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#絵本
うれしいうれしい春はすぐそこ。子ぐまたちがみつけたすてきな<はる>とは?
はじめての春をおぼえていますか? 寒くて心も体もちぢこまってしまう冬につづく春の訪れは、なんど経験しても、心がうきうきします。私には毎年春を待ちながら読み返す絵本があります。
『はるにあえたよ』(原京子・文/はたこうしろう・絵/ポプラ社)で
す。
物語がうまれたのは? この絵本は、見たことのないものをさがしに出かける子ぐまたちを、鉛筆と色鉛筆で生き生きと描いた絵本です。
ページをめくるたびに、
夏休みが終わって、悩みや不安を抱えるあなたへ。私たちの背中をおしてくれた本の一節をとどけます。
本を読んでいると、苦しい時や悲しい時にそっと背中をおしてくれる言葉に出会うことがあります。ままならない状況に心が押しつぶされそうなあなたや、新学期を迎えるのがつらいあなたに、私たちこどもの本編集部が出会った言葉が寄り添ってくれますように。
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日常生活の中、つい他人と自分を比べてしまい気持ちが晴れない日も。でも、ウーフのお父さんの言葉を思い出すと、
戦争への憎しみを、今を生きる私たちがどれだけ受け止められるのか。『ねんどの神さま』――絵本を思い出すところ#21
絵本の中の風景へ想いを巡らすとき、それを手にした幼い頃の記憶もまた、絵本の思い出の一部になっていく――そんな「絵本を思い出すところ」を編集者とカメラマンが探していきます。
8月の空を、飛行機が飛んでいく。
暑さがマスクのなかを直撃する。
これまでも、そしてこれからも、
この絵本を思い出すことを止めてはならない。
戦争の記憶は、おじいさんから
聞いたわずかな言葉だけ。
けれど、本を開くだけで私
オレンジ色のキツネに出会った。『いのちの木』――絵本を思い出すところ#18
絵本の中の風景へ想いを巡らすとき、それを手にした幼い頃の記憶もまた、絵本の思い出の一部になっていく――そんな「絵本を思い出すところ」を編集者とカメラマンが探していきます。
朝起きて、一番はじめにするのは
植物に水をあげること。
息苦しい日常に、
少しずつ集めた植物たちが
寄り添ってくれる。
つい最近、本屋さんでオレンジ色の
キツネに出会った。
その日に、家に連れてくることにした。
ソファに
あいつには運動で勝てない、勉強はわたしも嫌い。『となりのせきのますだくん』――絵本を思い出すところ#11
絵本の中の風景へ想いを巡らすとき、それを手にした幼い頃の記憶もまた、絵本の思い出の一部になっていく――そんな「絵本を思い出すところ」を編集者とカメラマンが探していきます。
毎朝、あいつは走って教室にやってきた。
すわる席はわたしのとなり。
「こっからでたらぶつからな。」
一言でいうなれば理不尽。
あいつは教室でバタバターってして、
みんなが迷惑そうな顔をする。
運動では勝てない、
勉強はわ
歌人が絵本を翻訳するということ――俵万智さん 『クマとこぐまのコンサート』刊行記念インタビュー
歌人としてのみならず、絵本の翻訳者としてもご活躍されている俵万智さんに、絵本や読み聞かせ、子育てに対しての思い、新作『クマとこぐまのコンサート』についてなど、編集担当がオンラインでインタビューを行いました。(聞き手・ポプラ社 林 利紗)
俵万智:歌人。大阪府門真市生まれ。早稲田大学在学中に短歌を始める。第一歌集『サラダ記念日』(河出書房新社)で第32回現代歌人協会賞を受賞。主な絵本の翻訳作品に『
アイデアの種は、暮らしのあちこちにある~『ねずみくんのチョッキ』なかえよしを~
子どもの頃に読んでいた、あの懐かしい絵本。
今お子さんに読み聞かせている、そのおもしろいお話。
これを作ったのはどんな人だろう?
どんな生活をしているんだろう? と気になりませんか。
この連載では、そんな子どもの本の作家さんに「日常生活に欠かせないもの3つ」をテーマにお話を伺っていきます。
仕事道具、思い出の品、好きな食べ物など…経歴やプロフィールだけでは見えてこない、作家さんのすこしプライベー