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うったんおばさんの冒険旅行

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キーワードは唯一無二の旅。直感で行動する旅はハプニングも多いけど、その分、忘れられない旅に!国内のみならず、世界各地で経験したハプニング満載な冒険旅行を綴っていきます。私が経験し…
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#旅

【ハプニングも楽しいね⁉︎】インバーカーギルってどこや〜〜〜?

【ハプニングも楽しいね⁉︎】インバーカーギルってどこや〜〜〜?

日本列島、すっぽりと強い冬将軍に包まれてしまいました。
能登半島の被災地がこれ以上の被害に遭わないことを願うばかりです。

そんな中、私の住む北海道ニセコも夜半から暴風雪。
「本日、外へ出るべからず」と自分を封印し(あっ、除雪は別ね)、家の中でぬくぬくしております。

思えば先週の月曜日も天気は大荒れでした。
週末にいらしていたゲストさんたちが東京へ帰る日で、夕方早めにレンタカーで新千歳空港へと旅

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みちのく潮風トレイル〜心と身体で「この時代」を感じる旅

みちのく潮風トレイル〜心と身体で「この時代」を感じる旅

2023年5月から歩き始めた「みちのく潮風トレイル」は、お客さまと一緒に歩いていくので1回、2泊3日の行程とし、その歩みはカメの如くゆっくりです。
その分、土地を味わい出会う人々との時間を大切に過ごし、自分自身も含め「今ある姿」を見つめることができるのかな?とも思いつつ…スタートしました。

まだまだ最初の一歩ですが、感性がイキイキと自分の中にあるうちに、綴っていきたいと思います。

まずは簡単に

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マチュピチュ以外の見どころと、最後に襲った悲劇

マチュピチュ以外の見どころと、最後に襲った悲劇

4回に渡ってお伝えした「インカ・トレイルの旅」ですが、たくさんのスキとコメントをありがとうございました。
書くことは大好きなのですが、ときに「う〜む、どうやって伝えようか」と唸ってしまうとき、noterさんのことが頭に浮かび、「よし!」と、もう一踏ん張りできる私がいます。

さて無事にフィナーレを迎えた私たちですが、ここで終わらないのが旅の醍醐味??

なかなか大変な事態に襲われることとなりました

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憧れの聖地インカ・トレイル4〜いよいよフィナーレ!「今、この時代を歩けるということ」

憧れの聖地インカ・トレイル4〜いよいよフィナーレ!「今、この時代を歩けるということ」

2日目は、いよいよ標高4,215Mの1st PASSを越える行程です。
テント場Paqaymayuは3,500Mにあるので、1,115Mを登り700Mを一気に降るという正念場。

私にとって「歩く」ということは、生きている証と言っても過言ではありません。

なぜなら、大病の時に歩くこともままならない苦労があったので、2本の足で立って、普通の速度で歩けるということ自体が奇跡だと感じてしまうからです。

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憧れの聖地インカ・トレイル③〜検問所を越え、いよいよスタート!

憧れの聖地インカ・トレイル③〜検問所を越え、いよいよスタート!

インカトレイルはペルー政府が入場制限をしているので、事前にパーミットを貰う必要があります。
またライセンスを持つガイド(ポーターも)の同行は必須なので、混んでいる時期は相当早くから予約しないとなりません。
ちなみにパーミットを取るにはパスポート情報が必要です。

個人で背負っていく荷物も重量が制限されていますが、テントや食糧諸々の共同装備は全てポーターさんが上げてくれるので、シュラフやマット、簡単

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憧れの聖地インカ・トレイル①〜トラブル乗り越えエンヤコラ、ペルーは遠いなぁ…

憧れの聖地インカ・トレイル①〜トラブル乗り越えエンヤコラ、ペルーは遠いなぁ…

2013年9月、リマからペルーのクスコへ向けた飛行機の中。
一抹の不安を抱えながら、窓の外に広がる初めて見る南米の景色を、ボーッと眺めている私がいました。(全文2,497文字、長いです)

旅の目的は「マチュピチュを目指し、インカ・トレイルを歩くこと」

一体なぜそこへ行くことになったのか?

