祭屋

院生

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非日常感の捉え方

 私は祭りが好きだ。毎年秋に地元で行われる祭りは、人口6000人の小さな町で行われるが熱量はとんでもない。いろいろ言いたいことはあるが、とにかく祭りに熱心な町である…

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9日前

まずは目の前の事を頑張れ。分からなくなったら流れに任せろ。それだけ

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12日前

in ベトナム パート2

 飽きた。今日でちょうど1週間。もう少しで折り返しというベトナムライフですけど、周辺の探索には飽きた。だからチャリこいで自分の行動範囲を広げることにした。  ベ…

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13日前
2

in ベトナム

 ベトナムにいます。研究のために土壌のサンプリング、私自身のインターンシップ(私は大学院生)などを兼ねて、ラボメンと先生とフエに滞在していましたが二人とも昨日ホ…

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2週間前
5

思考の断片・イメージ

 私は脳に窯を持っている。そこに知識とか人の話がぼんぼん入っていってぐつぐつ煮る。その後に何も残さず蒸発したりおいしい料理になったりする。知識の忘却と再起のイメ…

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3週間前
1

人として自由・意思・感染

 選択肢が多数あるという受け身な消極的自由、欲望に抗うという積極的自由にくわえて、宮台真司はさらに積極的自由の上に「感染」を付け加えた。  選択肢が多数あるとい…

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4週間前
1

メモ:自分が主人公の本みたいな生き方がしたいので「今はYouTube shortsを見ている」「インスタのために写真を撮っている」みたいなこと書かれたくない。だから見ないしかっこよく生きていきたい。

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2か月前
1

メモ 記憶で人はあたたまる。役にたつ知識ではなく記憶としてのイメージで生きていける。そういう文脈で無駄なものはないと言える。大きな教訓で奮い立たせられないなら、今まで出会った人に恥じないように生きる、または今日の出来事を誰かに話すことができれば幸せだ。それを出来る私は幸せだ。

祭屋
2か月前
1

3. 知識の脱構築による世界観の形成

 先に私のポジションを言うと、一度身につけたものを捨てることで世界観が形成できる、です。  教師も教授も、旅行が趣味な友達も「経験は財産だからできるだけいろんな…

祭屋
2か月前
2

2. 忘却の可能性・打算的な知識

 最近、知識を生のデータベースとして用いるのはナンセンスだと思い始めてきました。  意味ある例:「そのキノコ、毒があるよ」咄嗟の判断で命を救ってくれた恩人です。…

祭屋
2か月前
5

1. そもそも知識は悪い奴で文明・文化にはランクがある

 多様性という言葉が広がって結構な年月が経ちました。この言葉は良いようにも使われたり悪いようにも使われたり、でもどちらかといえば都合よく使われる場合が多い気がし…

祭屋
2か月前
1

脱構築と世界観 経験の過大評価 読書の不必要性

 経験をした方がいいというのはその通りだと思う。何故なら選択肢が広がるから。Aこそが一番、てAしか知らない奴に言われても説得力がない。Zまで知ってるやつがAが一番て…

祭屋
2か月前
3

自信を無くしたときに読むもの

私にとって正しいか間違っているかは大した問題ではなくて、間違っててもこうじゃないと、みたいなこだわりが大事。ワクワクする。それはロマンとかそういう単語で言い表さ…

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3か月前
2

研究発表の解像度について

 明日は卒論発表会です。先生と友のおかげでここまで来ることができ、この日のために一生懸命準備してきました。全てを捧げたとはいえませんが、自分の能力と思いやりを凝…

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7か月前
1

打率2割5分

 今日自室を掃除した。脱ぎ散らかした服を畳んでオンラインのゼミ用に机設置して散らかった本棚整理して明日届くターンテーブルの置き場所を確保した。これから増えるであ…

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7か月前

マッチョな人

 殺伐とした雰囲気は嫌いだけど殺気とも言えるモチベーションは好き。何かに魂売ったやつを見るとほんとムキムキマッチョやなって思う。集中力は20分が限界?睡眠は七時間…

