、事業収束の日まで。

写真はリビングのパキラ。上げた理由は最後の方に書きます。

各人次の会社の面談などが進み、途中で離脱する人を送り出す。少しづつ人が減って行きます。

年末までには、ほぼ全員の進退が決まった。
CSを担当していた年長の出向者は、先回書いた通り「Kたろうさん、俺やめる事にしたよ。。。」と。早期退職強く誘導されて厳しかったろうなと。

社長は前に書いた様に、後に意外な

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事業会社を始めて、そして閉めた話(その11)闇から逃げる。

事業会社を始めて、そして閉めた話(その11)闇から逃げる。

S課長より、私の人事が、お辞儀部長から変わった新部長に上がって面談が行われるその隙間、と言う微妙な狭いタイミングで、その先輩から突然メールが来た。

嫌だなあと思いながら、今更何が言いたいのかい、と開く。

「例のパワハラ課長のスタッフになるんであれば、お辞儀部長も、もう自分の範疇じゃ無いが、できる事をしてみても良いと言って下さっている」と。こちらは、家老の取り巻きから、何か土下座でお達しを聞いて

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事業会社を始めて、そして閉めた話(その10)闇を垣間見る。

事業会社を始めて、そして閉めた話(その10)闇を垣間見る。

シビアな時期にはこんな事も起こる、と言う話です。

次の職場を探す中で、自分の部下から、二つ聞こえて来た。

まず一つ。
出向先のコンテンツ系の女性。自分でも就職先当たってみるといった彼女です。「先日聞いた会社は採用されそう?、パートナーさんの口利きはまだできるので言ってyo!」と聞くと、何故か顔が曇る。滅多に見ない表情でハッとします。

ちょっと良いですか?と言うので、人払い出来る所で話を聞くと

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事業会社を始めて、そして閉めた話(その9)こんな時の意思、運など。

事業会社を始めて、そして閉めた話(その9)こんな時の意思、運など。

※現状につながる事も多いので、サラリーマン的にはハッキリかけない事も多いです。読みにくいかと思いますが、悪しからずご容赦ください。

続きです。

職探し中に、天からテーマが降って来たと言う話。

元々、このまま出向先を閉じてしまうには、一つ心残りな事があったんです。

出向先の起業時、今は引退されて協会関連の会長をされていた、出向元のファウンダーに近い方に、社長を連れてご報告に行ったんですね。

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