簡単に説明すると、その前の年に参加した「屋久島縦走ツアー」で様々なアクシデントが発生し、それを乗り越えた

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1000年以上の歴史あり??〜信州・野沢温泉を夢中で歩く

1000年以上の歴史あり??〜信州・野沢温泉を夢中で歩く

先週末、1年ぶりに野沢温泉へ行ってきました。
お世話になっているスキーメーカーのイベントに出席するためです。

地元の友人の車に乗せてもらい、小樽からドンブラコ〜とフェリーで新潟へ。

イベントの翌日、出発まで少し時間があったので、スキーをせずにブラブラとお散歩へ。

こういうの大好きなんです。

仕事で日本各地へ行かせていただくことの多い私。
現地でやることだけやって、ピューっと帰ってきていた若

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旅は道連れ、世は情け〜フレーザー島番外編

旅は道連れ、世は情け〜フレーザー島番外編

なんだか一週間に1投稿がルーティンとなってしまった今日このごろ…
本当は2記事は書きたい!と切に願っているのですが、今はまだそのタイミングじゃないようです(涙)

毎日投稿している方々って、心の底からすごい!と尊敬しています。

さて、今日はフレーザー島の番外編と称して、「これでもか〜〜」というトラブルをお伝えしますね。

潮の満ち引きで移動が制限されると知り、ビーチを走れるタイミングで南へ下り、

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旅をして人生を学ぶ??

旅をして人生を学ぶ??

前回までの記事「王様の散歩道・クングスレーデンを歩く」、長い文章もあるなか、たくさんの「いいね」をありがとうございました!
過去の記憶を呼び覚まし、私自身の脳トレにもなり(笑)、とっても楽しかったです。

さて、世界あちこち旅をしてきた私ですが、もうもうもうもうびっくりするくらい、いろ〜んなトラブルに巻き込まれること多々。

箸休め的に時折綴っていこうと思います←笑ってやってください。

つい先日

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王様の散歩道「クングスレーデンを歩く」③〜道は続くよ、どこまでも!

王様の散歩道「クングスレーデンを歩く」③〜道は続くよ、どこまでも!

国土の約2/3が森林に覆われているスウェーデン。森林総ヘクタールは約2,800万にも及び、国土面積に対する国別の森林率は世界第3位です。(FAO 2005より)
我が国、日本はというと、なんと第2位!
しかも国土面積は日本に対して、約1.2倍程度なので、案外日本って大きいのね〜と思いませんか??

スウェーデンには高い山がなく、スカンジナビア山脈に位置するケブネカイセ山(標高2103m)が最高峰。

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王様の散歩道「クングスレーデンを歩く」②〜スウェーデンの山小屋事情

王様の散歩道「クングスレーデンを歩く」②〜スウェーデンの山小屋事情

スウェーデンのトレッキングルートはSTFという観光協会が運営・管理していて、全部で400近くのコースがあるそうです。
国中に広がり、そのコース中には設備が整ったホテルから始まり、山小屋まで総勢350くらいあるそうなので、すごいものですよね。
今現在は244の宿泊予約が可能のようです。

日本と違うな〜と感じたのが、その全てを非営利団体が管理していて、予約から一切合切をまとめているところ。
ちなみに

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王様の散歩道「クングスレーデンを歩く」①〜旅はキッカケから始まるのだ!

王様の散歩道「クングスレーデンを歩く」①〜旅はキッカケから始まるのだ!

先日ボーッと考えごとをしていました。
内容はというと…
私って何カ国くらい海外トレッキングしたんだっけ?
そもそもキッカケってなんだったっけ?

ふむ。

思い起こせば、初の海外トレッキングはペルーの「インカトレイル」でした。そのキッカケとなったのは、前の年に行った屋久島縦走で起こったハプニングから。
だいぶ前にnoteにちょこっと書いていた記事を発見したので、それがこちらです。

そこから毎年の

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縦走路をつなぐ点と線〜北アルプスで日本を感じる

縦走路をつなぐ点と線〜北アルプスで日本を感じる

この夏の個人的な一大イベントは「北アルプス縦走の再開」でした。

そもそもこの企画が始まったのは…
ギョギョっ!
調べてみたら2015年!
恐ろしや、なんと7年前じゃありませんか。

とは言え、個人的な事情やコロナ禍もあり、2017年9月以来だったので5年ぶりの再開です。

山の歩き方には、おおよそ3つのパターンがあります。
A地点を出発し、同じルートでA地点へ戻る=ピストン
A地点を出発し、違う

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遊びが大好き日本人!〜高千穂・夜神楽の町を歩く

遊びが大好き日本人!〜高千穂・夜神楽の町を歩く

前回の記事「阿波踊り」のことを書いていたら、やっぱり私たち日本人ってお祭りとか芸能とかが大好きで遊び人なんだなーと思いました。
世界的に日本人は真面目で勤勉と言われているけれど、実は相反した部分として、遊び好きの気質を持っていると思うのです。

それを最初に強く感じたのが、宮崎県高千穂町において「高千穂・夜神楽」を味わったとき。

高千穂といえば、知る人ぞ知る「神話の里」です。
熊本県との県境に位

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