祭屋
7か月前
非日常感の捉え方

非日常感の捉え方

 私は祭りが好きだ。毎年秋に地元で行われる祭りは、人口6000人の小さな町で行われるが熱量はとんでもない。いろいろ言いたいことはあるが、とにかく祭りに熱心な町である。
 祭りを含めて私は非日常感が好きだ。だから旅も好きだ。わけわからない状況に放り込まれて徐々に状況を飲み込んでいくワクワクする感じがとてもいい。物事が動き出す前の「ひょっとして!?」となるときがいい。
 ホリエモンの「目の前のことを全

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まずは目の前の事を頑張れ。分からなくなったら流れに任せろ。それだけ

in ベトナム パート2

in ベトナム パート2

 飽きた。今日でちょうど1週間。もう少しで折り返しというベトナムライフですけど、周辺の探索には飽きた。だからチャリこいで自分の行動範囲を広げることにした。

 ベトナムは圧倒的に原付が多いので、それに交じってチャリをのる。ゲストハウスのオーナーが貸してくれたチャリは日本だったら小学生が乗るようなサイズ(24のシールが貼ってある)で安っぽい青いデザインの、要するにボロボロのあまりもの。勿論チェーンは

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in ベトナム

in ベトナム

 ベトナムにいます。研究のために土壌のサンプリング、私自身のインターンシップ(私は大学院生)などを兼ねて、ラボメンと先生とフエに滞在していましたが二人とも昨日ホーチミンに移動したので現在一人でフエにいます。フエ大学の隣にあるゲストハウスに10/2までの二週間程度滞在する予定です。

 初の海外でこれは結構こってりしているというか、つまりガイドがいないと赤ちゃん同然の私ですが結構無茶ぶりが効いた滞在

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思考の断片・イメージ

思考の断片・イメージ

 私は脳に窯を持っている。そこに知識とか人の話がぼんぼん入っていってぐつぐつ煮る。その後に何も残さず蒸発したりおいしい料理になったりする。知識の忘却と再起のイメージはそういう窯だと思う。この窯を常に燃やし続けることが大事だと思う。

 他人のことは気にせず自分が後悔ないように納得すればいい、の理論に限界を感じつつある。人は少なからず承認・尊厳を他人から得なければ自由になれない。もし同意できない人が

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人として自由・意思・感染

人として自由・意思・感染

 選択肢が多数あるという受け身な消極的自由、欲望に抗うという積極的自由にくわえて、宮台真司はさらに積極的自由の上に「感染」を付け加えた。

 選択肢が多数あるという状況に対して、他人から見れば「もっとたくさんあるのに」ということもある。つまりこんなに選択肢があるなんて自分は自由だ、と言うのは主観的だ。キリがない。
 次に、適当な欲望に支配されるのは不自由なことだ、という発想からそれに抗うことで自由

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メモ:自分が主人公の本みたいな生き方がしたいので「今はYouTube shortsを見ている」「インスタのために写真を撮っている」みたいなこと書かれたくない。だから見ないしかっこよく生きていきたい。

メモ 記憶で人はあたたまる。役にたつ知識ではなく記憶としてのイメージで生きていける。そういう文脈で無駄なものはないと言える。大きな教訓で奮い立たせられないなら、今まで出会った人に恥じないように生きる、または今日の出来事を誰かに話すことができれば幸せだ。それを出来る私は幸せだ。

3. 知識の脱構築による世界観の形成

3. 知識の脱構築による世界観の形成

 先に私のポジションを言うと、一度身につけたものを捨てることで世界観が形成できる、です。

 教師も教授も、旅行が趣味な友達も「経験は財産だからできるだけいろんなところに行って経験をすべきだ。若い間の貴重な時間を無駄にしてはいけない。経験に金を費やすべき」みたいなことを言います。まあ、これは私の周りが少し特殊で海外志向が強い人が揃っているためです。経験至上主義、とまでは言いませんがそういう雰囲気で

