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雑記集

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雑草という名前の草はない。 雑記という名前の記事もない。
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#スポーツ

ひどい雨、記憶に残るあの試合。

ひどい雨、記憶に残るあの試合。

運の要素を排して公平にやる「ゲーム」がおもしろいとは限りませんよね。たとえばサッカーのリーグ戦なんかで、雨が降った試合と、降らなかった試合どちらも含まれていたとします。雨が降らないほうが、選手たちがより実力を発揮できて、より得点が動くかもしれません。ではサッカーのリーグ戦は屋内競技場に限るようにしよう…となるかといえば、そうでもなさそうです。それは、雨が降ることと得点が動きにくくなることの間に、は

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目で舌で喉で胃で腸で尻で

目で舌で喉で胃で腸で尻で

何か事実が発生したとして、いつでもその事実をすぐに受け入れられるとも限りません。それが事実かどうかを、じぶんが納得する方法で確認しないことには受け入れられないという気持ちもわかります、私には、ええ、なんとなくですけれど。

それがたとえばスポーツの勝ち負けだったとして、その試合に参加したある選手だったとして、たとえば試合の最中のどこかに審判のまちがった判断が含まれていると考えているといった場合

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画面の前のニワカ

画面の前のニワカ

ラグビーの観戦をしたことがありませんでしたが、先日のスコットランドと日本の試合は画面で観る機会がありました。観ていると、あれ、おもしろいかも、これ、スリリングで興奮するかも! という気持ちになり、前半終了までと後半の一部を見守りました。

細かいルールを私は知りませんが、「前に投げたり落としたりせずに、敵の守る陣地に引かれた線の向こうにボールを運ぶ」程度のざっくりしたわずかな知識でもじゅうぶん

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ノーサイドの精神

ノーサイドの精神

近々、ラグビーに関係のある、地域のちょっとしたイベントに顔を出させていただくことになりました。それをきっかけに、ラグビーのことを今より知ろうと思いました。

ぼくのラグビー経験といえば、高校の体育の授業で何度かやったくらいのものです。期間にして、1ヶ月あったかどうか。バスケットボールやサッカーと違って、それらよりいくぶん強く、はげしいかたちで接触しても合法とされるスポーツであるところが、ぼくに

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大番狂わせの毎日

大番狂わせの毎日

音楽って勝ち負けがないという話をきのう書きましたが(もちろんコンクールやコンテストは別として)、やっぱり圧倒的なパフォーマンスをしたとか、じぶんのなかでいちばんだったとか、そういう順番づけをひとりひとりのなかでしていたりします。

演者のほうでも、胸のうちできょうの一番はおれらだったなとか、くやしいけどあいつらすごいとか思っていたりします。

フェスなんかにはたくさんのバンドやシンガーやパ

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解ども

解ども

ラグビーの日本対アイルランド戦、日本が逆転勝ちですって? すごいですね。どれくらいすごいのかまったくわからずに言っています。にわかファン未満です。ただの無知。

どんなに格差があるようでいても、大逆転があるかないかなんて最後までわからない、そういうものに熱狂し夢中になるのは、わからないでもありません。

ぼくがいつも夢中になっている演奏や歌唱などの音楽は、そもそも競技(もちろんコンテストや

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すべての労働者はゲーマーである

すべての労働者はゲーマーである

「こんなときこうする」ということのあつまりで、ほとんどの仕事はできている。たとえば窓口対応の仕事があったとして、お客が持ってくる用件にはパターンがあって、それぞれの対応法をただ実行するだけでその用件の処理は終わる。お仕事完了である。これがどんどん複雑化するくらいの話であって、なにかしらの解を導き出して示しさえすれば、仕事というものは終わる。

遊びにはそうした解がない。いや、仕事みたく、じぶん

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バスケとラグビー

バスケとラグビー

高校生のときに、体育の授業でラグビーを経験しました。それを経験といっていいのかと自問すると、ちょっと足りないような気もします。それくらいしか、僕はラグビーに関わる経験がないのです。

いっぽう僕は、バスケットボールを小・中・高校生と、授業やら休み時間やらにさんざんやりました。走って、跳んで、大きめのボールをリングに通すというシンプルなこの競技がそこそこ好きでした。ですが、この競技で遊ぶようにな

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Manga Field

Manga Field

わたしはたぶん、球場で野球を観戦したことが1度くらいはあるのです。幼い頃に、父に連れて行ってもらったことがあったような気がします。ですが、ほとんど覚えていないのです。ウワァっと人がたくさんいて、あるようでない匂い、どこからか湧く歓声が散り、吸い込まれる広いスペースの空気感。そんなようものをおぼろげに記憶しています。あるいは、思い出そうとして思い出しきれない部分を改ざんするなりでっちあげるなりした記

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起床転尻

起床転尻

格闘技のテレビ放送なんかを、むかし実家でよく観た。大晦日に「K-1」を放送するのが恒例だった時期が僕の10代の頃にあった。ボブ・サップを日本で有名にしたのが、その放送だった。夢中になって観たものだ。

ピークは、下降のはじまりでもある。どんな最強の格闘技の選手も、かならずその強さは衰える。まだまだ強くなるとき、そこはまだピークではない。

僕は楽器の演奏や歌唱をする。今日はどうしたんだろう

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