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職業:消防士 防災情報の伝達や共有の非効率さに課題を感じ、解決を目指して活動しています…

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職業:消防士 防災情報の伝達や共有の非効率さに課題を感じ、解決を目指して活動しています。 科学(化学)消防こそあるべき姿というのが持論です。テクノロジーを使い倒すがモットーです。

記事一覧

ドローンの有効活用

近年、消火活動におけるドローンの有用性が注目されています。しかし、その認識はまだまだ十分とは言えません。ドローン消火の真のポテンシャルを社会に知らしめ、消防活動…

yoshitaka
3週間前

【百年の計】

「百年の計」を座右の銘とする私にとって、消防の未来像を考えることは、極めて重要な課題である。正直なところ、百年後の姿は想像もつかないが、科学技術を基盤とし、市民…

yoshitaka
1か月前

消防士の究極の目的地は、消防士が不要になること?

消防士という職業は、多くの人にとって憧れの存在であり、命懸けで人命を救う英雄のイメージがある。しかし、実際に消防士として働いている人の中には、事務仕事ばかりで現…

yoshitaka
1か月前
3

東京消防庁の公募型研究事業

東京消防庁の公募型研究事業は、消防分野における革新的な技術開発を促進する画期的な取り組みである。民間企業との協働によって、費用負担を企業側に委ねながら、消防庁は…

yoshitaka
1か月前

バックオフィス部門でハッカソンやりたいんだよなぁ

消防組織の現状:人手不足と業務量の増加 消防士は、火災現場での消火活動や救急救命活動など、人命に関わる重要な役割を担っている。しかし近年、人手不足と業務量の増加…

yoshitaka
2か月前
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喪失感に屈せず、チャンスと捉え、福に転じる

また一人、優秀な人材が旅立って行く。その背中を見送りながら、肌感覚で社会全体の変化を感じる。それは、人材流動化の加速だ。 優秀な人材が様々な場所で活躍する時代。…

yoshitaka
2か月前

水素、水素、水素なんです!

水素:人類の未来を担う次世代資源水素すげー 水素は宇宙で最も豊富な元素であり、地球上にも豊富な埋蔵量を持つ、まさに次世代の資源と言える存在です。水はH2Oという形…

yoshitaka
2か月前

ワークライフバランスは当たり前!才能が輝く、ワクワクする未来への扉

ワークライフバランスは、もう当たり前の時代 2024年現在、ワークライフバランスは議論の余地もないほど当たり前となった。仕事とプライベートを両立することは、個人の幸…

yoshitaka
2か月前

人に話すということの重要性

最近、強く感じていることがある。それは、アイデアや構想を積極的に共有することの重要性だ。 確かに、自らの思考の中でじっくりと熟考することは不可欠である。しかし、…

yoshitaka
2か月前
3

【読書】シン・ニホン:日本の未来を照らす希望の書

※この記事は一部 Google Gemini を使用して書いています。 今日は今更ながら、安宅和人さんの著書「シン・ニホン」を読んだ感想をシェアしたい。 正直、今まで日本の未…

yoshitaka
3か月前
1

能登半島地震で注目を集めたスターリンク:災害時の通信手段としての可能性

今年の能登半島地震では、衛星通信サービス「スターリンク」が注目を集めた。しかし、筆者が周囲に聞いてみると、スターリンクを知っている人は稀だった。 スターリンクは…

yoshitaka
3か月前

子供たちに冒険を! 登山・キャンプで学ぶ防災教育

私は登山やキャンプが大好きで、予てよりアウトドアに関連する技術やアイテムの扱い方は、災害対策にも非常に有用だと感じている。そこで、自分の楽しみと生業との境界線を…

yoshitaka
3か月前
2

災害時の命を守る!マイナンバーカードの重要性

近年、地震や台風などの自然災害が頻発している。災害発生直後は、避難者情報の混乱や不足が大きな課題となり、捜索救助活動の遅れにつながる可能性がある。 そこで注目し…

yoshitaka
3か月前
6
ドローンの有効活用

ドローンの有効活用

近年、消火活動におけるドローンの有用性が注目されています。しかし、その認識はまだまだ十分とは言えません。ドローン消火の真のポテンシャルを社会に知らしめ、消防活動の飛躍的な進化につなげるためには、戦略的なアプローチが必要です。

1. 圧倒的な情報力で訴求:上空からの真実を伝える

ドローン消火の最大の特徴は、上空からの俯瞰と熱画像による燃焼状況の把握です。地上からの視点では、煙や建物の構造によって

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【百年の計】

【百年の計】

「百年の計」を座右の銘とする私にとって、消防の未来像を考えることは、極めて重要な課題である。正直なところ、百年後の姿は想像もつかないが、科学技術を基盤とし、市民生活の重要な部分を担う存在こそが、消防のあるべき姿だと確信している。

科学技術の進化と消防の変革

近年、科学技術は目覚ましい発展を遂げている。人工知能、ロボット工学、情報通信技術など、様々な分野における革新が、私たちの生活を大きく変えつ

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消防士の究極の目的地は、消防士が不要になること?

消防士の究極の目的地は、消防士が不要になること?