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2. 忘却の可能性・打算的な知識

2. 忘却の可能性・打算的な知識

 最近、知識を生のデータベースとして用いるのはナンセンスだと思い始めてきました。

 意味ある例:「そのキノコ、毒があるよ」咄嗟の判断で命を救ってくれた恩人です。すごい。
 意味ない例:「あの山、筑波山っていうんだぜ」調べれば誰でもわかる。イキんな。

 博識はすごいことです。クイズ王の伊澤が「暗記を舐めるな。脳の筋トレ」と言っていました。しかし、データベースとして意味がある場合とない場合があるの

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1. そもそも知識は悪い奴で文明・文化にはランクがある

1. そもそも知識は悪い奴で文明・文化にはランクがある

 多様性という言葉が広がって結構な年月が経ちました。この言葉は良いようにも使われたり悪いようにも使われたり、でもどちらかといえば都合よく使われる場合が多い気がします。今までは二項対立で話が進んでいた時に多様性という概念を持ち出して、一つの定義に含まれるものを多くしたり、n項対立を作ったりするのはまあ良いとして、屁理屈が効くようになった、というのが私の感想です。
 大きすぎる風呂敷を広げたが故に「そ

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脱構築と世界観 経験の過大評価 読書の不必要性

脱構築と世界観 経験の過大評価 読書の不必要性

 経験をした方がいいというのはその通りだと思う。何故なら選択肢が広がるから。Aこそが一番、てAしか知らない奴に言われても説得力がない。Zまで知ってるやつがAが一番て謳う方がいいに決まっている。広い世界を知る方がいいし百聞は一見に如かず、かもしれない。あと単純に知らないことを知るのは楽しい。

 だからと言って、経験してない奴は黙っとけと言うのは少々乱暴でもある。辛い経験を知らない奴に同情された時に

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自信を無くしたときに読むもの

私にとって正しいか間違っているかは大した問題ではなくて、間違っててもこうじゃないと、みたいなこだわりが大事。ワクワクする。それはロマンとかそういう単語で言い表されるもので、私としてはこれがないと大問題。すべての文章の最後に「まあ、どうせ死ぬんだけど」の一文を加えるだけで積極的ニヒリズムになってしまう。だから人生に目的とかは必要ないしすべてのものに「なんでそうするの?」て聞いていけば最後は「よりよく

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研究発表の解像度について

研究発表の解像度について

 明日は卒論発表会です。先生と友のおかげでここまで来ることができ、この日のために一生懸命準備してきました。全てを捧げたとはいえませんが、自分の能力と思いやりを凝縮した発表です。伝われば良いのですが多分伝わらないのでそれは仕方のないことです。

 わかりやすいというのは難しいことです。技術としても難しいですが、あまりに簡単な言葉を使うとかえってわかりにくくなってしまうか正しく伝わらないことが起きる、

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打率2割5分

 今日自室を掃除した。脱ぎ散らかした服を畳んでオンラインのゼミ用に机設置して散らかった本棚整理して明日届くターンテーブルの置き場所を確保した。これから増えるであろうレコードの置き場所も決めた。

 本棚を整理しているときに4つのスペースのうち1つを何回も読み返している本たちに使った。風の歌を聴けとかコンビニ人間とか。私は好きな本を何十回もも繰り返して読む。逆に好きじゃないものは一回読んだら終わり。

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マッチョな人

 殺伐とした雰囲気は嫌いだけど殺気とも言えるモチベーションは好き。何かに魂売ったやつを見るとほんとムキムキマッチョやなって思う。集中力は20分が限界?睡眠は七時間必要?糖分ないと頭回らない?は、知らねえなそんなこと、みたいな顔して永遠作業したり勉強しとるのを見ると自分が足りないなと思う。

 私が憧れるのはそういうマッチョさだ。でも私は魂を売るほど好きなものってないのでエネルギーを適当にやり過ごし

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