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エピソードが宝物! 仲間と取り組む楽しい評価【ジムジム会2021 #05レポート】
3月2日(水)、2021年度最終回となる第5回ジムジム会を開催しました。2021年度は東京アートポイント計画の共催団体が順々にホスト役となって、ジムジム会運営チームと協働で開催。今回のホストは「アートアクセスあだち 音まち千住の縁(以下、音まち)」チームが務めました。
振り返りの年度末、評価について考えよう
今回のテーマは年度の終わりということもあり「エピソードが宝物! 仲間と取り組む楽しい評価
【イベント登壇】NPOと協働で地域文化を創り出す ~人材育成と組織基盤の整備が協働にもたらす効果を探る~十思カフェvol.118
東京都中央区で社会貢献団体の協働を推進している「協働ステーション中央」のイベントに登壇します。これまで、東京アートポイント計画で50 団体と協働した事例から、協働の意義や効果を考えます。また、人材育成や活動基盤整備、プログラムオフィサーとしての伴走支援といった視点からも事例を紹介し、組織やプロジェクトの運営力強化に必要なポイントも探っていきます。お近くの方はぜひご参加ください。
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NPOと
解決のヒントはおとなりさんがもっている。ジムジム会をひらいてみよう。
「東京アートポイント計画」参加団体(芸術文化や地域をテーマに活動するNPO法人や社団法人など)とともに、プロジェクト運営事務局に必要なテーマを学び合うネットワーキング型の勉強会「事務局による事務局のためのジムのような勉強会(通称:ジムジム会)」。2019年にスタートし、丸2年。運営側によるさまざまな対話の仕掛けのチャレンジや、参加団体から持ち寄られたプロジェクトでの工夫のシェアによって、これまでで
もっとみる文化を「10年単位」で考える(3月11日を前に)
2021年の3月11日が近づくにつれて「あれから10年」という言葉を目にすることが増えてきました。「あれから」の「あれ」は2011年(平成23年)3月11日14時46分18.1秒に発生した東北地方太平洋沖地震のことです。
「あれから」のことを風化させず、未来につなげることを目指し、10年めを迎えたArt Support Tohoku-Tokyo(東京都による芸術文化を活用した被災地支援事業/AS
文化を「10年単位」で考える(TERATOTERA編)
10年前、2011年2月5日の写真です。場所は吉祥寺の井の頭公園。2010年2月にスタートしたアートプロジェクト「TERATOTERA」、初の屋外大規模プログラム「TERATOTERA 祭り 大友良英 井の頭公園 船上ライブ」の準備風景。まだまだ駆け出しのプロジェクトで、著名な音楽家との船上ライブという実験的なコンサート。はじめて尽くしだし、曇ってるし、水辺は寒いし、どれだけの来場があるか不安だし
もっとみる応答のクリエイション
2021年の1月になりました。未曾有の疫病とも向き合い続けることはや1年。年明け早々に再びの緊急事態宣言。東京アートポイント計画の各現場でも対応に追われる日々です。
同時に私たちプログラムオフィサーは、今年度の事業評価も進めています。総括のためのプレゼンテーションをまとめる中でわかったことは、いかに各プロジェクトチームが状況に応答し、柔軟に対応してきたか、ということ。今できることを見極め、工夫を
予習復習、創造拠点としての「はらっぱ」
トップの画像は、昨年の今頃の「HAPPY TURN/神津島」の拠点「くると」の庭です。2019年10月、台風の直撃を受け、プロジェクトの立て直しが必要なタイミングで2年ぶりに担当者に復帰しました。
50年に1度と言われた嵐の被害は大きく、この先の計画の見直しを「どうしたもんか...」と途方に暮れつつ思案していたところで目の当たりにしたこの風景。拠点づくりをするなかで、風で砂が飛んでしまう対策とし
予習復習、「見えない(国)境、壁」を考える。
7月からアートプロジェクト「東京で(国)境をこえる」(以下、(国)境)の担当になりました。東京アートポイント計画として立ち上げて現在2年め、コンセプトや体制、実施計画のフローがまとまって、ぐいっと姿を表すタイミングです。公式サイトもアップされたばかり。新たなプロジェクト「kyodo 20_30」のメンバーの募集もスタートしました。
『東京で(国)境をこえる』は、多くの在留外国人や海外にルーツを持
予習復習、2027年ミュンスターへの旅
“東京で何かを「つくる」としたら”という投げかけのもと、「ナビゲーター」と、公募で集まった「メンバー」がチームとなり、リサーチや実験を繰り返しながら新たなプロジェクトの核をつくる試み、「東京プロジェクトスタディ」。3年目となる2020年度は3つのスタディが参加者募集中です(8/5締切)。
今回は久しぶりにスタディマネージャーを担当することになりました。担当はスタデイ2、「トーキョー・スカルプチャ
文化を「10年単位」で考え続ける。
昨年、東京アートポイント計画の10年の歩みをまとめた書籍『これからの文化を「10年単位」で語るために ― 東京アートポイント計画 2009-2018 ―』を出版しました。「文化事業の中間支援とは?」「プログラムオフィサーの職域とは?」。もとからレールがあったわけではなく、開拓してきたことだからこそ時間をかけて振り返りをし、棚卸しをし、見つめ直す作業でした。
東京アートポイント計画からはじまった都
11年目のキックオフ
5月13日、学び合いの場「ジムジム会」の日。東京アートポイント計画のスタッフと参加団体、合わせて40名ほどがオンライン上に集いました。東京アートポイント計画、11年目のキックオフ。まさかこんなかたちではじまるとは思いもよらなかったけれど、遠隔地のひとも、子育て中のひとも気軽に参加することができ、ここ数年で1番の参加率となりました。何よりも、見知った皆さんの元気な顔が見られて安心したことが大きかった
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