AMG

茨城県出身。ギリギリ平成生まれ。大学時代は京都で過ごし、就職して東京へ。普段は港区で、…

AMG

茨城県出身。ギリギリ平成生まれ。大学時代は京都で過ごし、就職して東京へ。普段は港区で、広告を作る仕事をしています。たまに旅に出たり、出なかったり。本を読んだり、音楽を聞いたり、映画をみたり、アニメを見たり。

マガジン

  • フィンランド紀行

    フィンランドを旅行したときに見たもの、思ったこと、考えたことをまとめています。全十二話。

  • 八重山諸島航海記

    八重山諸島を旅行したときに見たもの、思ったこと、考えたことをまとめています。全七話。

記事一覧

カンヌ即日記⑤雑でごめんなさい

スクリーニングで見ていて、心が動いたものリスト、パート2。 Unilever - Vaseline「TRANSITION BODY LOTION」 「トランスジェンダーならではの肌悩み」という着眼点が本…

AMG
3か月前
3

カンヌ即日記④雑でごめんなさい

Inside the Jury Room を見ていて、なるほどと思ったものリスト。 俳優のマイケル・セラを起用した、CeraVeのキャンペーン。ただのダジャレだし、日本でも全然ありそう。…

AMG
3か月前
1

カンヌ即日記③雑でごめんなさい

スクリーニングで見ていて、心が動いたものリスト、パート1。 WIF「The End Credit」 似たようなアイデアはどこかであったような気もするが、シンプルな問題提起。もうち…

AMG
3か月前
4

カンヌ即日記②雑でごめんなさい

お送りする内容 Session: How to change 1.3 billion lives, in 12 mins. Speaker: Dylan Alcott Paralympian Lead sentence: This 15x Grand Slam champion's sporti…

AMG
4か月前
5

カンヌ即日記①雑でごめんなさい

お送りする内容 Session: Accenture Song | Song Simplifies… Creativity as the Great Connector Speaker: Nick Law Creative Chairperson at Accenture Song Lead se…

AMG
4か月前
6

Kyoto Creative Assemblage 体験記 (Part3)

KCA体験記、Part3 になります。KCAって何ですの?というかたは、まずこちらを読んでいただければ幸いです。 以下、この note は、そのPart3 にあたります。ちなみに、Part…

AMG
1年前
12

Kyoto Creative Assemblage 体験記 (Part2)

KCA体験記、Part2 になります。KCAって何ですの?というかたは、まずこちらを読んでいただければ幸いです。 以下、この note は、その続きにあたります。 Part2 : 特徴さ…

AMG
1年前
16

Kyoto Creative Assemblage 体験記 (Part1)

KCAとは何か?Kyoto Creative Assemblage(以下KCA)とは何か。ウェブサイトの Program には、次のようにあります。 ぼくがKCAを見つけたのは、Twitter で偶然知り合いが…

AMG
1年前
23

おーりとーり!八重山諸島航海記(七)

せっかく西表島まで来たのだから、ザ・自然という自然に触れてみたかった。普段は人工的な通称「都会のオアシス」をたまに目にするくらいだから、とにかく人間がかなわない…

AMG
5年前
7

おーりとーり!八重山諸島航海記(六)

年賀状を30枚くらい書いていたら手が痛くなった。ふいに受験勉強を思い出した。中高生の頃は、何かを覚えなければならないとなると、とにかくひたすら書いていた。書くこと…

AMG
6年前
1

おーりとーり!八重山諸島航海記(五)

高校生までは茨城県にいたから、海といえば大洗だった。ガルパンの舞台ですね(遅ればせながら最近ぜんぶ見たから言いたいだけ)。ただ、海で泳ぐというのにはどうにも抵抗…

AMG
7年前
2

おーりとーり!八重山諸島航海記(四)

島時間に体を完全に慣れさせるには、島に旅行で来ちゃダメですね。半年くらいここにいるぞって決めて行かないとダメ。旅行で来るだけだと、結局「あと何日でこの島生活が終…

AMG
7年前
4

おーりとーり!八重山諸島航海記(三)

沖縄本島には、都合3回、行ったことがある。それは学生時代の先輩との旅行だったり、出張だったり、同期の結婚式だったりするのだが、本島に限っていえば、沖縄も都会であ…

AMG
7年前
7

おーりとーり!八重山諸島航海記(二)

10月の石垣島はかなり過ごしやすい。気温が25度から28度くらいの間。湿度が低くて、ちょっと風がある。天気はいいが、日差しが強すぎるということはない。Tシャツ短パンで…

AMG
7年前
6

おーりとーり!八重山諸島航海記(一)

