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【大手VSベンチャー】新卒カードはどこにつかうべきか?

おはようございます。
就活生の皆さんは新卒でどの企業に行くべきか迷っていませんか?

「新卒カードをどこに使うか重要だよ!」と言われることがあると思いますが、ピンと来ない方も多いのではないでしょうか。

「新卒カード」という言葉は、無駄にプレッシャーありますよね。
ツイッターでも困惑している就活生の方が散見されます。

特によく聞くのは、
「新卒カードは大手企業orベンチャー企業、どちらで使うべきか」
という議論です。

今回は、大手派・ベンチャー派それぞれのメリットを解説したうえで、
私の個人的な意見を書いていこうと思います。

新卒で就活するなら大企業とベンチャーどっちが良いのだろうか?

と悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

それでは始めていきます。

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新卒カードのメリットとは?

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新卒カードを巡る大企業派、ベンチャー企業派の意見を紹介する前に、まずは転職ではなく、新卒採用で企業に入社するメリットを考えていきます。

以下2点があると思います。

①スキルや知識が問われない
新卒採用は転職とは違い、スキルや知識が重視されないことが多いです。
(もちろん即戦力を求めているIT企業などでは一定のリテラシーは求められるかもしれませんが…)

新卒採用では学生時代に興味をもって取り組んできたことや、性格の深掘りなどを行い、その学生が
「将来企業で活躍してくれそうか」
「今後コストをかけて育てる価値に値するか」

を測ります。

ゆえに現物評価ではなく、ポテンシャル評価なのです。

そのため、スキルがないと市場価値が低くなってしまう転職活動とは違い、間口が広く受けられるというメリットがあると思います。
金融の知識が乏しくても人柄で銀行に入れる人は沢山いますよね。
転職だとこれはあり得ないです。

②新卒採用メインの会社に入りやすい
「スキル勝負」の世の中になってきているとはいえ、日本の大企業、
特に金融やインフラ系は新卒採用をメインに人材を獲得しています。

転職で入るのは非常にハードルが高い企業も多く存在するのです。
そういった企業にも入りやすいのが新卒カードの特権。
あとから転職で入りたいと思ったときには遅いかもしれません。

大企業派VSベンチャー企業派

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次に大企業とベンチャーそれぞれで新卒カードを使うメリットを紹介します。
とはいっても私自身、新卒カードを大企業に使ったのでポジショントーク的な部分がありますので、ご了承ください。

【大企業】
・転職では入りづらい企業に入社できる
新卒で大企業に入るメリットで一番大きいです。
ベンチャー企業は転職で入りやすい印象ですが、
上で書いた通り非常にハードルの高い大企業が沢山あります。

私が勤めている総合商社業界も中途を増やしていこうという動きはあるものの、ほとんどは新卒から働いている方々。
転職で来られるのも、本当に専門的な知識を持った方が多いです。
ノースキルで大企業の安泰ライフが手に入るのは、新卒だけですね!
これは大きな特権だと思います。

・人材育成のノウハウがある

大企業には人材育成にノウハウや歴史があります。
育ててきた人数もベンチャー企業より多いですし、歴史もあるので新卒の育成に慣れている印象です。
ビジネスマナーや仕事の進め方など社会人の基本は、大企業の方が学びやすいのではないでしょうか。
上司の数も多いので、自分に合った成長の仕方を選べるというのも魅力的です。

・同期が多い

「同期が多いのってそんなに大事?」
と言う方もいらっしゃるかと思いますが、大事です。
就職すると理解できますが、会社の同期ってとても癒しで、
気兼ねなく色々な情報交換ができます。
今後、その企業でずっと勤めるとしても、転職するとしても新卒時代に培った人脈というのは後々必ず活きてくると思います(まだ3年目が何を言っているんだ!って感じですが笑)。

大企業に入っておくと、同期の数も多いので、今後の助けになる可能性も高いのではないでしょうか。

メガベンチャーと呼ばれる社員数の多いベンチャーもあるので、一概には言えないですが。

【ベンチャー企業】
・裁量が大きい→成長のスピードが速い
ベンチャー企業の方が裁量が大きいというのは事実としてあると思います。
ベンチャー勤めの友達を見ていても、早くから売上の管理や営業先の決定など、若手から動ける範囲が広い印象です。
裁量が大きいと仕事への当事者意識が大きくなり、成長のスピードも上がります。

大企業でも成長性をアピールするところは多いですが、ピンポイントの事業を少数精鋭でやっているベンチャーにはやはり負けてしまいますね。
大学時代からやりたいことが決まっていてメキメキ成長したい方はベンチャー向きと言えるでしょう。

・配属リスクがない(少ない)
大企業の大きなデメリットとして、配属リスクがあります。
この事業をやりたいと思っていても出来ないことなんてザラです。
総合商社業界でいうと事業分野だけでなく、働き方自体が求めていたものとかけ離れてしまう人も多いです。

食品の営業をやりたい→繊維の営業配属

はまだましな方で、
食品の営業をやりたい→経理部配属
なんてことも…

一方で、事業スコープが狭いベンチャーではこれが起こりづらく、思い描いていたキャリアを実現しやすいと思います。
大学卒業してからやりたいことが確実にできるのは、ベンチャーの大きな魅力だと思います。

私の意見

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私自身、新卒で大手企業に入ったこともありますが、
新卒カードは大手に使うべきだと考えます。

一度大手に入って「これ違うな」と思った時でも、
スキルがあればベンチャーに入ることができるからです。
しかし、逆は悲惨ですよね。
行きたい大企業が転職を受け付けていない可能性すらあります。
上で挙げた通り、人材育成のノウハウや同期の多さも魅力です。

ただし、例外もあります。
★やりたいことが既に決まっていて、卒業後ピンポイントのスキル・経験を積みたい
という方はベンチャー良いと思います。
そういった友人や後輩がメキメキ成長している姿も沢山見てきています。

やりたいことが決まっているになら、早くからその分野を極めて誰よりも先に進むべきですよね。

ゆくゆくは独立を考えるのも選択肢としてありでしょう。

私自身、就活時代はキャリアビジョンや理想の働き方はありながらも、明確に決まっていたわけではなかったため、大手企業を選んだという経緯もあります。

まとめますと、新卒カードは大手に使うとお得です。
新卒でしか入れない企業も多いですし、ノースキルで入れてハードルも低いです。

ただし、大手orベンチャーを検討する前に
「将来やりたいことが明確にあるか」
考えてみましょう。
あるならキャリアビジョンを実現できそうなベンチャーを探すのが良いですね!

かなり偏ったポジショントークになってしまいましたが、以上になります。
最後まで読んでいただき有難うございました。

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