ゆるメモ

小学校の教師をやっていて、これからアート思考を組み込んだ仕事をしたいと思っています! …

ゆるメモ

小学校の教師をやっていて、これからアート思考を組み込んだ仕事をしたいと思っています! 31歳で教師からアートマインドコーチとして起業を考えています! アート 読書 脳科学 哲学 歴史 習慣 多くの人にアートの良さを広めたい!!

マガジン

  • アート思考についてのまとめ

    アート思考について様々な視点で書いた記事を集めてみました! ぜひご一読ください🧐

記事一覧

絵画から生まれた音楽。

この絵どんなことを感じますか? 何だか、ふぁ〜っとしているね。 なんとも言えない優しい感じかな? 貴族っぽい人がいそう。 どこに飾っても可もなく不可もなくって感じ…

ゆるメモ
17時間前
2

モンドリアン:抽象画の先駆者、その魅力を知ろう

モンドリアンという名前を聞いたことがある方も多いかもしれません。 代表的な作品は見出し画像に使っている絵画です。赤・青・黄の原色を使い、直線だけで構成された彼の…

ゆるメモ
1日前
4

よく見て!絵画にはウソがたくさん🤥

最近絵の見方について投稿しましたが読んでいただけましたか? まだの方はぜひ、ご一読ください! だれもが知ってる有名な絵画に実はウソが紛れていることを知っています…

ゆるメモ
2日前
8

遠近法って知っている?

遠近法って知っていますか? (なんか聞いたことある!😲) 遠くの物を小さく、近い物を大きく、と奥行きをつくる技法のことです。 物事には何でも始まりがあります。 だか…

ゆるメモ
3日前
3

中世美術への招待:その魅力と知られざる世界

中世美術という言葉を聞くと、堅苦しく難解な印象を持つ人も多いかもしれません。 しかし、その時代の美術には、豊かな歴史や宗教的な背景、象徴に満ちた作品が数多く存在…

ゆるメモ
4日前
10

ロマン主義を象徴する画家、ウジェーヌ・ドラクロワ

ウジェーヌ・ドラクロワ(1798-1863)は、19世紀フランスのロマン主義を代表する画家です。 彼の作品は、強烈な色彩と躍動感あふれる表現で知られ、歴史画や文学、神話など…

ゆるメモ
5日前
3

見ているようで、見ていない。かも?

美術館に行くのは好きですか? 絵画を見るのは好きですか? 対話型鑑賞を始めて、実は絵を見ているつもりになっていただけだということを感じました。 みなさんは、どこ…

ゆるメモ
6日前
10

独自の美を追求した孤高の画家、田中一村

田中一村(1908–1977)は、日本の近代画壇において独特の存在感を放つ画家です。 彼の作品は、細密画と大胆な色彩表現を融合させ、自然を題材にしながらも独自の世界観を…

ゆるメモ
7日前
8

知るほど、みえてくる。:美術検定を受験してみました!

最近、書店に行くとアート関係の本がずいぶん多く並んでいるように思いました! ビジネスや教育にアートを取り入れようとする動きが活発?になってきているのか、それとも…

ゆるメモ
8日前
6

西洋絵画の謎を解く7つの視点:初心者でもわかるアートの楽しみ方

美術館で出会うたくさんの絵画の中で特に西洋絵画との出会いは多いのではないでしょうか? 私は、初めて(主体的に)美術館に足を運んだのはモネの印象派展でした! ある程度…

ゆるメモ
9日前
15

目に見えないものは、どうやって表現する?

平和、不安、運命、死、生、これらは目には見えないものです。🫥 目に見えないものなどの概念を絵画で表現しようと思ったときみなさんならどうしますか?? (まず、それ…

ゆるメモ
10日前
5

菱田春草の革新と知られざる一面

菱田春草は、日本画の歴史に大きな足跡を残した画家として広く知られていますが、彼の作品には今でもあまり知られていない革新と挑戦が秘められています。 単に美しい日本…

ゆるメモ
11日前
4

正体不明?バンクシーって何者

バンクシーを知っていますか? (知ってるー!) 正体不明と言われているバンクシーについて紹介したいと思います。 グラフィティーアートとは? 壁や電車に「落書きする」…

ゆるメモ
12日前
5

知られざる広重:風景画の背後に隠された物語

見出し画像になっているのは歌川広重の「東海道五十三次之内 日本橋 朝之景」江戸時代後期の浮世絵師として知られていますが、彼の生い立ちには意外な背景があります。 …

ゆるメモ
13日前
3

禅と絵画の融合:白隠と江戸時代の画家たち

白隠慧鶴(はくいんえかく)は、江戸時代中期に活躍した禅僧であり、同時に優れた絵師でもありました。 彼の作品は、禅の精神を色濃く反映しつつ、シンプルで力強い表現が…

ゆるメモ
2週間前
13

墓が美術?カタコンベとは?

