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【神の使いの子。】

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完全ノンフィクションホラー作品。 これらは全て著者の実体験での話であり、フィクションではありません。 ✱既に解決済の話の為、安心してご覧頂くことができます。
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神の使いの子。 ー目次ー

神の使いの子。 ー目次ー

神の使いの子。 通称;カミツカ

【短編ホラー小説】

嘘のような本当の話。
完全ノンフィクションホラー作品。

これらは全て著者の実体験での話であり、フィクションではありません。
※登場人物の名前や建造物などの名前、時期等に関しましては個人情報漏洩防止の為、手を加えてあります。

※既に解決済の話である為、安心して読んで頂くことが出来ます。

ー目次ー

ーはじめにー
ー零話ー 幼

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ーはじめにー

ーはじめにー

──あなたは幽霊や死後の世界を信じているだろうか?

もしくは幽霊という存在を見た事があるだろうか?

この物語では
常識では考えられないような著者の実体験を元に描かれた物語である。

日々当たり前に生活していく中で
我々が住んでいる星は「地球」という名の
‪”‬球体‪”‬であり
スマホがあり、車や電車があり、飛行機がある。

これらは我々にとって”‬常識‪”‬である。

だがこの世の中、ありとあ

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ー零話ー  幼少期

ー零話ー 幼少期

ー2024年4月1日ー

時刻は23時を過ぎた頃───

──俺は止まることのない‪”‬激しい動悸‪”‬と‪”‬左足の激痛‪”‬に襲われていた。

迫る‪”‬命の危機‪”‬による恐怖

激しい心臓の音が叩きつけるように全身に鳴り響く。

「なぜ俺はこんな目に合っているのだろう」

薄暗く長く続いていく通路で
激痛に襲われる左足を引きずりながら俺は思った。

無情にも鼓動が荒くなり、息が詰まるほどの

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ー壱話ー  青年期〜社会人

ー壱話ー 青年期〜社会人

───それから時は流れ

中学になり、俺と母親は
アパートから一軒家に引っ越すことになる。

この頃には幼少期に体験していた不思議な出来事は無くなっていた。
そして俺は既に父親と母親が離婚していた事は知っていた。

「あんたのお父さんはね、一緒に暮らし始めてから本性を現したのよ」

そんな事を何度も母親から聞かされた。

離婚後、父親は母親に養育費を渡していなかった事が原因で
離婚後更に二人は揉め

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ー弐話ー  霊能者

ー弐話ー 霊能者

ー2024年2月ー

ーある占い師と出会うー

──時刻は午後14時頃。

先月に予約をいれた
霊能者を名乗る、とある‪”‬占い師‪”‬に鑑定してもらう日を迎えた。

俺はこうゆう所で霊視、占い等の鑑定をしてもらうのは初めてだった。

場所は駅付近の雑居ビル。
階段を登り、待合室へと辿り着く。

そして俺は、占い師と対面した。

その占い師は若くて綺麗な女性だった。
髪型は明るい茶色のロングヘアで

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ー参話ー  確信

ー参話ー 確信

麗奈さんとの会話は続く。

俺「え…何でこんな少ししか会話してないのに、そこまで分かるんですか?」

麗奈「ん〜。分かりやすく説明すると
他人の話を聞いていると
私にその人の記憶とか周りの人の感情とか一緒に入ってくるイメージかなぁ?」

麗奈「.........」

麗奈「....あと神城さんの家にその人(既婚者の友人)の生霊がいるね。」

生霊とは、生きている人からの強い念
つまり魂の一部が体か

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ー肆話ー   元凶

ー肆話ー 元凶

ー2024年2月中盤ー

霊能コミュニティに入ってから一週間程が過ぎたある日。

俺は‪‪‪‪”‬‬‬麗奈さんの凄さ‪‪‪”‬を改めて知ることになる。

俺は、付き合いの長いとあるネットの友人に
ここ最近にあった出来事と
麗奈さんの事に関して話してみることにした。