消防士という職業は、多くの人にとって憧れの存在であり、命懸けで人命を救う英雄のイメージがある。しかし、実際に消防士として働いている人の中には、事務仕事ばかりで現場に出られないという悩みを抱えている人も少なくない。

事務業務の効率化と消防士の本来の役割消防士の仕事は、大きく分けて「現場業務」と「事務業務」に分けられる。現場業務は、火災現場や救急現場での活動であり、消防士の醍醐味と言えるだろう。一方

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東京消防庁の公募型研究事業

東京消防庁の公募型研究事業

東京消防庁の公募型研究事業は、消防分野における革新的な技術開発を促進する画期的な取り組みである。民間企業との協働によって、費用負担を企業側に委ねながら、消防庁は豊富な知見とデータを提供し、開発への全面的な協力を惜しまない。これは、従来の行政主導の研究開発とは一線を画す、スピード感と柔軟性に富んだアプローチと言えるだろう。

既に複数の研究開発プロジェクトが進行中であり、参加企業数も着実に増加してい

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バックオフィス部門でハッカソンやりたいんだよなぁ

バックオフィス部門でハッカソンやりたいんだよなぁ

消防組織の現状:人手不足と業務量の増加

消防士は、火災現場での消火活動や救急救命活動など、人命に関わる重要な役割を担っている。しかし近年、人手不足と業務量の増加が深刻化している。特に、総務・人事部門は、法令遵守や情報管理など、専門知識が求められる業務が増加しており、現場から人員を割かなければならない状況となっている。

定年延長と新規採用減少による影響

定年延長により、現場で活躍できる期間が延

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喪失感に屈せず、チャンスと捉え、福に転じる

喪失感に屈せず、チャンスと捉え、福に転じる

また一人、優秀な人材が旅立って行く。その背中を見送りながら、肌感覚で社会全体の変化を感じる。それは、人材流動化の加速だ。

優秀な人材が様々な場所で活躍する時代。それは閉鎖的な環境で埋もれるよりも、個々の才能を開花させ、社会全体に貢献できる可能性を秘めている。新天地で、彼らが存分に力を発揮し、更なる進化を遂げることを期待せずにはいられない。

同時に、個別としては寂しさを感じるのも事実だ。共に仕事

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水素、水素、水素なんです!

水素:人類の未来を担う次世代資源水素すげー

水素は宇宙で最も豊富な元素であり、地球上にも豊富な埋蔵量を持つ、まさに次世代の資源と言える存在です。水はH2Oという形で存在し、生物にとって生命維持に不可欠なものです。さらに、水素はH2、H3といった形で存在し、医療やエネルギーなど様々な分野で活用されています。

本記事では、水素が次世代資源として注目される理由、水素を操る者が世界を制する時代が来る可

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ワークライフバランスは当たり前!才能が輝く、ワクワクする未来への扉

ワークライフバランスは当たり前!才能が輝く、ワクワクする未来への扉

ワークライフバランスは、もう当たり前の時代

2024年現在、ワークライフバランスは議論の余地もないほど当たり前となった。仕事とプライベートを両立することは、個人の幸福だけでなく、組織全体の生産性向上にも不可欠である。しかし、時代はさらに進んでいる。

従来の枠を超えて、個性を活かす柔軟な人事制度

従来の年功序列や終身雇用制度は崩壊し、労働市場全体が流動化している。個々の能力や価値観も多様化し、

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人に話すということの重要性

人に話すということの重要性

最近、強く感じていることがある。それは、アイデアや構想を積極的に共有することの重要性だ。

確かに、自らの思考の中でじっくりと熟考することは不可欠である。しかし、思考を内包した状態では、視野が限定され、独りよがりな考えに陥ってしまう可能性も高まる。

そこで重要となるのが、他者との対話を通してアイデアを「外化」することだ。

1. 多角的な視点の獲得

アイデアを共有することで、思いもよらなかった

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【読書】シン・ニホン:日本の未来を照らす希望の書

【読書】シン・ニホン:日本の未来を照らす希望の書

※この記事は一部 Google Gemini を使用して書いています。

今日は今更ながら、安宅和人さんの著書「シン・ニホン」を読んだ感想をシェアしたい。

正直、今まで日本の未来について、あまり楽観的に考えることができていなかった。少子高齢化、経済停滞、政治の迷走… 課題山積で、未来への不安の方が大きかったのだ。

しかし、この本を読んだ後、私の心は希望に満ち溢れた。

「誰もが、なぜあのとき、

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能登半島地震で注目を集めたスターリンク:災害時の通信手段としての可能性

能登半島地震で注目を集めたスターリンク:災害時の通信手段としての可能性

今年の能登半島地震では、衛星通信サービス「スターリンク」が注目を集めた。しかし、筆者が周囲に聞いてみると、スターリンクを知っている人は稀だった。

スターリンクは、イーロン・マスク氏が率いるSpaceX社が開発した衛星通信サービスだ。低軌道上に多数の衛星を打ち上げ、高速で安定したインターネット接続を提供する。

災害発生時に通信インフラが寸断されると、情報収集や救援活動が困難になる。スターリンクは

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子供たちに冒険を! 登山・キャンプで学ぶ防災教育

子供たちに冒険を! 登山・キャンプで学ぶ防災教育

私は登山やキャンプが大好きで、予てよりアウトドアに関連する技術やアイテムの扱い方は、災害対策にも非常に有用だと感じている。そこで、自分の楽しみと生業との境界線をなくし、社会に役立てられないかと考えている。

現在は地震や台風などの自然災害が頻発し、防災への意識が高まっている。しかし、防災は大人だけの課題ではない。将来災害に遭遇する子供たちも、適切な行動を取れるよう、今から防災知識を身につけることが

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災害時の命を守る!マイナンバーカードの重要性

災害時の命を守る!マイナンバーカードの重要性

近年、地震や台風などの自然災害が頻発している。災害発生直後は、避難者情報の混乱や不足が大きな課題となり、捜索救助活動の遅れにつながる可能性がある。

そこで注目したいのが、マイナンバーカードだ。マイナンバーカードは、災害時の避難者情報の収集と活用に大きな可能性を秘めたキラーアイテムである。

マイナンバーカードが避難者情報の収集と活用を加速させる

マイナンバーカードには、顔写真、氏名、住所、生年

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