墓が美術と聞いて、どんなことを想像しますか? 美しい花で装飾されたアート? 生前好きだったものを使ったアート? 今日は、カタコンベについて紹介します。 カタコン…

ゆるメモ
2週間前
4
絵画から生まれた音楽。

絵画から生まれた音楽。

この絵どんなことを感じますか?

何だか、ふぁ〜っとしているね。
なんとも言えない優しい感じかな?
貴族っぽい人がいそう。
どこに飾っても可もなく不可もなくって感じ?

この何とも言えないのは当時の人も同じだったようです。フェット・ギャラント(雅宴画)という言葉も生まれたそうです。

1710年代から60年ごろにかけて、フランスでは甘く優雅な雰囲気を持った美術が流行しました。この時代を「ロココ時代

もっとみる
モンドリアン:抽象画の先駆者、その魅力を知ろう

モンドリアン:抽象画の先駆者、その魅力を知ろう

モンドリアンという名前を聞いたことがある方も多いかもしれません。
代表的な作品は見出し画像に使っている絵画です。赤・青・黄の原色を使い、直線だけで構成された彼の絵は、見る人に強烈な印象を与えますよね!
しかし、抽象画に馴染みのない方にとっては、何を表現しているのか理解しにくいかもしれません。
今回は、そんなモンドリアンの魅力と彼の抽象画が生まれた背景を紹介し、少しでも彼の作品に興味を持っていただけ

もっとみる
よく見て!絵画にはウソがたくさん🤥

よく見て!絵画にはウソがたくさん🤥

最近絵の見方について投稿しましたが読んでいただけましたか?
まだの方はぜひ、ご一読ください!

だれもが知ってる有名な絵画に実はウソが紛れていることを知っていますか?
ウソというと大袈裟かもしれませんが、歴史的に誤った解釈をされ今でもその勘違いが一般的な知識として残っていることもあります。
本日はうっかり勘違いしてしまいそうな絵画達を紹介したいと思います!

これ、何時頃の絵?

さあ、この絵画何

もっとみる
遠近法って知っている?

遠近法って知っている?

遠近法って知っていますか?
(なんか聞いたことある!😲)

遠くの物を小さく、近い物を大きく、と奥行きをつくる技法のことです。

物事には何でも始まりがあります。
だから歴史って面白いですよね!

「遠近法」にも生まれた瞬間があります!🥴
今日は、その生まれた瞬間をみなさんでのぞき見しちゃいたいと思います!

遠近法ってそんなにあったの?!美術の技法も時代が進むにつれて、どんどん進歩して行きま

もっとみる
中世美術への招待:その魅力と知られざる世界

中世美術への招待:その魅力と知られざる世界

中世美術という言葉を聞くと、堅苦しく難解な印象を持つ人も多いかもしれません。
しかし、その時代の美術には、豊かな歴史や宗教的な背景、象徴に満ちた作品が数多く存在しています!
今日の記事では、中世美術の基本的な特徴を解説しながら、その魅力を紹介していきたいと思います🤔

宗教と美術の深い結びつき
中世美術の特徴としてまず挙げられるのは、そのほとんどが宗教的なテーマに基づいている点です。
中世ヨーロ

もっとみる
ロマン主義を象徴する画家、ウジェーヌ・ドラクロワ

ロマン主義を象徴する画家、ウジェーヌ・ドラクロワ

ウジェーヌ・ドラクロワ(1798-1863)は、19世紀フランスのロマン主義を代表する画家です。
彼の作品は、強烈な色彩と躍動感あふれる表現で知られ、歴史画や文学、神話など多様な題材を描きました。
特に、彼が描く感情の激しい表現や、自由を求める姿勢が印象的で、当時の美術界に新たな風を吹き込みました。
私自身も一度見たら印象に残る、コントラストや色遣いだと思います!
本日は、彼の生涯と作品を通して、

もっとみる
見ているようで、見ていない。かも?

見ているようで、見ていない。かも?

美術館に行くのは好きですか?
絵画を見るのは好きですか?

対話型鑑賞を始めて、実は絵を見ているつもりになっていただけだということを感じました。

みなさんは、どこまで絵画をじっくりと鑑賞していますか?

今日は、自分がどのくらい絵画をじっくりと見ているのかチャレンジしてみる記事になっています。
ぜひ、自分は絵画を見れているのか、はたまた、見たつもりになっているだけなのか気づくきっかけになればうれ

もっとみる
独自の美を追求した孤高の画家、田中一村

独自の美を追求した孤高の画家、田中一村

田中一村(1908–1977)は、日本の近代画壇において独特の存在感を放つ画家です。
彼の作品は、細密画と大胆な色彩表現を融合させ、自然を題材にしながらも独自の世界観を築き上げました。
しかし、その芸術性は長らく世に認められることなく、彼の名が広く知られるようになったのは死後のことでした。
本日の記事では、田中一村の人生と作品を振り返りながら、彼がどのような画家であったのかを紹介したいと思います!

