マガジンのカバー画像

母親なんてやってらんねぇっ!!

29
「母親」であることに苦しむすべての人へ。小さいころからお友達とのコミュニケーションがいまいちうまくいかなかった娘1。暴れたり、泣きわめいたり、死ぬと言ったり、学校には行かないし、… もっと読む
運営しているクリエイター

#ワーママ

「一人で抱え込む」は、「自分の人生を生きる」に似ている。

「一人で抱え込む」は、「自分の人生を生きる」に似ている。

わたしがかつてできなかったことを、
できた方がよかったのに、と思ってた。
できた環境があればよかったのに、と思ってた。

だから、
あの時のわたしと同じ状況の人たちが、
そうできるようにと支援したり、
できるような環境を整えようとしたりする。

でもそれってね、完全に、わたしの「エゴ」。

わたしは、子育て中の女性が何かと「抱え込みすぎ」だと考えてる。
一人で抱え込むことの辛さ。
その辛さをあえて

もっとみる
「学校行きたくない」を考える。

「学校行きたくない」を考える。

今春、娘たちは小3、中2、高2になった。

タイトルの言葉を発さずにいた子は一人もいない。
言葉の背景や想いは一人ひとり違うかもしれないが、時期を問わず、3人とも必ず「学校行きたくない」と言っている。

考えてみると、いや、考えるまでもなく、「学校に行きたくない」って思う日があって当然だろう。

「問題でもないことを問題視」すること、
そして「問題だと思われることを問題視する」ことが「問題」だ。

もっとみる

「育児ノート」は悪魔か、天使か。

娘1を出産したとき、産院でもらった数々の育児グッズの中に入っていた「育児ノート」。毎日24時間の時間軸があり、授乳、排便、睡眠、食事、などを書き込めるようになっている。

こういうものを手に入れたら、「きちんと」書き込まずにはいられなかった(当時は)。

暇があればノートを眺め、娘1が何かすればノートに記す日々。24時間管理できるため、夜泣き、夜の授乳、など、夜の時間帯ももうろうとしながら書き込む

もっとみる
「子育て」の価値。

「子育て」の価値。

初めに言います。
子育ては、自分にとって、家族にとって、そして社会にとって、
非常に価値のある仕事です。
経済活動です。
人類に課せられた、任務です。

その価値をどうか、理解してください。

子育てに関わるすべての方へ。
そして子どもの一番身近にいる、「親」の役割を担う方へ。

あなたが日々子どもと接し、
日々子どもと共有する、
喜び、悲しみ、苦しみ、くやしさ、もどかしさ、うまくいかないジレンマ

もっとみる
「保護者名」に、夫の名前を書く理由。

「保護者名」に、夫の名前を書く理由。

子どもが、学校から持ち帰る書類。
「保護者名」を書く欄が結構ある。

17年前、母親になってから、
かなりの年月、何の疑問もなく、
夫の名前を書いていた。

「専業主婦」で、夫に「扶養」されているわたしには、保護者としての責任能力はない、
何かあったら最終的には夫に言ってくれ、と。
そう思っていたのだろう。
いや、本当は、そんなに深く考えてもいなかった、というのが事実。
そんなもんだと思っていた。

もっとみる
魔法の子育て、なんてない。

魔法の子育て、なんてない。

期待を裏切るタイトル、なのかな。
でも、これ、本当に事実だと思うの。

厳密にいえば、
「これさえやれば、必ず~」ってやつ。
子育てに限らず、すべてにおいて、
そんなノウハウ、存在しませんから。

傾向はもちろんあるでしょう。
統計学ですよ。
今やAIが膨大なデータを分析してくれる時代ですよ。
行動心理を読んで、大多数がその予測通り動くのかもしれませんよ。

それを頼りに、「魔法の~」を試してみる

もっとみる