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アメリカの分断は対岸の火事なのか?〜社会の分断をとめる "教育" の力を信じたいあなたへ
2020年世界各地に拡大したBlack Lives Matter 運動に続き、翌年1月6日首都ワシントンでは(それを何と表現するか、本noteは米政権に対する価値判断を行うことが主目的ではないため、あえて幅を持たせた表現を用いるが)「抗議活動」あるいは「暴動」等と表現される集団行動が勃発した。そして2021年1月16日時点で少なくとも4名の尊い命が奪われたことが報告されている。
米大統領選を巡り
【お知らせ】アニメで平和教育を発信する:「ふぇみん」に取り上げていただきました
ふぇみん婦人民主クラブさんの運営するメディア「ふぇみん」に代表・高部を取材いただきました。素敵なインタビュー記事にしていただきありがとうございました。
下記よりぜひご覧ください!
【インタビュー】目指すのお互いに“伝え、聴きあえる” 学校文化。「ケンカ」「対立」をタブー視しない紛争解決教育の新たな形
職場、友達同士、親子、夫婦、各人間関係のトラブルは意見の食い違いや、同じものを見ていてもなぜか違うように感じてしまうというところからスタートします。そうなると、自分達同士だけでは、なかなか建設的な話し合いが進みません。食い違いや対立がより深くなってくると、自分の目の前の状況にいっぱいいっぱいになってしまったり、相手の悪いところしか見えなくなってしまうからです。
こういった人間関係などのモヤモヤや
【インタビュー】世界で実践 "解決志向アプローチ" を日本へ
紛争解決教育のこれからを考える、インタビューシリーズ。今回はソリューションランド代表の竹之内裕一さまにお話を伺いました(似顔絵を頂戴しました)。
ーーーまず紛争解決教育に携わられるようになった経緯は何でしょうか...?
私はカウンセリングを学ぶ中で、解決志向アプローチ(ソリューション・フォーカスト・アプローチ)に出会いました。
解決志向アプローチについて学び続ける一方で、カウンセリングのなか
「ありがとう」の力で世界を平和に
ビープロダクションの作品は平和学習で使っていただくことも多いので、特に「平和」に関するイベントは必ずチェックしていて、先週は「平和って何?」をテーマにした株式会社ボーダレス・ジャパン 代表取締役社長 田口さんとピープルポート株式会社代表取締役社長 青山さんによるトークイベントに参加してきました。
ひと言ひと言が追い風のように前向きに心を揺さぶる素敵な内容だったので、わたしなりにまとめながら内容を
マザーハウスカレッジに行ってきました
就活でベネッセは受けなかったし、30歳になる今日まで教員になりたいと思ったことも、教育業界に興味を持ったこともなかった(というか正確に言うと、興味はあったけれど避けていた。「教育」というテーマ自体が深淵すぎて、曖昧すぎて、一度ハマったらずっと取り憑かれてしまう "哲学の沼" みたいなイメージがあったからだ)
ところが大学を卒業して社会に出て、数年働いて結婚して、子供を持つ親となることが現実味を帯
「多様な」価値観、実は5つだけ?
0:「みんな仲良し」は絵空事かCan we all get along? は直訳すると「みんなで仲良くしようよ?」だが、このフレーズは一部の人間にとって1992年にロサンゼルスで起きた暴動を想起させるものである。この1年前に"黒人"男性が"白人"警官に暴行を受けたことを発端とする(主に加害者への処罰をめぐる)議論が米国中で巻き起こり、犠牲者53名を出す暴動にまで発展した。冒頭のフレーズは最初の被害
もっとみる【検証】学校教育で「コミュ力」を鍛えることはできるのか?(アニメを使った授業例共有)
男子大学生の54%が「自分はコミュ障」他人とうまくコミュニケーションができない。他人と意見が異なると、すぐに感情的になって相手の意見の弱点を責め立ててしまう。自分の意見を押すことに固執してしまう。他人のちょっとした言葉選びや言い回しに対して過敏に反応してしまう。言われたことをネガティブに捉えて「自分は他人に軽蔑されている」と強く思い込んで落ち込む。そして他人および自分自身の言葉の持つ暴力性に怯えて
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