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ソロのダンス公演はどうあるべきなのか。Pietragalla solo « La femme qui danse » を観て
昨夜(2021年11月26日)パリ8区のマドレーヌ劇場にてMarie-Claude Pietragallaの« La femme qui danse » を観て来ました。そこで思ったこと感じたことをつらつらと残したいと思います。
まず58歳の女性がたった独りで一時間以上の舞台を、毎日踊り続ける体力に感服する。そしてマドレーヌ劇場(709席)を連日埋めている。昨日は全席6割ほどの入りでしたが、それ
舞台のハシゴを可能にするシステム
パリ2区にジャズクラブが連なった細い通りがある。そこには何軒かのライブを割引きでハシゴできるシステムがあった。素晴らしいアイデアではないか。普通ならお客を取り合い、争い、憎しみ合いそうなものなのに、お互いに協力して双方の店を盛り上げようとしている。
パリの9月、10月は催しが多く、開催日が重なることが多い。時間帯もほぼ同じだからどれかに行けばどれかに行けない。そういう時、どうして時間帯をずら
なぜダンスの公演には前座システムがないのか?
音楽のコンサートには前座システムというものがある。チケットを買ってコンサート会場に行くと、見知らぬ演奏家たちがわらわらと出てきて見知らぬ音楽を奏でる。そして場が熱し、聴衆/観客にも十分に心の準備が出来、期待が高まった頃に目当てのグループが登場する。聴衆は一粒で二度美味しい宵を過ごし満足しながら帰途につく。(前座を置かないコンサートも存在する)
ところで、ダンスの公演では何故、音楽のコンサート