僕と相方の間では、なんとなくのルールが決まっていて、年度に1回、1週間くらいかけて旅行をしています。1度目は北海道。2015年秋に、美瑛から旭川、小樽、札幌と、レン…

AMG
7年前

モイモイ!フィンランド紀行(十二)

いよいよフィンランド最終日。長かった旅行も、今日でおしまい。そしてこの紀行文も、やっとこれでおしまい。旅行の最終日って、いろんな感情が渦巻いていて好きだ。名残惜…

AMG
7年前

カンヌ即日記⑤雑でごめんなさい

スクリーニングで見ていて、心が動いたものリスト、パート2。

Unilever - Vaseline「TRANSITION BODY LOTION」
「トランスジェンダーならではの肌悩み」という着眼点が本当に素晴らしいと思いました。自分がそうでなくとも、確かにそういうことあるんだろうな、と分かる切実さがある。開発に費やしたのは約2年。しかも、そこにはもちろん当事者であるトランスジェンダーのみんなが

もっとみる

カンヌ即日記④雑でごめんなさい

Inside the Jury Room を見ていて、なるほどと思ったものリスト。

俳優のマイケル・セラを起用した、CeraVeのキャンペーン。ただのダジャレだし、日本でも全然ありそう。ただ、スーパーボールのCM枠で、これやりましょうっていう提案はすごいなぁ。ちなみに、CeraVeの「Cera」は、セラミド(ceramides)の「Cera」らしいです。

いわゆる "あいのりキャンペーン" な

もっとみる

カンヌ即日記③雑でごめんなさい

スクリーニングで見ていて、心が動いたものリスト、パート1。

WIF「The End Credit」
似たようなアイデアはどこかであったような気もするが、シンプルな問題提起。もうちょっとユーモアがあると尚良かった気がする。

Dramamine「The Last Barf Bag」
マジでバカバカしくて好き。ゲ◯とかエ◯とか世界中みんな大好きだよね。ユーモア100%

The Blaze「MADL

もっとみる

カンヌ即日記②雑でごめんなさい

お送りする内容

Session:
How to change 1.3 billion lives, in 12 mins.

Speaker:
Dylan Alcott
Paralympian

Lead sentence:
This 15x Grand Slam champion's sporting achievements have put him in the global spotl

もっとみる

カンヌ即日記①雑でごめんなさい

お送りする内容

Session:
Accenture Song | Song Simplifies… Creativity as the Great Connector

Speaker:
Nick Law
Creative Chairperson at Accenture Song

Lead sentence:
When did our industry relegate creativit

もっとみる
Kyoto Creative Assemblage 体験記 (Part3)

Kyoto Creative Assemblage 体験記 (Part3)

KCA体験記、Part3 になります。KCAって何ですの?というかたは、まずこちらを読んでいただければ幸いです。

以下、この note は、そのPart3 にあたります。ちなみに、Part2 はこちらから。

Part3 : 特徴Part1 では「社会をよく見て、表現する」というテーマのもと、京都大学で学びました。続くPart2 では、舞台を京都工芸繊維大学に移し、「ありうる未来の生態系を思索す

もっとみる
Kyoto Creative Assemblage 体験記 (Part2)

Kyoto Creative Assemblage 体験記 (Part2)

KCA体験記、Part2 になります。KCAって何ですの?というかたは、まずこちらを読んでいただければ幸いです。

以下、この note は、その続きにあたります。

Part2 : 特徴さて、Part1 では「社会をよく見て、表現する」というテーマのもと、京都大学で学びました。具体的には、「歴史をつくるイノベーションとは何か?」という問いをきっかけに、〈社会をよく見て、時代を表現するデザイン方法

もっとみる
Kyoto Creative Assemblage 体験記 (Part1)

Kyoto Creative Assemblage 体験記 (Part1)

KCAとは何か?Kyoto Creative Assemblage(以下KCA)とは何か。ウェブサイトの Program には、次のようにあります。

ぼくがKCAを見つけたのは、Twitter で偶然知り合いがシェアしていたから。元々京都大学で学んでいたこともあり、そしてタイミング的にも、経営レイヤーの方々と直接話をする機会が増えてきたこともあり、現場の仕事は楽しいし充実感もそれなりにあるけど、

もっとみる
おーりとーり!八重山諸島航海記(七)

おーりとーり!八重山諸島航海記(七)

せっかく西表島まで来たのだから、ザ・自然という自然に触れてみたかった。普段は人工的な通称「都会のオアシス」をたまに目にするくらいだから、とにかく人間がかなわないような、大きな自然に包まれたかったのです。というわけで、西表島2日目は「空風」さんのガイドで、ピナイサーラの滝を目指します。

