記事一覧
冷蔵庫のじゃがいもでさえ芽を出すのに
転職活動が終わったとたん、
なにひとつとしてやる気が出なくなってしまった。
これが燃え尽き症候群か、いや言うほどもともと燃えてなかったけど……。等々とつぶやきながら、平日の昼間っからベッドで寝そべる。
ゲームも、小説も、ましてお勉強など、まるで手につかない。
あたたかな陽の光がわずらわしい。
早く終われ、今日。できるだけ早く来い、入社日。
そんな毎日。
* * *
セブンイレブンで買ったコー
拝啓、あの日の先生へ
「我慢って、美徳じゃないからね」
これは、私が高校1年のとき、塾の先生に言われた言葉だ。
その先生は、大学2回生(たぶん)の女性で、可愛くて面白くて、多感な女子高生のしょうもない悩みだの愚痴だのを笑って受け入れてくれる、やさしいひとだった。
マンツーマンの数学の先生だったけど、なにかにつけ友達と揉める私にとって、塾の時間は毎回カウンセリング同然になっていた。高い費用を払っていた親にはちょっと
私が「ねこレストラン」をやめられない理由
ねこレストラン、というアプリをご存じだろうか。
その名の通り、ねこのシェフがレストランを経営するというコンセプトの、半放置系スマホゲームである。
知らない人は、当記事のヘッダーと公式ツイッターを見ればなんとなく世界観をつかめると思う。そのゆるさが。
このところ、勉強に追われてゲームも読書もはかどらない私だが、なぜかこのねこレストラン(以下、ねこレトと呼ぶ)だけはやめられない。
世に放置系ゲーム
2社正社員を経験した末、飲食バイトに戻ってきた話
私は正社員として、1社目はヘルプデスク、2社目は某キャリアショップのお姉さんとして働いていた。
いずれもエンドユーザとやりとりをする接客業だったわけだが、なーんかしっくりこなかった。
いつだって後述する原体験が私の中にあって、27歳のいま、まさかのフリーターとして働いている。
初めてのアルバイト生まれて初めてアルバイトをしたのは18歳。進路が決まった高校生のとき。チェーンの回転寿司屋だった。
名刺代わりの小説3選
ツイッターに、「#名刺代わりの小説10選」というハッシュタグがあるのをご存じでしょうか。
いわゆる読書アカウント、とりわけ小説を多く読む人のアカウントが、固定ツイートとして掲げていることの多いタグです。
このハッシュタグは、ひとりの人間の成長記録といえると私は思っています。「名刺代わり」とはよく言ったものです。
* * *
ところで、去る11月20日。
私は自分のnoteにて、このような記述
躁うつ病であるということ
ずいぶんと久しぶりの投稿になってしまった。
noteって行間とかフォントの調整どうやるの、これ……。
スライム倒すのもやっとなレベルだけど、また少しずつ再開していきます。
毎日はさすがに死んでしまうので、週3日くらいで。
ところでこのnote、もともとは書くのが苦手であることに
強いコンプレックスを感じて
読書感想文を書くために作成したアカウントでした。
それがなんでしょう、今日のタ
「星の王子さま」が読めない
このところ、自身の"読む才能"のなさを痛感する出来事が続いている。
読む対象は人のこころであったり、小説であったり、仕事のマニュアルであったり、まぁいろいろだ。
人付き合いやら大学での勉強やらをサボりまくったツケがばっちり回ってきている。
そんな自分がふと実家の本棚から手に取ったのが、「星の王子さま」だった。
2,3年ほど前だろうか。参加した読書会の課題本になって、購入して読んだものだった。