友人「え?それマジ?」

友人「それがもし本当なら、その‪”‬麗奈さん‪”‬って人‪‬やばくない??」

その友人は
日本を出て海外

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ー伍話ー  参拝

ー伍話ー 参拝

ー2024年2月後半ー

既婚者の友人の生霊の件と、友人宅の除霊の件があってから
幽霊という存在に確信を得た俺は
以前からずっと行きたいと思っていた神社の事を思い出す。

‪”‬朱天神社‪”‬のことだ。

ここの神社では、年に5〜6回だけまわってくる天赦日(てんしゃにち)限定で開催されるイベントがあった。

俺は単純に、来月開催されるそのイベントの日に行きたかったのもあった。

俺の職場はシフト

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ー陸話ー  神の使いの子

ー陸話ー 神の使いの子

ー2024年3月ー

───朱天神社参拝から数日後

俺は、前回朱天神社に参拝しに行ったことを
麗奈さんに話してみることにした。

俺「麗奈さん!俺最近‪”‬朱天神社‪”‬って神社に参拝してきたんですよ〜」
俺「これがまた綺麗な所で...」

麗奈「そうなんだ」

俺「こんな感じの所なんですけど」

俺は麗奈さんに、自身が撮ってきた朱天神社の写真の何枚かを見せた。

俺「なんか俺、ここの神社で参拝

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ー漆話ー  共同生活

ー漆話ー 共同生活

ー2024年3月ー

───”‬神の使いの子‪”‬なっちゃんとの共同生活がはじまった───

「なっちゃん仕事行ってきます」

「なっちゃんただいま〜。疲れたよ」

「なっちゃん、ご飯だよ〜。一緒に食べよう」

なっちゃんとの共同生活がはじまってから
約一週間。
俺はなっちゃんに対してこんな言葉をかけるようになっていた。

俺には姿は見えないし声も聞こえないが
家のどこかで見守っていてくれているの

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ー捌話ー  霊感

ー捌話ー 霊感

ー2024年3月ー

────数日後────

それからしばらく時が流れる。
俺は麗奈さんや、先日参加した霊能コミュニティの人達と交流が増えていった。

俺は今年に入ってから
何故か霊能者との出会いが多い。
今までは全くそうゆう人達と関わりは無かったのに。

しかもこの一ヶ月でかなりの人数の霊能者の知り合いが増えた。
その中でも俺の問いに快く答えてくれて、最も関わりが多かったのが麗奈さんだ。

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ー玖話ー  真実

ー玖話ー 真実

麗奈「金縛りにあってる時”‬知らないお婆ちゃん‪”‬見なかった?」

...は?

俺は衝撃を受けた。
この人は一体何者なんだ…

俺「はい...見ました...」

麗奈さんの‪”‬知らないお婆ちゃん‪”‬という言葉。
曾祖母だと思っていたお婆さんは別人だったという事か…?
確かに、俺は曾祖母の写真を見たことがあるが
俺が見たお婆さんとは全く見た目が一致しなかった...

だが幼い頃の俺は、無理や

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ー拾話ー  拒否

ー拾話ー 拒否

──過去の真実を知ってから二日後──

ー2024年3月31日ー

3月の後半、月末になった。
4月中旬まではあと二週間程。

俺は幼い頃、アパートに住んでいた時に感じていた‪”‬髪の長い女性の気配‪”‬の事を思い出し、麗奈さんに聞いてみることにした。

麗奈さんの霊視では、‪実際にその女性の霊‪は
‪”‬間違いなくそのアパートにいた‪”‬‪という。
だが、母親に憑いているお婆さんの力が強くなり過

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ー拾壱話ー  恐怖

ー拾壱話ー 恐怖

ー2024年4月1日ー

麗奈さんから早急のお祓いを薦められ
俺は除霊師さんにお祓いの依頼すべく準備を進めていた。

麗奈「もしその除霊師さんにお祓いの依頼をするなら」

麗奈「私もボイスチャットで同席したいから、出来れば今週の水曜か金曜でお願いしてくれると助かる。」

俺はそれを了承した。

そして俺は、その日に除霊師さんに依頼の連絡をする事にした。

ー2024年4月1日ー 22時頃

この日

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