ピナイサーラは、ピナイ=顎髭、サーラ=下がったもの、を意味していて、滝が流れ落ちる様子が、白い顎髭が垂れ下がって

もっとみる
おーりとーり!八重山諸島航海記(六)

おーりとーり!八重山諸島航海記(六)

年賀状を30枚くらい書いていたら手が痛くなった。ふいに受験勉強を思い出した。中高生の頃は、何かを覚えなければならないとなると、とにかくひたすら書いていた。書くことが即ち、覚えることに等しかった。少なくとも僕の場合は。いつのまにか必至に書くことがなくなったなぁ。大人になって、覚えておくべきことは多くなったはずなのに…。と思ったけど、実は気のせいか。覚えておくべきことは少なくなったのかもしれない。むし

もっとみる
おーりとーり!八重山諸島航海記(五)

おーりとーり!八重山諸島航海記(五)

高校生までは茨城県にいたから、海といえば大洗だった。ガルパンの舞台ですね(遅ればせながら最近ぜんぶ見たから言いたいだけ)。ただ、海で泳ぐというのにはどうにも抵抗がありました。やっぱり、ちょっと汚いんですよね。それが嫌だった。海で泳ぐくらいなら、プールで泳いだほうがいいんじゃないかって思っていました。そこ比べるところかっていうのはありますが。

その感覚というか、思い込みというかを、ずっと引きずって

もっとみる
おーりとーり!八重山諸島航海記(四)

おーりとーり!八重山諸島航海記(四)

島時間に体を完全に慣れさせるには、島に旅行で来ちゃダメですね。半年くらいここにいるぞって決めて行かないとダメ。旅行で来るだけだと、結局「あと何日でこの島生活が終わる…」って思っちゃって、つまり、時間の基準がベースの生活=都市生活のまま変わってないわけだ。あーもったいない。もっと休みたいわ。政府は「働き方改革」よりも、「休み方改革」を進めたほうがいいんじゃないかマジで。全部会社のせいにしないで、さ。

もっとみる
おーりとーり!八重山諸島航海記(三)

おーりとーり!八重山諸島航海記(三)

沖縄本島には、都合3回、行ったことがある。それは学生時代の先輩との旅行だったり、出張だったり、同期の結婚式だったりするのだが、本島に限っていえば、沖縄も都会である。もう少し丁寧にいうと、よく資本主義化されている。もちろん、海は驚くほど綺麗だし、東京では見られない植物が生えているし、カラフルな魚が売っている市場もあって、「あぁ、沖縄だなぁ」と思うことしばしばなのだが、八重山諸島、特に竹富島と比べてみ

もっとみる
おーりとーり!八重山諸島航海記(二)

おーりとーり!八重山諸島航海記(二)

10月の石垣島はかなり過ごしやすい。気温が25度から28度くらいの間。湿度が低くて、ちょっと風がある。天気はいいが、日差しが強すぎるということはない。Tシャツ短パンで過ごせて、海にも入れる。朝晩が肌寒いので、薄手の上着は必要だが、歩いていると少し汗ばむくらいだ。ビールも美味しい。空港に降り立つと、亜熱帯地方独特の、なんとも言えない匂いがする。タイやベトナム、ハワイを思い出した。

空港に着いたのが

もっとみる
おーりとーり!八重山諸島航海記(一)

おーりとーり!八重山諸島航海記(一)

僕と相方の間では、なんとなくのルールが決まっていて、年度に1回、1週間くらいかけて旅行をしています。1度目は北海道。2015年秋に、美瑛から旭川、小樽、札幌と、レンタカーで旅しました。2度目はフィンランド。2017年初に、レヴィ、ロヴァニエミ、タンペレ、ヘルシンキを回りました。そして3度目となる今回の旅行先は、沖縄のさらに西方、八重山諸島です。

なぜ八重山諸島なのか?さぁて、どうしてでしょうか。

もっとみる

モイモイ!フィンランド紀行(十二)

いよいよフィンランド最終日。長かった旅行も、今日でおしまい。そしてこの紀行文も、やっとこれでおしまい。旅行の最終日って、いろんな感情が渦巻いていて好きだ。名残惜しい感じと、家に帰りたい感じと、仕事漬けの生活に戻る不安と、それとは真逆の安心感がぜんぶ一気に押し寄せてくる。あー、何だろう。また海外行きたくなってきたな。

火。この写真はオーロラを待機中に撮ったもの。文脈は無視。

その日は翌朝から行動

もっとみる