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社会

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#SNS

裸でウロウロしたら、誰でもおもしろい

裸でウロウロしたら、誰でもおもしろい

マジックミラーに向かって

SNSをやっている人は、日本国内で8000万人くらいいるそうだ。
ネットに触っている人が1億人らしいので、およそ8割ということになる。

いまこれを読んでいる人の99.9%がこの8割の人々に入っていると思われるので、その全員に向かって聞くけど、そもそもSNSで発信することって

ということですよね。ちがうかなあ?
「SNSとは?」みたいなことをいうといろんな定義の仕方が

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楽しみを減らさないように

楽しみを減らさないように

履歴書に「趣味」という欄があるでしょう。

たとえばあそこに「映画鑑賞」と書くことはできるけど「映画批評」と書くのはおかしい。同じく「音楽鑑賞」と書くことはできるが、「音楽批評」と書くのはおかしい。

このちがいがなんなのか、ということをここしばらく考えていたのだが、答えはたぶんこういうことだと思う。

つまり、ある行為が趣味と呼べるかどうかは、「社会性」が1つのキーワードになるのだと思える。

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横の人に語って満足する・・

横の人に語って満足する・・

こないだ飲みに行ったときに、議論が白熱した末になぜか

みたいなことになったのだが、この吉本隆明とは「昭和の巨人」と呼ばれたあの詩人・思想家の吉本隆明氏である。

そのときに言ったことと同じなんだけど、自分としては彼を思想家として見ているという以上に、その「姿勢」みたいなところから影響を受けた。

「机の奥にしまっとけ」

具体的にどういう影響を受けたのかというと、たとえば以下のような言葉がある。

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気の利いたものがあふれかえっている時代

気の利いたものがあふれかえっている時代

確定申告の領収書は7年間保管すればいいらしいので、今日は2015年の領収書を捨てたんだけど、7年前の領収書を眺めているといろいろ思い出してたのしい。

当時はなんでもかんでも保管しており、スーパーのレシートも、旅先で入ったレストランのレシートも保管していたので、記憶が蘇ってくる。

そして、今年はレシートだけでなく、その勢いで当時の他の書類もいろいろ捨てたんだけど、ちょっと気になることがあった。

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未来のSNSって意味あるんだろうか?というギモン

未来のSNSって意味あるんだろうか?というギモン

「南雲 香織 - Kaori Nagumo」というナゾのTwitterアカウントが最近話題になっているらしい。ワクチンデマや陰謀論を大量に拡散しているアカウントなんだけど、ぼくは今日初めて知ったので「いまさら」かもしれない。フォローしている人が6.3万人もいる。

すでに、いろんな人の手でこのアカウントがフェイクだということが論証されているが、この記事が詳しい。

人物像

だれがなぜこういうこと

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SNSの時代は永遠に続くのか

SNSの時代は永遠に続くのか

ぎょうぎょうしいタイトルだけど、答えを先に書いておくと

である。わからないなりに頭を整理してみたい。

1.SNSには3種類の人々がいる

ぼくがいまSNSで周囲を見渡すと、みえるのは以下の3種類の人々だ。

先に書いておくけど、「じゃあおまえはどこに入るのだ?」と言われるとなかなか答えがむずかしいが、あえていうなら、

かな。ただし、影で動くにはちとアタマが足りないような気がしており、困ってい

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わたしに30秒ください

わたしに30秒ください

他人と会話していて、話の流れから外れるけどどうしても言いたいことがある場合に

って言うことありません?ぼくはこの「30秒だけください」をけっこう多用する。

「30秒」にしているのはあくまで自分の感覚だ。「10秒では苦しいけど、1分はもらいすぎだろ」と思うので30秒にしているんだけど、言われる側の気持ちとしてはどうなのかな?

多いですか、少ないですか。どうおもいます?

ちなみにNHKの人気番

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たとえSNSがあろうがなかろうが

たとえSNSがあろうがなかろうが

一事が万事とは、「わずか一つの物事から、他のすべてのことを推し量ることができる」という意味だ。

SNSの文章も一事が万事であり、ちょっと注意深く読めば、書いた人の本質はだいたい見抜くことができる。

書いた人の本質を見抜くにあたって、ぼくがいちばん注意しているポイントは、

である。「自分に」であって「他人に」ではない。社会で生きていれば、他人にウソをつかなければならないことは多々ある。

たと

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20代の自分に向けてこれを言いたい

20代の自分に向けてこれを言いたい

しばらく前にクローズアップ現代で「過疎地に移住する若い世代が増えている」という特集を見た。

ただし、ほんとうに増えているのかどうか、数字的な裏付けは示されなかったように思う。

東京近郊でマンションを買う30代のパワーカップル(共稼ぎの高所得者)も増えていると聞くし、ホームレスになる若者も増えているらしい。

プロゲーマーも増えているし、YouTuberだって増えている。もちろん、インスタグラマ

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嫌いな人は自分に似ている

嫌いな人は自分に似ている

まずは「あおり運転」の話から。

あおり運転の犯人に対する世間の怒りにはすごいものがある。

あおり運転は、もちろんやってはいけない危険な行為だ。腹が立つのは当然である。ただし、あおり運転に対する世間の怒り方は、連続殺人犯に対するよりも激しい感じがする。

東名あおり運転事故では、2人の方が亡くなった。一方、熊谷連続殺人事件では6人だ。相模原障害者施設殺傷事件は19人。埼玉愛犬家連続殺人の場合は4

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SNSの未来

SNSの未来

今日はちょいとマジメにこれからSNSがどういう方向へ行くのだろうということを書いてみたい。たまにはピリッとしたことも書いておかないと。

ただし全部きちんと書いていたら1万字でも足りないのでほんのさわりだけ。

また以下には、もしかすると「最先端の人々」のあいだではすでに当たり前になっていることが書かれているかもしれないが、あくまで一介のシロートが考えたことですのでご容赦ください。

さて、SNS

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人というのはあんがい単純にできている

人というのはあんがい単純にできている

ぼくがSNSに投稿する際に一番気にかけているのは「気分のままに投稿しない」ことだ。怒りをそのままぶつけないということ。そのためにどうすればいいのかについて、簡単な方法を書いみようと思う。

とはいえ、ぼくも30代のころは、そのときの気分のままに投稿していたし、それを自覚したことはなかったのでエラそうなことは言えない。当時のぼくが「気分のままに投稿するな」と言われても「ハァ?」という感じでなんのこと

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だれにでも伝わることば

以前「バカッター」と呼ばれる出来事があった。

あれほどの騒ぎになったのは、内輪でおもしろがっていたつもりの投稿が全国に拡散されてしまったからだろう。

ネットの世界ではだれが見ているか分からない。だから、自分の言動が内輪以外の人にどう見えるかを意識しておくことはだいじだ。

***

もちろん他人を意識しないでSNSを使う人もいる。リアルでは言えないことを匿名で吐きだす人たち。

かれらは、井戸

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