もっとみる
知るほど、みえてくる。:美術検定を受験してみました!

知るほど、みえてくる。:美術検定を受験してみました!

最近、書店に行くとアート関係の本がずいぶん多く並んでいるように思いました!
ビジネスや教育にアートを取り入れようとする動きが活発?になってきているのか、それとも自分自身が興味を持つようになったから目に入るようになったのか…
どちらかはわかりませんが、アートが多くの人に親しまれるようになるというのはうれしいことですよね!
本日は美術検定4級を受験してみたのでそのことについて記事を書いていきたいと思い

もっとみる
西洋絵画の謎を解く7つの視点:初心者でもわかるアートの楽しみ方

西洋絵画の謎を解く7つの視点:初心者でもわかるアートの楽しみ方

美術館で出会うたくさんの絵画の中で特に西洋絵画との出会いは多いのではないでしょうか?
私は、初めて(主体的に)美術館に足を運んだのはモネの印象派展でした!
ある程度自分なりに作者のことや、技法、当時の時代背景などを調べて見に行ったため、そういった情報を踏まえて絵画を楽しんだことが非常に良かったです。
そこから少しずつアートの世界に興味を持ち足繁く美術館にも通うようになったわけですが、いつもいつも事

もっとみる
目に見えないものは、どうやって表現する?

目に見えないものは、どうやって表現する?

平和、不安、運命、死、生、これらは目には見えないものです。🫥

目に見えないものなどの概念を絵画で表現しようと思ったときみなさんならどうしますか??

(まず、それを表言しようと思うのがすごい…。)

当時の画家はと言うと…、

形を持たない概念など(目に見えないもの)を別のものを使って描きました!
これを「寓意」と言います。
英語で言うと、「アレゴリー」です。
簡単に言うと、「モチーフ」を使っ

もっとみる
菱田春草の革新と知られざる一面

菱田春草の革新と知られざる一面

菱田春草は、日本画の歴史に大きな足跡を残した画家として広く知られていますが、彼の作品には今でもあまり知られていない革新と挑戦が秘められています。
単に美しい日本画を描く画家ではなく、彼は日本画の近代化を模索し、西洋の技法を取り入れるなど、さまざまな革新を試みた先駆者と言われているのを知っていますか?

知られざる「朦朧体」の革新性
春草の代表的な技法である「朦朧体」は、当時の画壇ではあまり受け入れ

もっとみる
正体不明?バンクシーって何者

正体不明?バンクシーって何者

バンクシーを知っていますか?
(知ってるー!)
正体不明と言われているバンクシーについて紹介したいと思います。

グラフィティーアートとは?

壁や電車に「落書きする」ことで自分たちを表現するようになりました。落書きも芸術の一つとして取り入れられました。その最前線をいくのがバンクシーなのです。
しかし、無断で絵を描くのは犯罪です。それでもなお、グラフィティーアートをするのは、丁寧に絵を描いて残すこ

もっとみる
知られざる広重:風景画の背後に隠された物語

知られざる広重:風景画の背後に隠された物語

見出し画像になっているのは歌川広重の「東海道五十三次之内 日本橋 朝之景」江戸時代後期の浮世絵師として知られていますが、彼の生い立ちには意外な背景があります。
広重はもともと武士の家に生まれましたが、幼い頃に両親を亡くし、絵師を目指すことになりました。
彼が15歳で浮世絵師の道に入ったのは、師である歌川豊広との出会いがきっかけでした。

異例の選択、美人画から風景画へ

広重が絵師として活動を始め

もっとみる
禅と絵画の融合:白隠と江戸時代の画家たち

禅と絵画の融合:白隠と江戸時代の画家たち

白隠慧鶴(はくいんえかく)は、江戸時代中期に活躍した禅僧であり、同時に優れた絵師でもありました。
彼の作品は、禅の精神を色濃く反映しつつ、シンプルで力強い表現が特徴です。
この記事では、白隠がどのようにして他の絵師や芸術家と影響を与え合い、その独自のスタイルを確立していったのかを紹介していきたいと思います!

白隠と禅宗白隠は江戸時代の禅宗復興に大きく貢献し、絵師としては特異な存在でした。
彼の作

もっとみる
墓が美術?カタコンベとは?

墓が美術?カタコンベとは?

墓が美術と聞いて、どんなことを想像しますか?

美しい花で装飾されたアート?
生前好きだったものを使ったアート?

今日は、カタコンベについて紹介します。

カタコンベって何?

カタコンベとは、共同地下墓所です。つまり、お墓のことです。
ローマを中心に帝国各地に造られました。
その内部にはキリスト教の概念を暗示的に描いた壁画や石棺の浮彫彫刻、礼拝に使用した儀式用の祭室などが残っています。
ローマ

もっとみる