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雰囲気で「ジェンダー」という言葉を使わないためのnote
※このnoteは、大学で4年間学んだにも関わらず「ジェンダー」をうまく説明できないな、と思った自分のためのnoteです。
「ジェンダー」という言葉が、ここ数年で一気に世に広まったと思っている。
「日本のジェンダーギャップ指数は世界的にも低い順位だ」「SDGsのひとつとしてジェンダー平等を達成しよう」などのニュースは毎日のように耳にする。
そして人々は何かにつけて「ジェンダー」と言い出す。
#Day095 日々の生きづらさ〜1日2時間労働で許してください〜
僕は2023年の秋に、メンタル疾患を理由に退職した。
そして、2024年の春から、障害者雇用に力を入れているWebメディアの企業に「業務委託」という形で働くことが決まった。
仕事内容としては、ライターから上がってきた記事の文章を直したり、ファクトをチェックしたりといった感じ。
これを、毎朝10時半頃に「今日は〇〇と〇〇と〇〇の3本をお願いします」といった形で渡される。
基本的には、バイトで
義父母に精神疾患を打ち明けた。
先日、妻の両親に会いに行った際に、自分の精神疾患である「双極性障害(躁鬱病)」を打ち明けた。
昨年2023年の秋に、症状の悪化を理由に仕事を辞めて、現在は業務委託でかつ短時間の仕事をしている。
そのせいもあって、特に経済面で妻に頼ってしまうことが多く、負担にさせてしまっていた。
加えて、障害者手帳を取得したり、障害者雇用枠を狙ったり、障害年金を申請したりと、自分の病と向き合って生きていくこと
#Day093 日々の生きづらさ〜健康ではないし、お金もない〜
現在、僕は決して健康ではない。
いや、現在というより、大学1年生の夏頃から調子を崩したので、もう7年以上健康ではない状態が続いている。
しかし、調子が良い時もあって、それなりに“元気そう”に振る舞える時もある。
大体、そういう日に友人と会っていることが多い。
なので、一応ぱっと見の印象は「普通じゃん」となる。
だが、体調を理由に人生で3回休職し、1回の解雇を経験している。
それほどまでに、体
#Day092 日々の生きづらさ〜圧倒的マジョリティ向け社会〜
この社会は圧倒的にマジョリティのために作られている。
そう感じることが、大学生の時にメンタル疾患に罹ってから多くなった気がする。
満員電車に毎日揺られること前提だし、授業や仕事は朝早くから始まるし、校舎やオフィスのバリアフリー化なんて不完全だと思うし、評価の基準も心身ともに健康な人に合わせられている。
メンタル疾患を抱えながら“普通”に働くことが難しいと思い、意を決して会社を辞めたけれど、メ
#Day091 日々の生きづらさ〜隠れポンコツ味、影薄め〜
僕は「隠れポンコツ」だと思っている。
職務経歴書は、“なんかいい感じ”に書くことができるし、面接でも自分がやってきたことを少し大袈裟に話すことだってできる。
これは、中学・高校生くらいからの癖なのではないかと思っている。
「できないやつ」だと思われるのが怖くて、虚勢を張っていたのかもしれない。
しかし、その虚勢で何とか滑り込んだ会社では、周囲のバイタリティや求められる能力についていけず、毎
#Day090 日々の生きづらさ〜社会不適合者生存戦略〜
僕は双極性障害、いわゆる躁鬱病だ。
社会人4年間で3回の休職、2回の転職、そして1回の解雇を経験している。
発症は大学1年生の頃で、講義に出ないで図書館で独り泣いていたこともある。
このエッセイで紹介したい生存戦略は大きく分けて3つ。
「70%ルール」
「健康的な生活リズム」
「ネガティブを言語化しない」
それぞれ簡単に解説していく。
まず「70%ルール」について。
これは、特に躁状態の
会社は生活を保護してくれる「城塞都市」
会社に守られ、会社のおかげで安定した生活を送ることができていたんだな、と会社を辞めて痛感した。
辞めた時は「やっと地獄から解放された…」「これから自由に生きることができる」と息巻いていた。
そんなことを昨年9月末に思ってから半年、僕は無職だったり少しだけ業務委託をしたりと不安定な生活を送っている。
会社を辞めた理由は、僕の持病である双極性障害(躁鬱病)が原因で、体調が上下してしまい、パワハラ
#Day089 日々の生きづらさ〜いつまでも社会人1年生〜
2020年に大学を卒業し、その春には新卒でWebデザインの会社に就職した。
学生時代からクリエイティブな制作業務が好きで、それに向けたポートフォリオも揃っていたので、Web制作にディレクターとして関わっていくことができると思い、ワクワクしていた。
しかし、仕事は待っていても求めてみてもほとんどなく、次第に「何のために毎朝出社して職場に向かっているんだろう」と考え込んでしまい、ついには仕事中に涙
#Day087 日々の生きづらさ〜僕の3.11〜
あれから、13年が経ってしまった。
2倍すると自分の年齢になるという現実にゾッとする。
僕は神奈川県の横浜市に住んでおり、当時、中学生だった。
横浜市では震度5強といったところで、もちろんそんな震度の地震を経験したことなんてなかった。
あの日は、友人と部活をサボって遊ぼうということのになり、こっそりと抜け出して、いつも遊んでいた近所の団地に向かっていた。
友人と4人で坂を降りていると、突然揺
#Day086 日々の生きづらさ〜もうどうにでもなれって思うとき〜
「もうどうにでもなれ」
そう思って、机に突っ伏していると、頭をおいた腕の血管の動きから、心臓が脈打っているのが分かる。
それを感じた夜、結局世の中は「どうにでもならず」、知らぬ顔して朝日が昇ってくることを悟るのである。
なんでそんなことを思うのだろうか、と自問してみると、自分の無力さや自信のなさに帰結するような気がする。
例えば創作。
僕は何年も前からイラストを発信しているし、noteを中心
#Day085 日々の生きづらさ〜自己肯定感が低いことは悪か〜
僕は多分、自己肯定感が低い。
幼い頃から自分の発言や行動に自信がなくて、内向的な性格で育ってきたと思う。
とにかく自分で自分を認めたり、褒めたりすることができないので、他者からの
評価ばかり気にしてしまう。
SNSなんて最たる例だ。
自分が放ったものを世間に晒し出す行為。
これはじめこそ怖かったものの、少しずつ「いいね」をもらえるようになった頃から、自分の発信に自信が持てるようになった。
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